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【2020年版mac移行】macos 10.15 Catarinaへ移行アシスタントを使わずに1から作業環境を作り上げる(CUI編)

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MacBook Pro 2020を購入しました。約3年ぶりです。

PC環境はいつもキレイな状態にしておきたいものですが、最高のタイミングがPC買い替え時です。
PCを買い替えても私はいつも移行アシスタントを使っていません。
マシン環境の再確認、棚卸しができるので結果綺麗な環境を作り直すことができます。

移行作業の記事は3年前にも書いています。
【2017年版】MacOS Sierraに新しく環境構築(主にCUI) - Qiita
今回も同様に記録を残します。

設定作業

CUIの土台を整える

iTerm2のインストール、設定

入手先: 公式サイト

インストール

Macにはターミナルという名前の標準ターミナルアプリが最初から入っていますが、iTerm2が使い勝手が非常によいのでこれをインストールします。
iTerm2 - macOS Terminal Replacement

iTerm2の良さは下記でも紹介されています。
MacのターミナルアプリはiTerm2で決まり!!オススメの設定と基本的な機能まとめ – Webrandum

設定(必要なければスキップ)

配色をJapanesqueに設定しました。
最初から入っているテーマではないのでダウンロードしたものをインポートします。

手順1. テーマが入っているファイルをgit cloneする。

git clone https://github.com/aereal/dotfiles.git

手順2. iTerm2の環境設定 => Import)から「colors/Japanesque/Japanesque.itermcolors」を選択
手順3. 配色から「Japanesque」を選択(Preference => Profiles => Colors => Load Preset => Japanesque)
(手順2でJapanesqueが選択できるようになります。)

下記にも設定方法が記述されています。
iTerm2でColorsにJapanesqueを設定する - Qiita

次にフォントをRictyに設定しました。
読みやすさに定評のあるプログラミングフォントです。
Rictyは別途インストールする必要があります。
下記のコマンドを実行するとインストールされます。

brew tap sanemat/font
brew install ricty
cp -f /usr/local/opt/ricty/share/fonts/Ricty*.ttf ~/Library/Fonts/
fc-cache -vf

インストール方法は下記にも記載されています。
Homebrewを使ってRictyをインストール - Qiita

インストール後は、環境設定からフォントを選択します。(Preference => Profiles => Text)

XCodeインストール

入手先: app store

  • Homebrew(後述)のインストールにはCommand Line Toolsのインストールが必要。
  • Command Line ToolsのインストールにはXCodeが必要。

です。

Command Line ToolsはHomebrewをインストールするときに一緒にインストールされるので、ここではXCodeをインストールします。 一度XCode起動させて、「Agree」をクリックしておきます。

Homebrewインストール

入手先: 公式サイトを参考にコマンドラインで入手

macOS(またはLinux)用パッケージマネージャー — Homebrew

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"

以前はCommand Line Toolsを手動でインストールする必要がありましたが、今は勝手にインストールしてくれます。

作業効率を上げるパッケージ群をインストール

作業の効率を上げるパッケージをインストールしていきます。

brew install neovim
brew install zsh
brew install wget tree fzf jq nkf massren tig fasd rsync

Catarinaからは最初からログインシェルがzshです。
ただし、Homebrew版のzshの方が安定版のバージョンが新しかったのでインストールしました。

Preztoインストール

Preztoはzshフレームワークです。便利なzshの設定が前もって記述されています。

インストール方法は公式に記載されています。所定のディレクトリにgit cloneしてホームディレクトリにシンボリックリンクを作成しています。

sorin-ionescu/prezto: The configuration framework for Zsh

git clone --recursive https://github.com/sorin-ionescu/prezto.git "${ZDOTDIR:-$HOME}/.zprezto"
setopt EXTENDED_GLOB
for rcfile in "${ZDOTDIR:-$HOME}"/.zprezto/runcoms/^README.md(.N); do
  ln -s "$rcfile" "${ZDOTDIR:-$HOME}/.${rcfile:t}"
done

Webサーバー構築

ローカル開発環境となるWebサーバーの構築です。

MySQLインストール

Qiitaから流用

CREATE USER `ユーザー名`@localhost IDENTIFIED BY 'パスワード';

GRANT ALL PRIVILEGES ON DB名.* to `ユーザー名`@localhost;

SQLiteインストール

SQLiteを実案件で使うことはほとんどないですが、簡易的なツールで使うことがあります。

brew install sqlite

PHP7.4インストール

最初から入っているのはPHP7.3でした。brew searchをしてHomebrewでインストールできる最新版を調べます。

以下を参考にしました。

/usr/local/opt/php@7.4/bin:

brew search php@7
==> Formulae
php@7.2                    php@7.3                    php@7.4

7.4が最新なので、これをインストールします。

brew install php@7.4

.zshrcにパスを通します。私はもとからPATH=〜で定義していたのでそれに付け足すようにしました。


# ~/.zshrc

PATH=/usr/local/opt/php@7.4/bin:/usr/local/opt/php@7.4/sbin:〜:$PATH

php.iniを調整します。
私は以下を調整しました。

  • 文字エンコーディングをUTF-8に設定※最初からそうなっているかも
  • タイムゾーン設定
  • 環境変数を参照できるように設定($_ENV['HOME'] でホームディレクトリを参照できます。)
default_charset = "UTF-8"
date.timezone = Asia/Tokyo
# variables_order = "GPCS"
variables_order = "EGPCS"

PHP用のツールインストール

Composer

PHPのパッケージ管理ツール、ComposerもHomebrewでインストールします。

brew install composer

PshSH

PHPのREPL環境、PshSHをComposerでインストールします。

composer g require psy/psysh:@stable

Apacheインストール

macには最初からApacheはインストールされていますが、Homebrew版の方が使いやすいので別途インストールします。

brew install httpd

設定ファイルの場所を調べます。

apachectl -V

設定ファイルでは、以下を調整しています。

  • mod_rewrite有効化
  • Virtual Host有効化
  • phpモジュールの読み込み
  • 拡張子.phpでアクセスされたときにphpとして処理する
LoadModule rewrite_module lib/httpd/modules/mod_rewrite.so # コメントアウト解除

# Virtual hosts
Include /usr/local/etc/httpd/extra/httpd-vhosts.conf # コメントアウト解除

# 以下追記
LoadModule php7_module /usr/local/opt/php/lib/httpd/modules/libphp7.so
<FilesMatch \.php$>
    SetHandler application/x-httpd-php
</FilesMatch>

npmパッケージをインストール(グローバルのみ)

グローバルで使用するnpmパッケージのみをインストールします。

npm install -g yarn

GUIアプリケーションを便利に使うためのコマンド

ForkLift 3をデフォルトのファイルビューアとして開く(Finderの代わりにForkLift 3を開く)

ファイル管理ソフトとしてForkLift 3を使っています。
「Finderで開く」「Reveal in Finder」といったメニューは通常Finderが開きますが、ForkLift 3が開くように設定変更します。

defaults write -g NSFileViewer -string com.binarynights.ForkLift-3

このコマンドの意味は下記に詳しく紹介されています。
ForkLift 3をMacのデフォルトファイラに変更 - Debug Your Life // 暮らしをデバッグする。

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