Salesforce認定 Platform アドミニストレーター の過去問対策 無料模擬試験です。実際の試験問題ではなく、公式試験ガイド(日本語版)のセクション別出題比率にそのまま準拠して書き起こしたオリジナル問題を、本番と同じ 60問収録しました。全問に解説が付いています。この記事は最後まで無料で読めます。
Salesforce資格の試験対策には、知識を読むだけでなく、問題を解き、間違えた理由を全問解説で確認する勉強法をおすすめします。解いて採点すれば、いまの自分がどのくらいの位置にいるか、どの分野を落としているかが数字で分かります。
Salesforce認定資格 過去問 模擬問 研究所(note.com/sfcertlab)
受験予定の資格が違う方は、こちらから探せます。当研究所では他のSalesforce認定資格の模擬問題集も公開しています。
この無料模試を試験対策に活かす勉強法
公式受験ガイド(日本語版)に記載されている条件に合わせています。
- 問題数:60問(本番は多肢選択方式の 60 問と採点対象外の最大 5 問)
- 制限時間:105分(本番と同じ)
- 合格ライン:68%=41問正解(本番の合格点と同じです)
この無料模試の先に、全500問版があります。
まずは本記事で現在地を確認してください。試験対策の演習量を先に確保したい方は、同じ密度の全問解説が付いた全500問・全問解説付き問題集へ進めます。
※本記事の60問は、全500問版にも含まれています。
先に60問を解き切ってください。 解答と解説はこの記事の後半にまとめてあります。1問ごとに答えを見てしまうと、本番と同じ条件で現在地を測れません。紙かメモアプリに「問1 A」のように書き出しながら進めるのがおすすめです。
問題編(全60問)
1. 設定とセットアップ
問1. [難易度:シナリオ応用]
Cloud Kicks社は事業年度を2月開始のシンプルな暦月ベースで運用しており、四半期を単純に3か月区切りで管理している。今後、会計年度を週区切り(52/53週制)で管理し、四半期の開始日を厳密に指定したいという要望が経理部門から上がった。
管理者が案内すべき内容として最も適切なものはどれか。
A. 標準会計年度の設定画面で開始月を変更するだけで週区切りの会計年度に対応できる。
B. 会計年度は一度有効化した設定を後から自由に標準・カスタム間で切り替えられる。
C. カスタム会計年度は商談にのみ影響し、売上予測やクオータには影響しない。
D. カスタム会計年度を有効化する必要があり、有効化後は標準会計年度に戻せない。
問2. [難易度:基礎]
組織で設定する営業時間(Business Hours)の仕様として、正しいものはどれか。
A. 営業時間は1つの組織につきただ1つしか作成することができず、設定した内容がすべてのケースに対して一律に適用される仕組みになっている。
B. 営業時間はサポートプロセスの選択肢を制御する。
C. 営業時間は複数作成でき、エスカレーションルールやエンタイトルメントの経過時間計算の基準として使える。
D. 営業時間を設定すると、その組織に所属する全ユーザーの言語とロケールが、自動的に営業時間のタイムゾーンに合わせて変更される。
問3. [難易度:シナリオ応用]
Universal Containers社は複数通貨機能を有効化しグローバルに事業展開しているが、経理部門から「商談の金額は契約締結月の為替レートで換算したいが、他のオブジェクトの金額項目には通常の現在の換算レートを使い続けたい」という要望があった。管理者は高度な通貨管理の導入を検討している。
管理者が理解し案内すべき内容として最も適切なものはどれか。
A. 高度な通貨管理・期間指定換算レートは商談にのみ適用され、他のオブジェクトの金額項目には通常の換算レートが使われ続ける。
B. 高度な通貨管理を有効化すると、組織内のすべての通貨項目が期間指定換算レートの対象になる。
C. 高度な通貨管理は複数通貨機能を有効化しなくても、単一通貨の組織で利用できる。
D. 高度な通貨管理は無効化してもデータが失われることはなく、気軽に有効化・無効化を繰り返してテストできる機能である。
問4. [難易度:基礎]
複数通貨組織における「マスター通貨」と「個人設定の通貨」の役割分担として、正しいものはどれか。
A. 個人設定の通貨をユーザーが変更すると、そのユーザーが過去に作成済みのレコードの通貨項目の値も自動的に変換される。
B. マスター通貨はユーザーごとに個別に設定でき、レポートの集計にはユーザーのマスター通貨が使われる。
C. 個人設定の通貨は集計や換算レートの基準になる。
D. マスター通貨は組織全体の換算・ロールアップ集計の基準であり、個人設定の通貨はユーザーが新規レコードを入力する際の既定通貨を指す。
問5. [難易度:基礎]
カスタムのLightningアプリケーションへのアクセス制御について、正しい説明はどれか。
A. カスタムアプリケーションに含めるナビゲーションアイテムは、一度設定すると変更できない。
B. ユーティリティバーはSalesforce Classicの機能であり、Lightning Experienceでは利用できない。
C. プロファイルや権限セットの「割り当てられたアプリケーション」欄で、アプリごとの利用可否を設定する。
D. アプリケーションへのアクセス制御に権限セットを使うことはできず、ユーザーに割り当てたプロファイル単位でのみ設定できる。
問6. [難易度:基礎]
作成したリストビューを他ユーザーと共有する設定について、正しいものはどれか。
A. リストビューは作成したユーザー本人にしか表示できず、他ユーザーと共有する機能は存在しない。
B. リストビューの共有設定は組織の共有設定(OWD)を変更しない限り一切変更できない。
C. リストビューの共有先として、特定のロール・公開グループまたは全ユーザーを選択できる。
D. リストビューはプロファイルにひもづく設定であり、同じプロファイルのユーザー全員に自動的に共有される。
問7. [難易度:シナリオ応用]
ある管理者は、どのページからでもすぐに「電話を記録」できるよう、特定の取引先責任者ページに限定しないアクションを追加したいと考えている。オブジェクト固有のクイックアクションでは、対象レコードのページを開いていないと使えず不便だという声が営業部門から上がっている。
管理者が設定すべき対応として最も適切なものはどれか。
A. 取引先責任者専用のオブジェクト固有のアクションを作成し、全ページのナビゲーションに追加する。
B. グローバルアクションを作成し、グローバルパブリッシャーレイアウトに追加してどのページからも使えるようにする。
C. 承認プロセスの申請時に実行されるアクションとして「電話を記録」を設定し、承認申請と合わせて呼び出す。
D. リストビューのボタンとして配置する。
問8. [難易度:シナリオ応用]
ある管理者が、取引先の標準レコードページに独自のカスタムコンポーネントを追加したLightningページを作成した。このページを、営業担当プロファイルのユーザーにだけ表示させ、他のプロファイルのユーザーには既存の標準ページを表示させたい。
管理者が行うべき設定として最も適切なものはどれか。
A. 新しく作成したLightningページを組織全体のデフォルトのアプリケーションページとして設定し、全ユーザーに一律に公開する。
B. 検索条件でプロファイル名を判定表示する。
C. Lightningアプリケーションビルダーの[アクティブ化]画面で、ページをアプリケーション・レコードタイプ・プロファイルの組み合わせに割り当てる。
D. 営業担当プロファイルのシステム権限で、標準レコードページへのアクセスを無効にする。
問9. [難易度:難問]
Universal Containers社の管理者は、日本法人と米国法人の両方で同じメールアドレス形式の文字列をユーザー名として複数のユーザーに設定しようとしたところ、2人目のユーザー作成時にエラーが発生した。
この事象について管理者が理解しておくべき内容として最も適切なものはどれか。
A. ユーザー名はメールアドレス形式である必要はあるが、組織単位で一意であれば全組織で重複しても問題ない。
B. ユーザー名はロケール設定によって重複チェックの対象外になる場合があり、日本ロケールでは同一ユーザー名を複数人に割り当てられる。
C. ユーザー名はSalesforceの全組織を通じて一意である必要があるため、他組織で既に使われている文字列は設定できない。
D. ユーザー名の重複エラーは組織間の同期処理が一時的に遅延したことによるものであり、時間をおいて再実行すれば同じユーザー名でも登録できる。
2. オブジェクトマネージャーとLightningアプリケーションビルダー
問10. [難易度:シナリオ応用]
Ursa Major Solar社の管理者は、1つの商談に複数の取引先責任者を関与させ、それぞれの役割(意思決定者、影響力者等)を記録したいという要望を受けた。標準機能だけでこれを実現する方法を検討している。
管理者が案内すべき対応として最も適切なものはどれか。
A. 商談の関連リストにある取引先責任者の役割機能を使い、複数人それぞれに異なる役割を設定して関連付ける。
B. 取引先責任者オブジェクトを商談の主従関係の子オブジェクトとして再定義したうえで、役割を表す新しいカスタム項目を追加して管理する。
C. 取引先責任者に商談参照項目を複数作り使い分ける。
D. ケースオブジェクトを介して取引先責任者と商談を間接的に関連付けたうえで、それぞれの役割はケースの説明欄に記録する。
問11. [難易度:シナリオ応用]
