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Salesforce認定資格 取る順番|前提資格が要るのは35中9資格だけ、試験なしで手に入る資格が2つある

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Last updated at Posted at 2026-08-06

Salesforceの資格には、先に別の資格を持っていないと申し込めないものがあります。一方で「上級」と付いていても前提資格のない資格があり、さらに試験そのものが存在せず、決められた資格をそろえると付与される資格まであります。

  • 前提資格が必要なのは35資格のうち9つだけ
  • 前提資格が1つではない資格が1つある
  • アーキテクト系の7資格には前提資格が無い
  • 試験を受けずに手に入る資格が2つある
  • 「前提資格なし」と「準備なしで受かる」は別の話

この35という数は当研究所の集計です。日本語で受験できる41資格から、前提資格の合格で自動付与される統合資格2つ、口頭評価形式のテクニカルアーキテクトの2段階、2027年2月1日に廃止される2資格を除いています。


前提資格が必要な9資格

当研究所が扱う35資格のうち、公式受験ガイドの「試験の詳細」に前提資格の記載があるのは次の9つです。ここに載っていない資格は、今日いきなり申し込めます。

  • Platform アドミニストレーター 上級
    前提資格 Platform アドミニストレーター/受験料 ¥30,000/合格点 65%
  • Platform デベロッパー 上級
    前提資格 Platform デベロッパー/受験料 ¥30,000/合格点 70%
  • MuleSoft デベロッパー 上級
    前提資格 MuleSoft デベロッパー/受験料 ¥30,000/合格点 70%
  • Agentforce Sales コンサルタント
    前提資格 Platform アドミニストレーター/受験料 ¥30,000/合格点 73%
  • Agentforce Service コンサルタント
    前提資格 Platform アドミニストレーター/受験料 ¥30,000/合格点 78%
  • Experience Cloud コンサルタント
    前提資格 Platform アドミニストレーター/受験料 ¥30,000/合格点 65%
  • Agentforce Field Service and Operations コンサルタント
    前提資格 Platform アドミニストレーター かつ Agentforce Service コンサルタント/受験料 ¥30,000/合格点 63%
  • Marketing Cloud Engagement コンサルタント
    前提資格 Marketing Cloud Engagement アドミニストレーター/受験料 ¥30,000/合格点 67%
  • Marketing Cloud Engagement デベロッパー
    前提資格 Marketing Cloud Engagement スペシャリスト/受験料 ¥30,000/合格点 63%

並べてみると3つの型があります。どれも「下位の資格を先に取る」形ですが、起点になる資格が型ごとに違います。

  • 同じ資格の上級版:Platform アドミニストレーター 上級、Platform デベロッパー 上級、MuleSoft デベロッパー 上級。いずれも下位版の合格が要ります。
  • コンサルタント系:Agentforce Sales/Agentforce Service/Experience Cloud/Agentforce Field Service and Operationsの4つは、いずれもPlatform アドミニストレーターが起点です。コンサルタントを目指すなら、まずここを通ります。
  • Marketing Cloud 系:Engagement コンサルタントとEngagement デベロッパーに前提資格があります。ただし2つの起点は同じではないので、上の一覧で自分の目標資格の前提資格を確認してください。

1つだけ、前提資格が2つある資格があります。Agentforce Field Service and Operations コンサルタントは、Platform アドミニストレーターに加えてAgentforce Service コンサルタントも求められます。


前提資格がない資格(意外なところ)

「難しそうだから前提資格があるはず」と思われがちですが、次の資格には**公式受験ガイド上の前提資格がありません。**実務経験は当然求められますが、いきなり申し込むこと自体はできます。

  • アーキテクト系の7資格:Platform Data/Platform Development Lifecycle and Deployment/Platform Identity and Access Management/Platform Integration/Platform Sharing and Visibilityの5つと、MuleSoftのアーキテクト2資格。すべて前提資格がありません。
  • Platform アプリケーションビルダー:Platform アドミニストレーターを取ってから、と思われがちですが前提資格ではありません。
  • Platform デベロッパー:2つの統合資格の構成資格ですが、これ自体には前提資格がありません。
  • Data 360 コンサルタント・Omnistudio コンサルタント・Agentforce スペシャリスト:コンサルタント系・専門系でありながら前提資格がありません。

