Data 360とAgentforceは、いずれも近年に追加された新しい領域の資格です。認定資格はそれぞれ1つずつあり、データを整える側と、AIを動かす側という関係になっています。どちらも前提資格がありません。
- どちらも前提資格がなく、Platform アドミニストレーターを持っていなくても申し込めます
- 合格点の設定は正反対で、片方は35資格のなかで低いほう、もう片方は高いほうです
- **Agentforce スペシャリストの出題範囲の5分の1が「Data 360 の基礎」**です
- 2つを並べて持つ理にかなった理由は、公式の出題範囲そのものにあります
2資格の一覧
並べて見てほしいのは合格点です。同じ新しい領域の資格でも、要求される仕上がりがまるで違います。
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Data 360 コンサルタント
受験料 ¥30,000/60問/合格点 62% -
Agentforce スペシャリスト
受験料 ¥30,000/60問/合格点 72%
**どちらも前提資格がありません。**ただし合格点の開きは大きく、当研究所が実測した35資格のなかで、Data 360 コンサルタントは低いほう、Agentforce スペシャリストは高いほうに置かれています。
同じ問題数でも、落とせる問題の数が大きく違うということです。2つ続けて受けるつもりなら、後半に置くほうの学習量を厚くしてください。
この2資格には、当研究所の無料模擬試験と模擬問題集(500問)があります。合格点の差がどれくらいの手応えの差になるかは、解いてみるのが早いです。
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Salesforce 認定 Data 360 コンサルタント
無料模擬試験 60問 / 模擬問題集 500問 -
Salesforce 認定 Agentforce スペシャリスト
無料模擬試験 60問 / 模擬問題集 500問
Data 360 コンサルタント(旧 Data Cloud コンサルタント)
改称したのは資格の名前で、旧名称は「Data Cloud コンサルタント」です。扱うのは、社内外に散らばったデータを1か所に集めて、同じ人・同じ会社として結び直す領域です。
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Data 360の概要
18% -
Data 360の設定と管理
12% -
データ取得とデータモデリング
20% -
ID解決
14% -
セグメンテーションとインサイト
18% -
データの操作
18%
「同じ人・同じ会社として結び直す」領域は**「ID解決」**という名前で1つの範囲になっています。当研究所が35資格の出題範囲を突き合わせた範囲では、この見出しが出てくるのはこの資格だけです。
前提資格がないので、データ基盤の側からSalesforceに関わる方が最初に取る資格にもなり得ます。コンサルタント系のなかでも、Platform アドミニストレーターを前提としないグループに入ります。
Agentforce スペシャリスト
AIエージェントを設計し、動かす側の資格です。ただし前提資格が無いわりに、**合格点は35資格のなかで高いほうに置かれています。**名前の新しさから入門資格と誤解されやすいのですが、設定は厳しめです。
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プロンプトエンジニアリング
20% -
Data 360 の基礎
20% -
AI エージェント
35% -
テスト、リリース、メンテナンス
10% -
ガバナンスとオブザーバビリティ
10% -
マルチエージェントオーケストレーション
5%
最大の範囲は「AI エージェント」です。残りの4分の1はテストとリリース、ガバナンスとオブザーバビリティ、マルチエージェントオーケストレーション——作ったあとどう運び、どう監視し、どう統制するかです。
エージェントを1つ作れることではなく、業務に載せて回し続けられることが問われる設計になっています。
Trailheadのロール別の認定資格ページでは、この資格が**アドミニストレーター・デベロッパー・アーキテクトの3ロールすべてに掲載されています。**職種を選ばず関わる領域だという位置づけです。
なお公式の「認定 AI アソシエイト資格の廃止に関するFAQ」(日本語版)には、同資格が2026年2月2日に廃止されたことが明記されています。公式が案内している受け皿が、このAgentforce スペシャリストです。
2つを並べて持つ意味(公式の出題範囲にそう書いてある)
「AIをやるならデータもいる」というのは、よく言われることです。Agentforce スペシャリストの場合、それは一般論ではなく出題範囲そのものです。
公式受験ガイドの6つの範囲のうち1つが「Data 360 の基礎」で、配点は20%。プロンプトエンジニアリングと同じ重さが置かれています。
つまり**Agentforce スペシャリストを受けるなら、Data 360の学習は避けて通れません。**逆から見れば、Data 360 コンサルタントの学習は、その一定量がAgentforce スペシャリストの5分の1の範囲にそのまま効きます。
2つを並べて持つのが理にかなっているのは、キャリアの見栄えの話ではなく出題範囲が実際に重なっているからです。順番はどちらからでも構いません。
ただしAgentforce スペシャリストから入る場合、Data 360の範囲が学習に乗ってくることは見込んでおいてください。合格点が高いほうの資格でもあります。
2資格の模擬問題集
当研究所は、上の2資格ともに無料模擬試験と模擬問題集(500問)を用意しています。出題範囲ごとの問題数は、公式受験ガイドの配点比率に合わせて配分しています。
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Salesforce 認定 Data 360 コンサルタント
無料模擬試験 60問 / 模擬問題集 500問 -
Salesforce 認定 Agentforce スペシャリスト
無料模擬試験 60問 / 模擬問題集 500問
あわせて読みたい
資格別の一覧はSalesforce認定資格 模擬問題集 資格別リンク集にまとめています。
この記事の情報について
- 受験料・合格点・問題数・試験時間・前提資格は、各資格の日本語版公式受験ガイドを当研究所が1本ずつ読んで書き写した値です。英語版とは合格点・問題数・受験料が異なることがあるため、参照しているのは日本語版のみです。
- どの資格がどのカテゴリに属するかはSalesforce公式ヘルプ「Salesforce 認定資格一覧」(日本語版)に合わせています。記事のなかでの並び順は、読みやすさを優先して組み替えている場合があります。
- 試験の内容・形式・合格点・受験料は、Salesforce社の判断により予告なく変更されることがあります。受験前に必ず公式受験ガイドで最新情報をご確認ください。
- 公式に記載のない事項(試験の改訂日、出題形式の内訳など)は、推測で書かない方針にしています。
免責事項
- 非公式のオリジナル教材です:当研究所の模擬問題・解説はすべて独自に作成したものであり、実際の試験問題の複製・転載・流用ではありません。Salesforce, Inc.が提供・監修・承認したものではなく、同社と提携・協賛等の関係もありません。Salesforce、Trailhead等の名称・ロゴはSalesforce, Inc.の商標または登録商標です。
- 合格・成果の保証はありません:各記事は学習の補助を目的としたもので、資格試験の合格その他の成果を保証するものではありません。
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