Stretcher v0.7.0 では src
がないmanifestを処理すると単に pre
/post
, success
/failure
のコマンド実行だけを行うようになりました。
commands:
pre:
- command1
- command2
post:
- command3
success:
- notify_success_command
failure:
- notify_failure_command
pre, postとは何なのか、という感はありますが、単にpreとpostが連続して実行されるのでどちらに記述しても差異はありません。
たまに、Stretcherがインストールしてあるホストに対してコマンド実行だけ行いたいことがあるのですが(イレギュラーな再起動とか)、consul exec
は自由すぎてちょっと…という場合や、consul agentとstretcherの実行権限を分けているのでstretcherの実行ユーザでコマンドを発行したい、などといった場合に使えるかと思います。
また、エントリを上げていませんでしたが v0.6.0 からは sync_strategy
という設定項目が増えていて、tarを展開した後 rsync ではなく mv(相当) でデプロイ先に同期することができます。
Capistranoのように、デプロイごとにuniqueなディレクトリに配置した上でsymlinkを張り替えるようなやり方の場合に、便利かと思います。PullRequestをいただいた @udzura さん、ありがとうございました!