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RaspberryPi 1 Model B で3GPIを使うにはニッパーが必要だって話

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以下の組み合わせでラズパイの3G接続ができましたので報告します。

・RaspberryPi 1 Model B Rev.2

・3GPI (http://www.mechatrax.com/products/3gpi)

・SORACOM Air SIM

ラズパイにSIMを乗っけようと思ったら、メカトラックスさんの3GPIが最高であるという話はかねてから聞いていました。夜な夜なお祈りしていたら(嘘)、メカトラックスさん自身からボードをご提供いただけましたので(本当)、調子に乗って記事を書くことにしました。

まず、胸ワクで3GPI開封の儀です。

左上がラズパイに乗っけるシールド本体、左下が3G用のアンテナです。シールドの左の方に金色の金具が2つくっついていると思います。この真ん中の方にアンテナをねじ込みます。下にもアンテナをつけられる箇所があり、ここに別売りの専用アンテナをつけるとGPSまで使えるようです。知らなかった!

真ん中下のSDカードは、ドライバ込のOS (Raspbian)イメージが書き込まれたもので、ラズパイ本体に差し込みます。つまり、自分でOSイメージを書きこむ必要がないわけです。個人的に、ラズパイ最初にして最大の困難がこのOSイメージを自分でSDに書き込むところだと思っているので、このフェーズをスキップできるのは大変うれしいですね!(ただしOSはRaspbian固定になります)

その上のUSBケーブルは、シールドとラズパイ本体の通信に使われるもので、本体側のUSBポートを一つ占有します。電源用じゃないので注意。

右端のACアダプタはシールドの電源です。シールドに電源供給されていれば、ラズパイ本体に電源を供給する必要がないのが地味に、しかしかなりうれしいです。

SIMは、たまたまSORACOM AirのナノSIMが手元にあったので使うことにしました。3GPIは標準SIMサイズなので、アダプターを付けて装着します。

また、ラズパイとしては、これもたまたま手元にラズパイ1のModel B Rev.2があったので、かなり古いんですが使ってみました。

よーしこれでドッキング!!

と思ったのですが、刺さらないことにはたと気づきました。3GPIのピンは40本ですが、ラズパイBは古いのでピンの数が26本。それならまだしも、3GPIのソケットが、ラズパイ上のビデオ端子とぶつかっています!

それで、3GPIのソケットの方を加工するか、ラズパイ側の方を加工するか悩んだ結果、ラズパイのビデオ端子は使ったことがないし、今後も使うとは思えなかったので、こっちをニッパーで切り離してくっつけることにしました。

残酷…

しかし、これで無事にドッキングできました!

ケーブルも挿していくとこんな感じになります。残ったUSBポートにキーボードを、HDMIにディスプレイを挿して起動です。もちろん他のPCなどからsshで入っても問題ありません。

これでラズパイを起動すると、おなじみのラズパイコンソールが出ます。ここで

ping www.google.com

と打ってみると…

よっしゃあああ!!!!

SORACOM AirかIIJmioのSIMであれば、何も設定することなく接続できるって説明書に書いてありましたが偽りはありませんでした。これは簡単でいいですね!

ただし旧世代のラズパイにこだわる人はニッパーが必要なのでご注意を(笑

メカトラックスさん公式には


※Raspberry Pi model B については別途御問い合わせ下さい


とのことです。頼めばピンが少ないものを送ってくれるのかも。ニッパー作戦実行時には自己責任でお願いします!

最後に蛇足ですが、Ethernetと3G両方を使う場合、デフォルトだとEthernetが優先に使われるようです。3Gを優先にするには、

sudo route del default dev eth0

sudo route add default dev ppp0

の2コマンドを打つ必要があります。インターネット接続のない閉じたLANにラズパイ+3GPIを入れて外の世界とやりとりさせたいようなときには役立つかもしれません。

ここら辺の設定について詳しく書いてくださっている方がいるので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

http://qiita.com/dietposter/items/ac9108b8eaebb90e8050