前提資格が無いということは、順番待ちが発生しないということです。アーキテクト系を目指す場合、今日どれから受けても経路の上では前進します。

前提資格のないアーキテクト系のうち、当研究所が模擬問題集を用意しているものです。まず無料版で出題の粒度を確かめてください。


「前提資格なし」と「準備なしで受かる」は別の話

受験ガイドには2つの欄があります。「試験の詳細」の前提条件と、「対象者について」です。上の一覧で「前提資格なし」としているのは前者、つまり申し込みを止めるゲートが無いという意味です。

一方「対象者について」の欄には、実務経験の年数や想定される担当業務が書かれている資格があります。こちらは申し込みの条件ではなく、推奨される受験者像の説明です。

前提資格として語られることがあるのに、公式受験ガイドの前提条件の欄には入っていないものが3つあります。ここを取り違えると、受けられる試験を受けずに待つことになります。

  • スーパーバッジ:Trailheadの実践課題です。受験ガイドに載ることはありますが、置かれているのは「推奨トレーニングと参考資料」の欄で、準備のための推奨教材として並んでいます。前提条件の欄ではありません。
  • 実務経験の年数:「対象者について」の欄に書かれている推奨です。前提条件の欄に年数が書かれている資格はありません。年数が申し込みの段階でどう扱われるかまでは公式に書かれていないので、当研究所では断定しません。
  • トレーニングコースの受講:受講が推奨として挙がる資格はありますが、いずれも「または同等の経験と知識」と併記されており、受講そのものが条件になっているわけではありません。

とくにPlatform デベロッパー 上級については、スーパーバッジが取得の要件だと理解されていることがあります。

当研究所で日本語版の公式受験ガイドとTrailhead Academyの認定資格ページを読み直しましたが、現在の記載に、スーパーバッジを取得要件とする文はありませんでした。

過去に要件だった時期があるかどうかは、日本語版の公式ページに改訂履歴が残っていないため確認できませんでした。要件は改定されることがあるので、申し込みの前に公式受験ガイドの最新版でご自身でも確かめてください。


試験を受けずに手に入る資格がある

アーキテクト系には、単独の試験が存在せず、決められた資格をそろえると自動的に付与される統合資格が2つあります。これを知らないと「試験の申し込みページが見つからない」と探し回ることになります。

公式の認定資格ページにも「これらの認定試験に合格すると、自動的にこの認定資格が付与されます」と書かれています。

認定アプリケーションアーキテクト

設計そのものではなく、設定とコードの両側から作れることを示す統合資格です。次の4資格をそろえた時点で付与されます。

  • Platform アプリケーションビルダー
    受験料 ¥30,000/60問/合格点 63%
  • Platform Data アーキテクト
    受験料 ¥60,000/60問/合格点 58%
  • Platform デベロッパー
    受験料 ¥30,000/60問/合格点 68%
  • Platform Sharing and Visibility アーキテクト
    受験料 ¥60,000/60問/合格点 58%

4資格の受験料の合計だけが実費です。統合資格そのものに受験料はかかりません。

認定システムアーキテクト

こちらはシステムの寿命と境界を扱う側の統合資格です。開発の進め方、認証、連携、そして開発そのもので構成されています。

  • Platform デベロッパー
    受験料 ¥30,000/60問/合格点 68%
  • Platform Development Lifecycle and Deployment アーキテクト
    受験料 ¥60,000/60問/合格点 65%
  • Platform Identity and Access Management アーキテクト
    受験料 ¥60,000/60問/合格点 67%
  • Platform Integration アーキテクト
    受験料 ¥60,000/60問/合格点 67%

Platform デベロッパーは両方に共通で数えられます。したがって2つの統合資格をそろえるのに必要な試験は8つではなく7つです。この7つは、最上位のテクニカルアーキテクトに進むための土台にもなります。