Universal Containers社の管理者は、カスタムオブジェクト「保証書」を「商品」の主従関係の子として作成した。保証書ごとの件数を商品側で自動集計したいという要望があり、また商品が削除された場合は関連する保証書も一括で削除されてよいと確認済みである。
この主従関係の特性として正しいものはどれか。
A. 商品(主)を削除すると、関連する保証書(詳細)レコードも連鎖して削除され、商品側に保証書の件数を積み上げ集計項目で表示できる。
B. 保証書レコードには商品側の共有設定とは切り離した独自の共有ルールを設定することができ、商品のアクセス権とは無関係にレコードへのアクセス権を個別に制御できる。
C. 保証書(詳細)レコードの所有者は商品(主)の所有者とは独立して管理されており、レコードごとに個別に所有者を変更することができる。
D. 保証書側にある商品(主)を参照する項目は、レコードを作成した後であれば値を空欄に変更でき、主レコードとの関連付けを外すことができる。
問12. [難易度:難問]
Ursa Major Solar社の管理者は、カスタムオブジェクト「トレーニング記録」から標準オブジェクト「取引先責任者」への参照関係を作成する際、「取引先責任者が削除されたらトレーニング記録も一緒に削除してよい」という業務要件を検討している。
参照関係の削除時の挙動として、管理者が理解しておくべき正しい説明はどれか。
A. 参照関係では親レコードが削除されたときの挙動をあらかじめ選択することができず、常に子レコード側の参照項目の値が自動的に空欄へ変更されてしまう。
B. 参照関係では親レコード削除時に子レコードも連鎖削除するオプションを、参照先が主従関係でなくても設定できる。
C. 参照関係では、子レコードは親レコードの共有設定をそのまま継承するため、親レコードと同じアクセス権の範囲で参照される。
D. 参照関係の参照項目は、主従関係と異なり、ページレイアウトの設定でも項目自体の定義でも必須にすることが一切できない。
問13. [難易度:基礎]
管理者が、外部データソースに保管されている出荷履歴を外部オブジェクトとして取り込み、取引先と関連付けたい。外部システムのレコードにはSalesforceのレコードIDが存在しないため、既存のレコードIDを使った紐付けはできない。
この状況で使用すべき関係の種類として最も適切なものはどれか。
A. 間接参照関係を使用し、取引先側に設定した外部IDかつ一意の項目と、外部オブジェクト側の項目値を照合する。
B. 主従関係で外部オブジェクトを子にする。
C. 外部参照関係を使用し、取引先の標準のレコードIDを外部システム側へ書き出して紐付けのキーとする。
D. 階層関係を使用し、取引先の所有者と出荷履歴の担当者を直接結び付ける。
問14. [難易度:シナリオ応用]
Ursa Major Solar社では、1つのトレーニングコースに複数の従業員が参加でき、1人の従業員が複数のコースに参加できるようにデータモデルを設計したい。さらに、参加ごとの受講日や修了ステータスといった固有の項目も記録したい。
管理者が取るべき対応として最も適切なものはどれか。
A. 従業員オブジェクトにトレーニングコースへの参照関係項目をたった1つだけ追加しておき、複数のコースに関する値をカンマ区切りの文字列としてまとめて保存する。
B. トレーニングコースと従業員の双方に主従関係を持つ連結カスタムオブジェクトを作成する。
C. 従業員オブジェクトに、参加しうるトレーニングコースの数だけ参照関係項目をあらかじめ用意しておく。
D. 従業員オブジェクトに複数選択リスト項目を作成し、選択肢としてトレーニングコース名の一覧を登録して運用する。
問15. [難易度:基礎]
管理者が、外部システムに保存されたデータをリアルタイムに参照するために外部オブジェクトを作成し、既存の別の外部オブジェクトの子として関連付けたいと考えている。両方とも同じ外部データソースに属している。
この関係を設定する際に使用すべき関係の種類として最も適切なものはどれか。
A. 外部参照関係を使用し、子となる外部オブジェクトを親の外部オブジェクトに関連付ける。
B. 主従関係を使用したうえで、子となる外部オブジェクトのレコードを親側の外部オブジェクトに対して厳密に従属させるように構成する。
C. Salesforce側の標準オブジェクトが持つ外部ID項目と値を照合する間接参照関係を使用する。
D. 多対多の関係を表す連結オブジェクトを新たに作成し、2つの外部オブジェクトをその連結オブジェクト経由で結び付ける。
問16. [難易度:シナリオ応用]
Northern Trail Outfitters社の管理者は、複数のカスタムオブジェクト間の参照関係や主従関係を視覚的に把握し、新しいカスタム項目をドラッグ&ドロップの操作で追加したいと考えている。
この目的に最も適したツールはどれか。
A. データローダーを使用したうえで、複数のオブジェクト間に存在する関係性を示す情報を含んだCSVファイルをエクスポートしてくる。
B. スキーマビルダーを開き、対象オブジェクトを選択して関係図を表示しながら項目を追加する。
C. カスタムレポートタイプの設定画面を開き、オブジェクト間の関連付けの一覧をたどって関係を確認する。
D. 変更セットの作成画面で、含めるコンポーネントの一覧を開き、オブジェクト間の参照関係や主従関係を確認する。
問17. [難易度:シナリオ応用]
Cloud Kicks社では、既存の標準オブジェクトのどれにも当てはまらない独自の返品依頼という業務データを管理したいと考えている。件数は今後数万件規模に増える見込みで、専用の項目、独自の共有ルール、専用タブでの管理が必要になる。
この要件に対する管理者の判断として最も適切なものはどれか。
A. 新しいカスタムオブジェクトを作成し、専用の項目・タブ・共有設定を個別に構成する。
B. 既存のケースオブジェクトの選択リスト項目に返品依頼という値を追加し、既存の仕組みをそのまま流用する。
C. 取引先オブジェクトの説明項目に返品依頼の内容を自由記述でまとめて記録する。
D. 外部オブジェクトとして定義し、Salesforce外のシステムにすべてのデータを保持させる。
問18. [難易度:基礎]
管理者が、商談を主、カスタムオブジェクト「商談ライン明細メモ」を従とする主従関係を設定した。商談ライン明細メモには、関連する取引先の請求先住所の国を参照するクロスオブジェクト数式項目があり、これを商談側の積み上げ集計項目の集計対象として選択しようとしたが、項目の候補一覧に表示されなかった。
この事象の原因として最も適切なものはどれか。
A. 積み上げ集計項目は主従関係の親側にしか作成できないため、子側の項目を選ぼうとしている。
B. 積み上げ集計項目の集計方法を合計以外に変更しない限り、数式項目は候補に表示されない。
C. 積み上げ集計項目は同一の主従関係の中でのみ有効であり、孫にあたる関係の項目までは対象にできない。
D. 積み上げ集計項目は、クロスオブジェクト数式の結果を返す項目を集計対象として選択できないという制約がある。
3. セールス&マーケティングアプリケーション
問19. [難易度:シナリオ応用]
Northern Trail Outfitters社では、パートナー経由で流入するリードと直接反響のリードでステータスの選択肢を変えたいと考えている。パートナー経由のリードには専用ステータスのみを表示し、直接反響のリードには通常のステータスのみを表示したい。
管理者が実現すべき設定として最も適切なものはどれか。
A. リードの選択リストにある項目レベルセキュリティの設定をプロファイルごとに個別に行い、表示させるステータスの値をプロファイル単位で分けるようにする。
B. 2種類のリード割り当てルールを作成し、リードの発生源に応じてルールを切り替え、ルールごとに異なるステータスの初期値を設定する。
C. 入力規則を作成し、リードの発生源ごとに選択できるステータスの値を数式で判定したうえで、対象外の値が保存されないようにする。
D. リードプロセスを2つ作成してそれぞれ異なるレコードタイプに割り当て、レコードタイプごとに使えるステータス値を分ける。
問20. [難易度:基礎]
リードの変換(取引開始)について、正しいものはどれか。
A. リードの変換では取引先と取引先責任者に加えて商談が必ず作成され、商談の作成をスキップする選択肢は用意されていない。
B. リードに設定されているカスタム項目は、変換処理の実行時に取引先や取引先責任者側にある同名のカスタム項目へと、特に設定を行わなくても自動的にマッピングされる。
C. 変換前のリードレコードは変換と同時に完全に削除される仕組みであり、ごみ箱から元の状態へ復元することもできない。
D. リードの変換では取引先・取引先責任者が作成され、カスタム項目の対応付けは管理者が別途設定する必要がある。
問21. [難易度:難問]
Northern Trail Outfitters社ではWeb-to-リードを使って新規リードを受け付けているが、割り当てルールを一時的に無効化してテストを行った際に作成されたリードが特定の1ユーザーに集中していた。管理者が確認すると、そのユーザーは営業チームの誰でもなく、リード設定にのみ登録名がある人物だった。
このユーザーが所有者になった理由として最も適切なものはどれか。
A. Web-to-リードのフォームを最後に編集したユーザーが、そのフォームから作成されたリードの所有者として自動的に記録されている。
B. リードの重複ルールで一致と判定された既存リードの所有者が、新しく作成されたリードにもそのままコピーされている。
C. 割り当てルールが無効なため、リード設定で指定されたデフォルトのリード所有者に割り当てられている。
D. ロール階層の最上位に位置するユーザーが、割り当て先が確定しないリードの受け皿として自動的に選択されている。
問22. [難易度:シナリオ応用]
AW Computing社の管理者は、データローダーで一括インポートした新規リード500件について、既存のリード自動割り当てルールで地域ごとの担当者へ振り分けたいと考えている。しかし、通常のinsert操作を実行しただけでは、すべてのリードがインポートを実行したユーザー自身の担当のままになっていた。
管理者が確認・修正すべき内容として最も適切なものはどれか。
A. 重複ルールを無効化すれば適用される。
B. 自動応答ルールを有効化しておけば、データローダーからインポートしたリードに対しても、割り当てルールの条件が自動的に適用される。
C. データローダーのマッピング画面で「割り当てルールを使用してリードの所有者を設定する」オプションを有効にしてインポートし直す。
D. リードに設定されているレコードタイプを変更する操作を行えば、それをきっかけとして割り当てルールが自動的に再評価され、所有者の情報が更新される。
問23. [難易度:基礎]
マーケティング部門は、見込み客のWebセミナー参加や資料ダウンロードなどの行動実績を点数化してリードの興味度を測る一方、営業部門は業種・企業規模・役職などの属性情報が自社の理想的な顧客像に合致しているかを別軸で評価したいと考えている。
それぞれの目的に対応する仕組みの組み合わせとして最も適切なものはどれか。
A. 行動実績も属性適合度も、どちらもリードスコアリングの評価軸に含めて一本化する。
B. 行動実績の評価にはリードスコアリングを、属性適合度の評価にはリードグレーディングを用いる。
C. 行動実績はリードグレーディングで、属性適合度はリードスコアリングで評価する。
D. 属性適合度はリードの所有者項目で管理し、行動実績はケースの優先度項目で管理する。
問24. [難易度:シナリオ応用]
Universal Containers社では、新規事業と既存顧客の追加受注とで商談の進め方が大きく異なるため、それぞれ別の商談ステージの流れを設定し、商談レコードタイプに応じて適用したいと考えている。
管理者が行うべき設定として最も適切なものはどれか。
A. ステージ値を1つの一覧にまとめ、並び順だけで区別する。
B. 商談に入力規則を追加し、レコードタイプごとに定めたステージ名以外を入力した場合は保存時にエラーを表示する。
C. 商談の所有者ごとに別々のページレイアウトを割り当て、ステージ項目を非表示にする。
D. 商談の販売プロセスをレコードタイプごとに個別に作成し、それぞれに対応するステージの一覧と選択リスト項目セットを割り当てる。
4. サービス&サポートアプリケーション
問25. [難易度:シナリオ応用]
Northern Trail Outfitters社のサポート部門は、顧客からの問い合わせメールを専用アドレスで受信し、追加のメールサーバー設定を行わずに手軽にケースへ自動変換したいと考えている。将来的に添付ファイルの上限が問題にならない範囲であれば、設定の手軽さを優先したい。
管理者が案内すべき対応として最も適切なものはどれか。
A. Web-to-ケースを設定し、顧客に問い合わせフォームへの入力を案内する運用に切り替える。
B. メールtoケースのオンプレミスエージェントを自社サーバーに導入し、受信メールを転送する。
C. 自動応答ルールを設定し、受信メールの件名からケースを自動生成するロジックを組む。
D. オンデマンドメールtoケースを有効化すれば、メールサーバー側の追加設定なしで受信メールを自動的にケース化できる。
問26. [難易度:難問]
Universal Containers社では、Web-to-ケースで作成されたケースにケース割り当てルールを適用しているが、特定の製品カテゴリに該当しない問い合わせが、意図せず見慣れない所有者に割り当てられていた。管理者が調査したところ、そのケースはルール内のどのエントリの条件にも一致していなかった。
この挙動の原因として最も適切な説明はどれか。
A. どのルールエントリにも一致しないケースは、サポート設定で指定されたデフォルトのケース所有者に割り当てられる。
B. どのルールエントリにも一致しないケースは自動的にごみ箱へ移動され、管理者が復元するまでケースの一覧には表示されない。
C. 割り当てルールの各エントリはあらかじめ定義された順序ではなくランダムな順序で評価されるため、条件に一致しないエントリが適用されることがある。
D. ケースの割り当てルールは重複ルールと連動しており、どのエントリにも一致しないケースは重複候補として保留され割り当てが行われない。
問27. [難易度:基礎]
設定画面から作成するキュー(Queue)の仕様として、正しいものはどれか。
A. キューのメンバーには個々のユーザーだけでなく、ロールや公開グループも指定できる。
B. キューはリードとケースにのみ対応しており、カスタムオブジェクトを対象にすることはできない。
C. キューへのレコード割り当ては、割り当てルールを使わず必ず手動で行う必要がある。
D. 1つの組織で作成できるキューの数は、標準オブジェクトごとに1つまでに制限される。
問28. [難易度:基礎]
ケースのステータス管理に使うサポートプロセス(Support Process)の仕組みとして、正しいものはどれか。
A. サポートプロセスはケースの割り当てルールと密接に連携する仕組みであり、条件に応じて担当者を自動的に決定するために使用される機能である。
B. サポートプロセスはケースのステータス選択リストの値セットをビジネスプロセスごとに限定し、レコードタイプに割り当てる仕組みである。
C. サポートプロセスは、エンタイトルメントに定義されたマイルストーンの達成状況を、ケースごとに自動的に集計して表示するための機能である。
D. サポートプロセスは、ケースの種別ごとに適用する営業時間を切り替えるための機能であり、対応期限の計算に用いる時間帯をケース単位で制御する。
問29. [難易度:難問]
管理者が、Web-to-ケースと通常の選択リスト「発生源」の標準値設定の両方を確認したところ、Web経由で作成されたケースの発生源が「Web」ではなく「電話」になっていることに気づいた。さらに調査すると、選択リストの標準値設定は変更されていなかった。
この設定を修正する方法として最も適切なものはどれか。
A. ケースのページレイアウトで発生源項目の初期値を編集し、スクリプトを使って常に「Web」が入るように固定する。
B. 発生源の選択リストの標準値を「Web」に変更するだけにとどめ、Web-to-ケース側の専用設定は特に確認しない。
C. Web-to-ケースの設定にある「Web-to-ケースのデフォルトの発生源」を「Web」に変更する。
D. ケースの自動割り当てルールの条件に発生源「電話」を追加し、Web-to-ケースから作成されたケースは対象から除外する。
問30. [難易度:基礎]
サポート部門の管理者は、Web-to-ケースで作成されたケースについて、担当者が割り当てられる前に、問い合わせ元の顧客へ受付確認の自動返信メールを送りたいと考えている。返信内容は問い合わせの発生源や項目の値によって変えたい。
この要件を満たす仕組みとして最も適切なものはどれか。
A. ケース割り当てルールを設定し、発生源や項目の値に応じて自動返信メールのテンプレートを担当者に割り当てる。
B. ケースの自動レスポンスルールを設定し、条件に応じたメールテンプレートを顧客へ自動送信する。
C. ケースのエスカレーションルールを設定し、一定時間が経過したケースに対して受付確認の自動返信メールを送る。
D. 承認プロセスを設定し、ケースの作成を承認申請として扱ったうえで、承認者を経由して顧客へ自動返信を送信する。
5. 生産性向上とコラボレーション
問31. [難易度:基礎]
取引先責任者との電話対応が完了した直後に、その内容を記録し活動タイムラインの「過去の活動」に残したい場合、管理者が案内すべき操作はどれか。
A. 新しい行動(Event)を作成し、開始時刻と終了時刻を対応した時間に合わせて登録する。
B. 「活動を記録」機能でステータスが完了のToDoを作成し、取引先責任者に関連付ける。
C. Chatterで取引先責任者のフィードに投稿し、対応内容を書き込む。
D. メールを送信のアクションを使い、対応内容を自分自身宛にメールで送信して記録を残す。
問32. [難易度:シナリオ応用]
ある営業担当者は、顧客との商談に関する行動(Event)を自分のカレンダーに登録しているが、機密性の高い条件を含むため、カレンダーを共有している他の営業メンバーには件名や詳細を見せたくないと考えている。ただし、その時間帯が空いているかどうかは他のメンバーにもわかるようにしておきたい。
管理者が案内すべき対応として最も適切なものはどれか。
A. 行動の「非公開」チェックボックスを有効にし、他ユーザーには時間枠のみ表示させ詳細は隠す。
B. 組織の共有設定で行動オブジェクトの初期アクセス権を「非公開」に変更し、ユーザー間のカレンダー共有自体を無効化する。
C. 行動の内容をChatterの非公開グループに投稿し直し、招待したグループメンバーだけが詳細を参照できるようにする。
D. 行動オブジェクトの削除権限を各プロファイルから外すことで、他のユーザーが行動の詳細を参照できないようにする。
問33. [難易度:シナリオ応用]