順番に迷ったときの考え方

前提資格の制約が無い資格どうしは、どこから受けても構いません。それでも迷うなら、次の3段で考えると決まりやすくなります。

  1. 土台をつくる
    Platform アドミニストレーター
    コンサルタント系4資格の前提資格であり、他の資格を読むための共通言語になります。
  2. 方向を決める
    Platform アプリケーションビルダー
    Platform デベロッパー
    設定で作るならアプリケーションビルダー、コードを書くならデベロッパー。どちらもアーキテクトへ続きます。
  3. 専門を選ぶ
    業務領域(コンサルタント)・製品(Marketing Cloud 系/MuleSoft 系/Tableau)・設計(アーキテクト)のいずれかへ分岐します。

この3段は前提資格の並びではなく、学習の効率で組んだものです。1段目が他の資格を読むための共通語彙、2段目が作り方の選択、3段目が専門です。

順番の制約が無い場合、もう1つの判断材料が出題範囲の重なりです。範囲の名前が対応している資格は、続けて受けると学習が二重に効きます。

  • Platform アプリケーションビルダーとPlatform デベロッパー:どちらも自動化とロジック、ユーザインターフェースという柱を持ちます。片方は設定で、もう片方はコードで、同じ領域を問われます。
  • Platform デベロッパーと同 上級:出題範囲の4つが名前ごと対応しており、上級ではパフォーマンスの範囲が1つ足されています。
  • Tableau Desktop 基礎とTableau データアナリスト:どちらも配点が最大の範囲は「データの探索と分析」です。
  • Agentforce スペシャリストとData 360 コンサルタント:Agentforce スペシャリストの出題範囲に「Data 360 の基礎」が含まれています。
  • 逆に、重ならない例:JavaScript デベロッパーの出題範囲にはSalesforceの語が1つも出てきません。Tableau Server アドミニストレーターも、他のTableauの2資格と共通する範囲は1つだけです。

重なりを使うと、2本目以降の学習量が目に見えて減ります。逆に重ならない資格を続けて受けると、毎回ゼロから積み直すことになります。


起点になる3資格の模擬問題集

上の3段のうち、1段目と2段目にあたる3資格です。無料の模擬試験と、全問解説つきの500問版を用意しています。

あわせて読みたい

資格別の一覧はSalesforce認定資格 模擬問題集 資格別リンク集にまとめています。


この記事の情報について

  • 受験料・合格点・問題数・試験時間・前提資格は、各資格の日本語版公式受験ガイドを当研究所が1本ずつ読んで書き写した値です。英語版とは合格点・問題数・受験料が異なることがあるため、参照しているのは日本語版のみです。
  • どの資格がどのカテゴリに属するかはSalesforce公式ヘルプ「Salesforce 認定資格一覧」(日本語版)に合わせています。記事のなかでの並び順は、読みやすさを優先して組み替えている場合があります。
  • 試験の内容・形式・合格点・受験料は、Salesforce社の判断により予告なく変更されることがあります。受験前に必ず公式受験ガイドで最新情報をご確認ください。
  • 公式に記載のない事項(試験の改訂日、出題形式の内訳など)は、推測で書かない方針にしています。

免責事項

  • 非公式のオリジナル教材です:当研究所の模擬問題・解説はすべて独自に作成したものであり、実際の試験問題の複製・転載・流用ではありません。Salesforce, Inc.が提供・監修・承認したものではなく、同社と提携・協賛等の関係もありません。Salesforce、Trailhead等の名称・ロゴはSalesforce, Inc.の商標または登録商標です。
  • 合格・成果の保証はありません:各記事は学習の補助を目的としたもので、資格試験の合格その他の成果を保証するものではありません。
  • 価格・販売状況について:価格および公開状況は変更されることがあります。最新の価格は各記事のページでご確認ください。

当研究所のすべての記事はhttps://note.com/sfcertlabからご覧いただけます。

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