ある営業担当者から、取引先責任者の詳細ページを開くと完了済みの電話メモが多すぎて、今後訪問予定の行動だけをすぐ確認したいという相談があった。標準の活動タイムラインでは「今後の予定」と「過去の活動」が混在して見づらいと感じている。
管理者が案内すべき対応として最も適切なものはどれか。
A. 取引先責任者に関連するケースの関連リストを作成し、電話メモをケースオブジェクト側へ移動させて表示する。
B. Chatterフィルタで行動投稿のみ抽出表示。
C. 取引先責任者ページの活動タイムラインコンポーネントの設定で、フィルタや並び順を調整し今後の予定を優先的に表示する。
D. レポートで行動オブジェクトの一覧を作成し、ダッシュボードとして貼り付けて代替とする。
問34. [難易度:シナリオ応用]
AW Computing社の人事部門は、機密性の高い組織再編に関する議論用のChatterグループを作成したいが、招待した相手にしかグループの有無がわからないようにしたいと考えている。
管理者が案内すべきグループ種別として最も適切なものはどれか。
A. 公開グループで閲覧権限のみ限定する。
B. 非公開かつリストに記載しない(unlisted)グループを作成すれば、招待した相手以外には存在自体が伝わらない。
C. 非公開グループを作成したうえで、寄せられた参加リクエストは常にすべて却下する運用を徹底する。
D. 通常の非公開グループを作成し、グループ名を推測されにくい名称に変更する。
問35. [難易度:シナリオ応用]
AW Computing社では、非公開グループ「新製品検討チーム」の管理を、グループオーナーである部長から実務を回している主任へ権限委譲したいと考えている。主任には参加承認やグループ設定の一部変更を任せたいが、グループの削除やオーナー変更まではさせたくない。
管理者が案内すべき対応として最も適切なものはどれか。
A. 主任を組織の代理管理者に設定し、Chatterグループ全体の管理権限を付与する。
B. 主任のプロファイルに「すべてのデータの編集」権限を追加し、グループレコードを直接編集できるようにする。
C. 主任をグループマネージャーに指定すれば、参加承認や一部の設定変更を任せながらオーナーの権限とは切り分けられる。
D. 主任をオーナーに変更し部長は外れる。
問36. [難易度:シナリオ応用]
Cloud Kicks社は、社外のパートナー企業の担当者を「Chatterのみ」の外部ユーザーとして招待し、特定の商談に関するグループでのみ情報共有を行いたいと考えている。管理者はこの外部ユーザーに何が許可されないかを事前に整理する必要がある。
Chatterのみの外部ユーザーの制約として最も適切なものはどれか。
A. 標準オブジェクトのレコードについては閲覧することができるものの、カスタムオブジェクトのレコードについては種類を問わず一切閲覧することができない。
B. 自分が参加しているグループであっても投稿やコメントを行うことは一切許可されず、他のメンバーの投稿を閲覧することだけができる。
C. 自分が参加するグループとそのメンバーの基本的なプロファイル情報以外、組織のレコードやデータにはアクセスできない。
D. ライセンスの種類に関係なく、内部ユーザーと同じアプリケーションの画面構成でレポートやダッシュボードを参照したり作成したりできる。
6. データ管理&分析
問37. [難易度:シナリオ応用]
Northern Trail Outfitters社の担当者が、開発者やIT部門の支援なしに、管理画面から手軽に取引先と取引先責任者を合計3万件、CSVファイルからまとめて登録したいと考えている。合わせて、既存の取引先と重複するレコードは自動的にスキップまたは判定してほしいという要望もある。
管理者が案内すべき内容として最も適切なものはどれか。
A. データインポートウィザードはすべての標準オブジェクトとカスタムオブジェクトに対応し、インポート件数の上限もない。
B. 実行には開発者コンソールでのApex準備が必須である。
C. データインポートウィザードは重複判定を一切行わないため、重複排除は事前に手動で済ませる必要がある。
D. データインポートウィザードは取引先や取引先責任者を含む主要オブジェクトに対応し、重複ルールに基づく一致判定も行える。
問38. [難易度:シナリオ応用]
AW Computing社の管理者は、商談レコード120万件を四半期ごとに夜間バッチで一括更新したいと考えている。加えて、削除したレコードをごみ箱に残さず完全に削除したいという要望もある。
管理者が案内すべき内容として最も適切なものはどれか。
A. データインポートウィザードでCLIによるバッチ実行を設定し、削除時はごみ箱を経由しないハードデリートを指定する。
B. データローダーのupdate操作とhard delete操作を使い、コマンドラインからのバッチ実行で定期処理を組む。
C. データローダーはinsertとexportのみ対応する。
D. 商談の一括更新は変更セットを使ってSandboxからApexトリガーを本番へ配置する必要がある。
問39. [難易度:シナリオ応用]
Universal Containers社の管理者は、コンプライアンス部門からの要望で、組織のデータをバックアップ目的で定期的にエクスポートしたいと考えている。手動でその都度実行する運用は避け、あらかじめ設定した頻度で自動的にファイルを生成し、通知を受け取りたい。
管理者が案内すべき対応として最も適切なものはどれか。
A. データローダーのexport all操作をOSのタスクスケジューラに登録し、Salesforceの標準機能に頼らず運用する。
B. Big Objectsにすべてのデータをコピーし、非同期SOQLで定期的に読み出してファイル化する。
C. 「データのエクスポート」機能でスケジュールエクスポートを設定し、週次または月次の頻度で自動生成させる。
D. レポートの「データのエクスポート」アクションを使い、すべてのオブジェクトを含むレポートを毎日実行する。
問40. [難易度:シナリオ応用]
Cloud Kicks社の営業部門で、退職予定の担当者Aが保有する取引先200件をチームメンバーBへ一括で付け替えたい。あわせて、Aが担当していた進行中の商談やオープンなケースも合わせてBの担当に変更したいという要望がある。
管理者が取るべき対応として最も適切なものはどれか。
A. 「レコードの一括移行」機能で取引先の所有者をBに変更し、関連する商談・ケースも移行対象に含めるオプションを選択する。
B. データローダーのupdate操作で取引先のOwnerId項目のみを更新し、商談とケースの所有者も自動的に追随すると想定して作業を終える。
C. 取引先の組織の共有設定を[公開/参照・更新可能]に変更し、Bが商談とケースを参照・更新できるようアクセス権を付与する。
D. 取引先の所有者Aのロールを、Bのロール階層の配下へ移動させることで、商談とケースの所有権も暗黙的に引き継がれるようにする。
問41. [難易度:シナリオ応用]
AW Computing社は、5年以上前の完了済み活動履歴を数億件規模でも長期保持したいが、通常のストレージコストを抑えるためカスタムオブジェクトではなく別の保存先を検討している。保存後に入力規則やワークフローで加工する予定はない。
管理者が案内すべき対応として最も適切なものはどれか。
A. ストレージ上限の引き上げをサポートケースで申請し、通常のカスタムオブジェクトに保存し続ける。
B. Big Objectを作成し、インデックス項目を設計したうえで大量の履歴データを非同期に移行して保存する。
C. 非同期SOQL(Async SOQL)を使って毎晩バッチでカスタムオブジェクトの全件をリフレッシュする。
D. 項目監査履歴(Field Audit Trail)を有効化し、活動履歴の変更差分だけを長期保持する。
問42. [難易度:基礎]
Salesforceのごみ箱(Recycle Bin)における削除レコードの扱いとして、正しいものはどれか。
A. ごみ箱内は即時削除され復元不可。
B. ごみ箱内に入ったレコードは期限を設けず無期限に保持され続け、管理者が手動で完全に削除しない限りそのまま残り続ける仕組みになっている。
C. 一般ユーザーは自分が削除したレコードであっても復元する権限を持たず、復元は管理者に依頼する必要がある。
D. 削除されたレコードはごみ箱に15日間保持され、期限が過ぎると自動的に完全削除される。
問43. [難易度:難問]
Ursa Major Solar社は、取引先責任者の重複作成を完全に禁止すると営業現場の生産性が落ちる懸念がある一方、重複が疑われるレコードは必ず作成後に確認したいと考えている。作成をブロックせず、重複が疑われる場合は担当者に警告を表示しつつ保存を継続させたい。
管理者が設定すべき重複ルールのアクションとして最も適切なものはどれか。
A. 作成時のアクションを「ブロック」に設定し、重複と判定されたレコードは保存できないようにする。
B. 作成時のアクションを「許可」にし、重複の可能性がある場合は警告メッセージを表示したうえで保存を継続させる。
C. 一致ルールのしきい値を最大限厳格化する。
D. 重複ルールを無効化し、レポートで定期的に重複候補を確認する運用に切り替える。
問44. [難易度:基礎]
重複判定の基礎となる一致ルール(Matching Rule)について、正しい説明はどれか。
A. 一致ルールは管理者が個別に作成するカスタムルールのみで構成され、標準で用意されているルールは存在しない。
B. 重複ルールに紐づく一致ルール数に上限はない。
C. 一致ルールは項目レベルセキュリティを使って、参照可能なユーザーのみに一致判定結果を表示する。
D. Salesforceは取引先・取引先責任者・リード向けの標準一致ルールを提供しており、管理者はカスタム一致ルールも作成できる。
問45. [難易度:難問]
AW Computing社では、データ移行専用のプロファイルを使ってバッチで大量の取引先責任者を登録しているが、このプロファイルのユーザーによる登録だけは重複ルールの警告を無視して常に保存できるようにしたい。他の通常ユーザーには重複ルールを引き続き適用したい。
管理者が設定すべき対応として最も適切なものはどれか。
A. 「重複ルールをバイパス」という名称のユーザー権限を、データ移行専用に用意したプロファイルへ個別に割り当てるようにする。
B. 重複ルールの条件に「現在のユーザー:プロファイル」を追加し、データ移行プロファイルを対象から除外する。
C. 項目レベルセキュリティで一致ルールの対象項目をデータ移行用のプロファイルから非表示にし、重複判定の対象外にする。
D. データ移行に使うユーザーが所有するレコードだけ組織の共有設定を「非公開」に変更し、重複判定の対象から外す。
問46. [難易度:基礎]
入力規則(Validation Rule)で使用する数式の仕様として、正しいものはどれか。
A. 数式がFALSEを返すとエラーメッセージが表示され、レコードの保存がブロックされる。
B. ISCHANGED関数は、新規作成されたレコードの項目が変更されたかどうかを判定するために使う。
C. 数式がTRUEを返すとエラーメッセージが表示され、レコードの保存がブロックされる。
D. REGEX関数は、項目の値を別の項目へ自動的にコピーするために使用する。
7. 自動化
問47. [難易度:シナリオ応用]
Universal Containers社のサポート部門では、ケースの種別が「重要」の案件について、担当者が受付から4時間以内に解決できない場合、自動的に上位担当者へ再割り当てし、担当マネージャーに通知したいと考えている。ケースの新規作成時の振り分けにはすでに別の仕組みを使っており、今回は作成後の経過時間を条件に処理を発動させたい。
管理者が設定すべき対応として最も適切なものはどれか。
A. ケースの割り当てルールの各エントリに経過時間を条件として追加し、受付からの時間経過を条件式で判定させて上位担当者へ再割り当てする。
B. 承認プロセスを作成し、受付から4時間を超えたケースを上位の承認者へ再申請し、承認ステップの中で担当を引き継がせる。
C. エスカレーションルールを作成し、対象条件・経過時間・営業時間を指定して再割り当てと通知を定義する。
D. マイルストーンを含むエンタイトルメントプロセスを設定し、経過時間ごとの達成率を追跡して期限超過のケースを把握する。
問48. [難易度:基礎]
ケースの割り当てルールとリードの割り当てルールに共通する仕組みとして、正しいものはどれか。
A. どちらも複数のルールエントリを並び順どおりに評価し、最初に条件が一致したエントリで割り当て先が決まる。
B. どちらもレコードの重複を検知する仕組みを内部に持っており、重複と判定された場合に限り、既存の所有者情報を自動的に書き換える点で共通している。
C. どちらも承認階層の設定に従って上位の承認者へ順に引き継がれ、最終的な承認者がレコードの割り当て先として決まる。
D. どちらも組織内で複数のルールを同時に有効化でき、有効なすべてのルールが並行して実行され結果がまとめて適用される。
問49. [難易度:難問]
Ursa Major Solar社では、ある担当者が作成したリードに対して2日後に自動でフォローアップのToDoを作成する時間ベースのワークフロールールを設定していた。その後、当該担当者は退職しユーザーが無効化されたが、無効化後もアクションは正しく実行され、作成されたToDoの作成者には見慣れないユーザー名が表示されていた。
このユーザー名の正体として最も適切なものはどれか。
A. ワークフロールールを最初に有効化したシステム管理者のユーザーアカウント。
B. 設定の「プロセスの自動化の設定」で指定した組織のデフォルトのワークフローユーザー。
C. Salesforceが内部的に使用する、権限設定のできないオートメーテッドプロセスユーザー。
D. APIアクセス専用に作成された、統合のためのインテグレーションユーザーのアカウント。
問50. [難易度:難問]
Cloud Kicks社は、商談のクローズ時に入力される「失注理由」の自由記述欄から要約コメントを自動生成し、商談レコードのカスタム項目に書き込みたい。管理者は既存のレコードトリガーフローにこの生成AI処理を組み込みたいと考えている。
管理者が実現手段として検討すべき最も適切な対応はどれか。
A. Einstein商談スコアリングを有効化し、そのスコアの説明文をそのまま要約コメントとして転記する。
B. Einsteinボットを商談レコードページに配置し、担当者に要約コメントを手入力させる。
C. プロンプトビルダーで要約用のプロンプトテンプレートを作成し、フローのアクションとして呼び出す。
D. Einstein案件インサイトの提案内容を、フローのメール送信アクションでそのまま担当者に通知する。
問51. [難易度:シナリオ応用]
Cloud Kicks社には10年近く運用されてきた複数のワークフロールールやプロセスビルダーのプロセスが残っており、新任の管理者は新しい自動化要件が発生するたびにこれらへ機能追加を続けてよいか迷っている。
管理者が理解しておくべき内容として最も適切なものはどれか。
A. ワークフロールールとプロセスビルダーは現在も新規に作成でき、Salesforceが推奨する最新の自動化ツールである。
B. 新規のワークフロールールとプロセスビルダーの作成は既に案内終了しており、既存の稼働は継続しつつフローへの移行を計画すべきである。
C. 既存ワークフローは自動でフローに変換される。
D. ワークフロールールを1つでも残していると、組織内のすべてのフローが実行できなくなる制約がある。
問52. [難易度:シナリオ応用]
Northern Trail Outfitters社の管理者は、サポート担当者がケースをエスカレーションする際に、理由の選択、追加コメントの入力、承認者の確認画面を1つの操作フローとしてまとめたいと考えている。ユーザーからの入力を段階的に集め、入力内容に応じて表示する画面を分岐させたい。
管理者が使うべきフローの種類と要素の組み合わせとして最も適切なものはどれか。
A. レコードトリガーフローを使い、保存後に自動でケースを更新するだけの構成にする。
B. スケジュールトリガーフローを使い、毎晩バッチでエスカレーション対象のケースを検索する構成にする。
C. プラットフォームイベントトリガーフローを使い、外部システムからのイベント受信で処理を開始する構成にする。
D. 画面フローを使い、画面要素と決定要素を組み合わせてユーザー入力の収集と分岐を行う構成にする。
問53. [難易度:シナリオ応用]
Cloud Kicks社は、商談の金額が入力されるたびに、税込金額を計算するカスタム項目へその場で反映したいが、他のオブジェクトを更新したりメール送信のような追加処理は不要としている。処理速度も重視したい。
管理者が選択すべきフローの構成として最も適切なものはどれか。
A. 保存前(Before-Save)のレコードトリガーフローを使い、同一レコード内の項目だけで税込金額の自動計算を完結させる。
B. 保存後(After-Save)のレコードトリガーフローでレコードを更新し、更新の完了後にメール送信のアクションを追加して実行するように構成する。
C. スケジュールフローで毎晩全件再計算する。
D. 画面フローを作成し、担当者が商談を開くたびに入力済みの金額を画面上で確認させたうえで、税込金額を手動で計算して入力させる運用にする。
問54. [難易度:難問]
Universal Containers社の管理者は、商談に紐づく「契約書」カスタムオブジェクトが1件でも「締結済み」ステータスで存在する場合、その商談自体を削除できないようにしたいと考えている。標準の削除制限は、この商談と契約書の関係には設定されていない参照関係のため使えない。
管理者が実現手段として検討すべき最も適切な対応はどれか。
A. 保存前(Before-Save)のレコードトリガーフローで、契約書の件数をカウントし削除を阻止する条件式を設定する。
B. 削除前(Before-Delete)のレコードトリガーフローで、関連する契約書の状態を確認し削除をブロックする。
C. 入力規則を作成し、商談のステータスが変更されたタイミングで関連する契約書の存在をチェックしてエラーメッセージを表示する。
D. 商談の割り当てルールに条件を追加し、関連する契約書が存在する商談については担当者への割り当てをスキップするよう設定する。
問55. [難易度:シナリオ応用]
Cloud Kicks社は、契約更新日まで残り30日となった取引先を毎朝自動的に検出し、担当営業へリマインドのToDoを作成したいと考えている。担当者が手動で対象を探す必要がないようにしたい。
管理者が構築すべきフローの構成として最も適切なものはどれか。
A. 自動起動フローでスケジュールトリガーを設定し、毎日決まった時刻に更新まで30日を切った取引先を検索して処理する。
B. 画面フローを毎朝手動実行し対象を検索する。
C. レコードトリガーフローを使い、取引先が更新されるたびに契約更新日が近いかどうかを判定する。
D. プラットフォームイベントトリガーフローで、外部システムから届く日次バッチの完了通知イベントを受信して処理する。
8. Agentforce
問56. [難易度:基礎]
Agentforceで構築するエージェントの基本構成要素について、正しいものはどれか。
A. Agentforceのエージェントは、対応範囲を分類する「トピック」と、実行可能な処理である「アクション」から構成される。
B. Agentforceのエージェントは、ワークフロールールとプロセスビルダーのみを組み合わせて構築される。
C. Agentforceのエージェントはページレイアウトに配置するコンポーネントであり、トピックやアクションは使用しない。
D. Agentforceのエージェントは重複ルールと一致ルールの組み合わせによって応答内容を決定する。
問57. [難易度:シナリオ応用]
Cloud Kicks社のカスタマーサポート部門では、問い合わせ内容に応じてケースの優先度を機械的に高・中・低の3段階に分類する処理を検討している。分類のルールは明確に定義されており、判断基準が変わることはほとんどない。
このユースケースへの対応として最も適切な判断はどれか。
A. 生成AIを使ったAgentforceエージェントに毎回自然文で判断させ、優先度を都度自由記述で回答させる。
B. Data 360のあいまい一致機能を使って、過去の類似ケースとの類似度から優先度を推測する。
C. フローの決定要素など従来の自動化機能でルールベースの条件分岐を組み、優先度を設定する。
D. Einsteinの生成AIモデルを追加のプロンプトテンプレートとして構築し、優先度判定の説明文を生成させる。
問58. [難易度:シナリオ応用]
ある企業の管理者は、あらかじめSalesforceが提供しているトピックとアクションを土台に、自社の業務に合わせて設定を微調整するだけでサービス問い合わせ対応エージェントを短期間で立ち上げたいと考えている。将来的には、既存の枠組みにない独自の業務フローに対応するエージェントも別途構築したい。
Agentforceのエージェントの種類に関する理解として最も適切なものはどれか。
A. Agentforceのエージェントは標準で提供されるものが存在しないため、すべてビルダーでゼロから構築する必要がある。
B. 標準エージェントとカスタムエージェントはいずれもトピックの構成があらかじめ完全に固定された仕様になっており、業務内容がどれだけ自社に合わなくても、管理者がトピックやアクションの内容を編集したり調整したりすることは一切できない。
C. カスタムエージェントは標準で提供されるトピックを流用できず、必ずゼロからすべてのアクションと指示を作成しなければならない。
D. 標準エージェントを調整して立ち上げる方法と、ビルダーでカスタムエージェントをゼロから構築する方法の両方がある。
問59. [難易度:基礎]
ある管理者がAgentforceのエージェントをユーザーに割り当てたが、そのユーザーの画面にエージェントが表示されず、エージェントを起動できないという問い合わせを受けた。
トラブルシューティングとして管理者が最初に確認すべき内容として最も適切なものはどれか。
A. ユーザープロファイルの言語設定が、エージェントの応答で使用される対応言語と一致しているかどうかを確認する。
B. ユーザーのタイムゾーン設定を確認し、エージェントに設定されている稼働時間帯と一致しているかどうかを調べる。
C. エージェントが操作するオブジェクトへのCRUD権限や必要な権限セットが割り当てられているかを確認する。
D. エージェントの起動に関わる各種設定を含む変更セットが、開発環境から本番組織へ抜け漏れなく正しくデプロイされているかどうかを、デプロイ履歴やコンポーネント一覧を突き合わせながら確認する。
問60. [難易度:シナリオ応用]
AW Computing社では、Agentforceのエージェントに顧客の個人情報を含む問い合わせ内容を渡して回答を生成させる予定だが、外部の大規模言語モデルへ送信される内容に個人情報や社外秘情報が含まれることを懸念している。
この懸念に対応する仕組みについての説明として最も適切なものはどれか。
A. AI Trust Layerを有効にすると、エージェントが参照できる標準・カスタムオブジェクトの共有ルールがすべて解除される。
B. AI Trust Layerは送信されたプロンプトと生成された応答を保存し、モデルの追加学習に活用することで回答精度を高める。
C. AI Trust Layerは有害なコンテンツの検出のみを行い、個人情報や社外秘情報の保護には関与しない。
D. AI Trust Layerのデータマスキング機能により、大規模言語モデルに送信される前に機密情報がトークンに置き換えられる。
解答一覧
ここから答え合わせです。まだ解き終えていない方は戻ってください。
問1 D / 問2 C / 問3 A / 問4 D / 問5 C / 問6 C / 問7 B / 問8 C / 問9 C / 問10 A
問11 A / 問12 B / 問13 A / 問14 B / 問15 A / 問16 B / 問17 A / 問18 D / 問19 D / 問20 D
問21 C / 問22 C / 問23 B / 問24 D / 問25 D / 問26 A / 問27 A / 問28 B / 問29 C / 問30 B
問31 B / 問32 A / 問33 C / 問34 B / 問35 C / 問36 C / 問37 D / 問38 B / 問39 C / 問40 A
問41 B / 問42 D / 問43 B / 問44 D / 問45 B / 問46 C / 問47 C / 問48 A / 問49 B / 問50 C
問51 B / 問52 D / 問53 A / 問54 B / 問55 A / 問56 A / 問57 C / 問58 D / 問59 C / 問60 D
採点と判定
結果はいかがでしたか。正解数から、いまの状況を把握しましょう。
41問以上(68%以上)
合格ラインに乗っています。ただし本番は初見の問題ばかりですし、この模試より緊張もするはずです。ここからはシナリオ問題と難問層をどれだけ潰せるかが差になります。
35〜40問
あと一歩です。取りこぼしている分野がはっきりしているはずなので、次の「セクション別の正答率シート」で弱点を特定してください。この層は演習量を積めば最も伸びます。シナリオ問題で時間を使いすぎていないかも振り返ってみてください。
34問以下
基礎領域に抜けがあります。いま受験しても厳しい結果になる可能性が高いので、分野ごとに演習量を積むことを先にしてください。
どの結果でも共通して言えること
当研究所が実際に受験してきた範囲では、シナリオ形式の問題が多く出ます。状況設定を読み解いたうえで最適な設定を選ばせてくるので、用語を覚えているだけでは手が止まりますし、思っている以上に頭と時間を使います。ここに慣れているかどうかが、同じ知識量でも結果を分けます。
本記事では60問中31問(52%)をシナリオ形式にしました。形式ごとの内訳は公式試験ガイドに公表されていないため、これは当研究所の判断による配分です。実際に受験してきた経験から、これくらいは身構えて臨んだほうがよいと考えています。
解き直すときは正解を確かめるだけでなく、問題文のどこを手がかりに絞り込んだのかを言葉にしてみてください。それが本番で効きます。
セクション別の正答率シート
問番号はセクション順に並んでいます。分野ごとに正解数を数えると、どこを重点的にやり直すべきかが分かります。
- 設定とセットアップ:問1〜問9(9問) 正解した数 __ / 9
- オブジェクトマネージャーとLightningアプリケーションビルダー:問10〜問18(9問) 正解した数 __ / 9
- セールス&マーケティングアプリケーション:問19〜問24(6問) 正解した数 __ / 6
- サービス&サポートアプリケーション:問25〜問30(6問) 正解した数 __ / 6
- 生産性向上とコラボレーション:問31〜問36(6問) 正解した数 __ / 6
- データ管理&分析:問37〜問46(10問) 正解した数 __ / 10
- 自動化:問47〜問55(9問) 正解した数 __ / 9
- Agentforce:問56〜問60(5問) 正解した数 __ / 5
落とした分野をどう埋めるか
セクション別の正答率が出たら、次にやることは決まっています。落とした分野の演習量を積むことです。
まずはこのあとの全問解説で、60問ぶんの取りこぼしを潰してください。そのうえで演習量が足りないと感じたら、同じ密度の解説が付いた全500問の問題集があります。本記事の60問もこの中に含まれています。
全問解説(全60問)
正解の理由だけでなく、誤りの選択肢がなぜ誤りなのかまで書いています。間違えた問題はもちろん、迷って正解した問題も読んでおくと取りこぼしが減ります。
1. 設定とセットアップ
問1. 正解:D
Aは誤りで、標準会計年度は暦月を基準にした開始月の指定にしか対応しておらず、週区切りの期間構造は表現できない。Bは誤りで、カスタム会計年度を一度有効化すると標準会計年度へ戻すことはできないという制約に反する説明である。Cは誤りで、カスタム会計年度は商談だけでなく売上予測やクオータなど幅広い機能に影響し、商談限定という説明は期間指定換算レートの特徴と混同している。カスタム会計年度を有効化すれば週区切りの期間を定義でき、一度有効化すると元に戻せない点を併せて案内する必要がある。
問2. 正解:C
Aは誤りで、営業時間はタイムゾーンや部門ごとに複数作成し、ケースやエンタイトルメントに個別に割り当てることができる。Bは誤りで、選択リスト値のビジネスプロセスごとの制御を行うのはサポートプロセスであり、営業時間とは別の仕組みである。Dは誤りで、営業時間の設定はユーザーの言語やロケール設定には一切影響しない。営業時間は複数作成可能で、エスカレーションルールの時間条件やエンタイトルメントプロセスのマイルストーン経過時間の計算基準として利用される。
問3. 正解:A
Bは誤りで、期間指定換算レートが適用されるのは商談関連の金額のみであり、他のオブジェクトの通貨項目には通常の換算レートが使われ続ける。Cは誤りで、高度な通貨管理は複数通貨機能を有効化していることが前提の追加機能であり、単一通貨組織では利用できない。Dは誤りで、高度な通貨管理を無効化するとそれまで設定した期間指定換算レートのデータが失われるため、気軽に有効化・無効化を繰り返してテストできる機能ではない。商談にのみ適用され、他のオブジェクトには通常の換算レートが使われる点を正しく理解しておく必要がある。
問4. 正解:D
Aは誤りで、個人設定の通貨を変更しても既存レコードに保存済みの通貨項目の値や通貨種別が自動的に変換されることはない。Bは誤りで、マスター通貨は組織全体で1つに定められる設定であり、ユーザーごとに個別設定できるものではない。Cは誤りで、組織全体のロールアップ集計や換算レートの基準になるのはマスター通貨であり、個人設定の通貨はあくまで入力時の既定表示通貨にすぎない。マスター通貨が組織全体の集計基準、個人設定の通貨がユーザーごとの入力既定通貨という役割分担が正しい。
問5. 正解:C
Aは誤りで、カスタムアプリケーションのナビゲーションアイテムはLightningアプリケーションビルダー等からいつでも追加・変更できる。Bは誤りで、ユーティリティバーはLightning Experience向けの機能であり、Salesforce Classicには存在しない。Dは誤りで、アプリケーションへのアクセス制御はプロファイルだけでなく権限セットや権限セットグループでも設定できる。プロファイルまたは権限セットの「割り当てられたアプリケーション」欄によって、アプリごとの利用可否を制御するのが正しい。
問6. 正解:C
Aは誤りで、リストビューには共有機能があり、自分のみに限定することも他ユーザーへ公開することもできる。Bは誤りで、リストビューの共有設定は組織の共有設定(レコードレベルの既定アクセス)とは別の仕組みであり、OWDを変更しなくても個別に設定できる。Dは誤りで、リストビューはプロファイルに自動的に紐づいて共有されるものではなく、作成者が共有先を明示的に指定する必要がある。リストビューの共有先として特定のロール・公開グループ、または全ユーザーを選択できる点が正しい。
問7. 正解:B
Aは誤りで、オブジェクト固有のアクションは特定のオブジェクトのレコードに関連付けて実行するものであり、対象レコードの文脈を離れた場所からの利用には向かない。Cは誤りで、承認プロセスの最初の申請時のアクションは承認申請の起点として使うものであり、電話記録のような汎用的な入力アクションの提供手段ではない。Dは誤りで、リストビューのボタンは一覧画面上でのみ機能し、レコード詳細ページやホーム画面など他の画面からは利用できない。グローバルアクションを作成しグローバルパブリッシャーレイアウトに追加すれば、特定のオブジェクトやページに限定されずどこからでも電話記録を起動できる。
問8. 正解:C
Cは新しいレコードページ作成後の[アクティブ化]手順で、対象アプリケーション・レコードタイプ・プロファイルを組み合わせて割り当てる方法であり、指定プロファイルのユーザーにだけ新しいページを表示できる。Aは組織全体のデフォルトにしてしまい、他プロファイルにも新ページが表示され要件に反する。Bの検索条件ロジックはコンポーネント単位の表示・非表示を切り替える機能で、ページ自体の表示先を制御しない。Dはシステム権限の話であり、標準ページのアクセス停止は新ページの割り当てにならない。
問9. 正解:C
Cのとおり、ユーザー名はメールアドレスの形式を取るが実際のメールアドレスと一致する必要はなく、Salesforceの全組織を横断して重複が許されない一意な値として管理されるため、他組織で使用中の文字列は設定できない。Aは組織単位の一意性で足りるとしているが、実際は組織をまたぐグローバルな一意性が要求され誤り。Bはロケールにより一意性チェックが免除されるとしているが、一意性はロケールに関係なく常に適用され誤り。Dは同期遅延によるとしているが、実際は値が既に使用中であるための恒久的な制約であり時間経過では解消しない。
2. オブジェクトマネージャーとLightningアプリケーションビルダー
問10. 正解:A
Bは誤りで、取引先責任者と商談の標準リレーションは主従関係ではなく、標準オブジェクトの構造をカスタマイズで作り替えることはできない。Cは誤りで、複数の参照項目を都度追加する方法は拡張性に乏しく、標準機能として用意されている仕組みを使わない非効率な設計になる。Dは誤りで、ケースは商談や取引先責任者の役割管理とは無関係のオブジェクトであり、説明欄への記録では検索や集計に活用できない。取引先責任者の役割は商談と取引先責任者の関係を役割付きで管理する標準機能であり、複数人の関与を過不足なく記録できる。
問11. 正解:A
Bは誤りで、主従関係の詳細側は独自の共有ルールを持てず、共有設定は主の商品側に従う。Cは誤りで、詳細側のレコード所有者は主レコードに従う仕組みになっており、個別に自由変更することはできない。Dは誤りで、主従関係の参照項目は必須項目として扱われ、作成後に空欄にすることはできない。商品の削除に伴い保証書も連鎖削除され、商品側で保証書件数を積み上げ集計項目として表示できる点が主従関係の特性として正しい。
問12. 正解:B
Aは誤りで、参照関係では親レコード削除時の挙動を「参照項目をクリア」「削除を制限」「子レコードも削除」から管理者が選択でき、常に自動クリアされるわけではない。Cは誤りで、参照関係の子レコードは親とは独立した共有設定を持ち、主従関係のように親の共有設定を強制的に継承する仕組みではない。Dは誤りで、参照関係の参照項目も項目レベルで必須に設定することができ、主従関係だけの特性ではない。参照先が主従関係でなくても、親レコード削除時に子レコードを連鎖削除するオプションを選択できる点が正しい。
問13. 正解:A
Aの間接参照関係は、親となる標準・カスタムオブジェクト側の「外部ID」かつ「一意」のカスタム項目と、外部オブジェクトの項目値を照合してレコードを結び付ける仕組みで、SalesforceのレコードIDが存在しない外部データの取り込みに対応できる。Bの主従関係は外部オブジェクトでは設定できない関係タイプで、そもそも選択肢に上がらない。Cの外部参照関係は外部オブジェクトをもう一方の外部オブジェクトに結び付ける用途で、標準オブジェクトである取引先を親にする要件には使えない。Dの階層関係はユーザーオブジェクト専用であり、取引先の紐付けには使えない。
問14. 正解:B
Bの連結オブジェクトは、2つの主従関係を持つ新しいカスタムオブジェクトとして作成することで多対多の関係を表現でき、参加ごとの受講日や修了ステータスといった固有の項目も自身に保持できるため要件を満たす。Aは1つの参照関係項目に複数の値をカンマ区切りで詰め込む方法であり、Salesforceの関係項目の仕様として成立せず、レポートや自動化での扱いも破綻する。Cはあらかじめ人数分の項目を固定で用意する方法で、参加人数の増減に対応できずデータモデルとして拡張性がない。Dの複数選択の選択リストは値の組み合わせを保存できるが、受講日や修了ステータスのような参加ごとの固有項目を個別に持たせることができない。
問15. 正解:A
Aの外部参照関係は、子となる外部オブジェクトをもう一方の外部オブジェクト(親)に関連付けるための関係タイプであり、同一の外部データソースに属する外部オブジェクト同士を結び付ける今回の要件に合致する。Bの主従関係は外部オブジェクトでは設定できない関係タイプであり、選択肢として成立しない。Cの間接参照関係は外部オブジェクトを標準またはカスタムオブジェクトに結び付ける際に使うものであり、外部オブジェクト同士の関係には使わない。Dの連結オブジェクトはカスタムオブジェクトとして作成する仕組みであり、データを保持しない外部オブジェクトの多対多関係を表現する標準的な方法ではない。
問16. 正解:B
Bのスキーマビルダーは、オブジェクト間の参照関係や主従関係を図として視覚的に表示しながら、キャンバス上でドラッグ&ドロップにより新しい項目を追加できるツールであり、要件に直接合致する。Aのデータローダーはレコードデータの一括登録・更新・抽出を行うツールであり、オブジェクトの関係を視覚化したり項目を追加したりする機能は持たない。Cのレポートタイプ作成画面は関連オブジェクトを選んでレポートの対象範囲を定義する場所であり、関係を図示したり項目を追加したりする用途には使えない。Dの変更セットはコンポーネントを別組織へ移行するための仕組みであり、関係の視覚化や項目のドラッグ&ドロップ追加はできない。
問17. 正解:A
Aのとおり、既存の標準オブジェクトに当てはまらない独自の業務データで、専用項目・独自の共有ルール・専用タブが必要な場合は、新しいカスタムオブジェクトを作成することがデータモデル設計の基本的な判断であり、要件に合致する。Bはケースの選択リスト値を追加するだけであり、専用項目や独自の共有ルールを柔軟に構成できない。Cは取引先の説明項目に自由記述でまとめる方法で、構造化データとしての検索・集計・共有制御ができない。Dの外部オブジェクトはSalesforce外にデータを保持する仕組みで、社内で専用タブや共有ルールを使う要件には合わない。
問18. 正解:D
Dのとおり、積み上げ集計項目にはクロスオブジェクト数式の結果を返す項目を集計対象として選択できないという制約があり、これが今回候補に表示されない直接の原因である。Aは積み上げ集計項目が親側に作成される点自体は事実だが、今回は商談という親側に正しく作成しており原因ではない。Bは集計方法を変えれば数式項目が使えるとしているが、実際は集計方法にかかわらずクロスオブジェクト数式という種類自体が制約対象になる。Cは孫にあたる関係が対象外という一般制約自体は正しいが、商談ライン明細メモは商談の直接の子であり原因には当たらない。
3. セールス&マーケティングアプリケーション
問19. 正解:D
Aは誤りで、項目レベルセキュリティは項目全体の参照・編集可否を制御するものであり、選択リストの値をレコードタイプごとに絞り込む仕組みではない。Bは誤りで、割り当てルールはレコードの担当者を決める仕組みであり、ステータスの選択肢構成には関与しない。Cは入力規則で無理に値を制限する力技であり、標準機能を使わない非効率な設計になるうえ、選択肢自体は一覧に残ってしまう。リードプロセスを複数作成しレコードタイプに割り当てることで、レコードタイプごとに使用可能なステータス値のサブセットを分けて表示できる。
問20. 正解:D
Aは誤りで、リード変換時に商談を作成するかどうかはチェックボックスで選択でき、作成をスキップすることもできる。Bは誤りで、標準項目は自動的にマッピングされるが、カスタム項目は管理者が対応付け画面で個別に設定しない限り自動では引き継がれない。Cは誤りで、変換されたリードは削除されるのではなく変換済みとしてマークされ、変換後も参照情報として残る。リード変換では取引先・取引先責任者が作成され、カスタム項目のマッピングは管理者が別途設定する必要がある点が正しい。
問21. 正解:C
Aは誤りで、Web-to-リードのフォーム編集者がリードの所有者として記録される仕組みは存在しない。Bは誤りで、重複ルールは重複候補を検知する仕組みであり、一致した既存レコードの所有者を新規リードにコピーする機能ではない。Dは誤りで、ロール階層の最上位者が未確定レコードの受け皿になるという自動的な仕組みはない。割り当てルールが無効化されている状態でWeb-to-リードからリードが作成されると、リード設定で指定されたデフォルトのリード所有者にそのまま割り当てられるため、この人物が所有者になっている。
問22. 正解:C
Aは誤りで、重複ルールは重複レコードの検知に関わる仕組みであり、無効化しても割り当てルールの適用有無には影響しない。Bは誤りで、自動応答ルールはリード登録者への自動返信メールを送る機能であり、所有者の割り当てには関与しない。Dは誤りで、レコードタイプの変更だけでは割り当てルールが自動的に再評価されるわけではない。データローダーには一括処理時に割り当てルールを適用するかどうかを選択するオプションがあり、これを有効にしてインポートし直すことで、地域ごとの担当者への自動振り分けが機能するようになる。
問23. 正解:B
Bのとおり、リードスコアリングは行動実績を点数化して興味度・購買意欲を測る仕組みであり、リードグレーディングは業種や企業規模など明示的な属性情報が理想の顧客像にどの程度合致するかを評価する仕組みで、両者は目的が異なるため使い分けが必要になる。Aは性質の異なる指標を一本化してしまい、行動実績が高くても自社に合わない見込み客を見分けられなくなる。Cはスコアリングとグレーディングの役割を逆に説明しており、それぞれが測る対象を取り違えている。Dはリードの管理対象外であるケースの項目を使う説明であり、リードの評価の仕組みとして成立しない。
問24. 正解:D
Dのとおり、商談の販売プロセスはレコードタイプごとに個別に作成でき、それぞれに含めるステージの一覧を選択リスト項目セットとして割り当てることで、新規事業と既存顧客の追加受注で異なるステージの流れを実現できる。Aはステージを1つの一覧にまとめる方法であり、レコードタイプごとに異なる流れを区別して適用することができない。Bの入力規則はレコードの保存を制御するための機能であり、レコードタイプに応じたステージの一覧そのものを切り替える仕組みではない。Cはページレイアウトの割り当てを所有者単位で行っているうえ、ステージ項目自体を非表示にしてしまい商談の進捗管理という目的を果たせない。
4. サービス&サポートアプリケーション
問25. 正解:D
AのWeb-to-ケースはWebフォームからの入力を起点とする仕組みであり、メールを起点としたケース化には対応しない。Bのメールtoケースのオンプレミスエージェントはオンプレミスのメールサーバーとの連携設定が必要で、追加のサーバー設定を避けたいという要件に反する。Cの自動応答ルールはケース作成後の自動返信メール送信を行う機能であり、受信メールそのものをケースへ変換する仕組みではない。オンデマンドメールtoケースはメールサーバー側の追加設定なしで受信メールを自動的にケース化できるため、要件に最も合致する。
問26. 正解:A
Bは誤りで、条件に一致しなくてもケース自体が削除されたりごみ箱へ移動したりすることはなく、通常どおりレコードとして残る。Cは誤りで、ルールエントリは管理者が設定した並び順に従って上から順に評価される決定的な仕組みであり、ランダム性はない。Dは誤りで、ケース割り当てルールと重複ルールは独立した別々の仕組みであり、一致しないことを理由に重複候補として保留される機能はない。どのエントリにも一致しなかったケースは、サポート設定で指定したデフォルトのケース所有者に割り当てられるため、この設定を確認すべきである。
問27. 正解:A
Bは誤りで、キューはリードやケースだけでなくカスタムオブジェクトにも対応している。Cは誤りで、割り当てルールの割り当て先としてキューを指定すれば、条件に一致したレコードを自動的にキューへ割り当てられる。Dは誤りで、1つのオブジェクトに対して複数のキューを作成することができ、1つまでという制限はない。キューのメンバーには個々のユーザーのほか、ロール(配下含む)や公開グループも指定できる点が正しい。
問28. 正解:B
Aは誤りで、担当者を自動的に決定するのはケースの割り当てルールであり、サポートプロセスとは別の仕組みである。Cは誤りで、マイルストーンの達成状況を追跡するのはエンタイトルメントプロセスの役割であり、サポートプロセスはステータス値の管理を担う。Dは誤りで、営業時間の切り替えはケースやエンタイトルメントへの営業時間の割り当てで行うものであり、サポートプロセスとは無関係である。サポートプロセスはケースのステータス選択リストの値セットをビジネスプロセスごとに限定し、レコードタイプへ割り当てて使い分ける仕組みが正しい。
問29. 正解:C
Aは誤りで、ページレイアウト上の初期値はUIからの手動作成時にのみ働き、Web-to-ケースのようにAPI経由で作成されるケースには適用されない。Bは誤りで、選択リストの標準値は手動作成時の初期値であり、Web-to-ケースには専用の発生源設定が別途あるためそちらを直さない限り反映されない。Dは誤りで、割り当てルールの条件を変更しても既に保存された発生源の値自体は変わらず、根本的な原因の是正にはならない。Web-to-ケースの設定にある「Web-to-ケースのデフォルトの発生源」を修正することで、Web経由のケースに正しい発生源が設定されるようになる。
問30. 正解:B
Bのケースの自動レスポンスルールは、ケースが作成された際に条件に応じたメールテンプレートを問い合わせ元へ自動送信する仕組みであり、担当者の割り当てとは独立して顧客への受付確認を行える。Aのケース割り当てルールはケースの担当者やキューを決める仕組みであり、顧客への自動返信メールの送信自体は行わない。Cのエスカレーションルールは未解決のまま時間が経過したケースを上位者に引き上げる仕組みであり、受付時点での顧客への自動返信を目的としたものではない。Dの承認プロセスは社内の承認申請を処理する仕組みであり、顧客とのメールのやり取りを自動化する機能ではない。
5. 生産性向上とコラボレーション
問31. 正解:B
Aの行動(Event)は将来や特定時間帯の予定を表すためのオブジェクトであり、完了した電話対応をその場で記録する用途には「活動を記録」の方が適する。CのChatterへの投稿は情報共有はできるが、活動タイムラインの構造化されたToDoとしては扱われない。Dのメール送信は自分宛に送っても正式な活動記録の仕組みとは別物で、活動タイムラインには反映されない。「活動を記録」機能を使うと、完了ステータスのToDoが作成され取引先責任者などに関連付けられ、活動タイムラインの過去の活動に表示される。
問32. 正解:A
Bは誤りで、組織の共有設定を非公開に変更すると全社的なカレンダー共有の前提が崩れ、空き時間の確認すら難しくなり要件を満たさない。Cは誤りで、Chatterへの投稿は行動オブジェクト自体の共有設定とは無関係で、カレンダー上の表示制御にはならない。Dは誤りで、削除権限を外しても行動の内容が参照できるかどうかには影響せず、可視性の問題は解決しない。行動の「非公開」チェックボックスを有効にすれば、他ユーザーには時間枠のみが表示され、件名や詳細は所有者以外から隠すことができる。
問33. 正解:C
Aは誤りで、行動はカスタムオブジェクトへ紐づけを変更するような移動はできず、ケースの関連リストに移せるものでもない。Bは誤りで、Chatterのフィードフィルタは投稿のフィルタリング機能であり、活動タイムライン上の行動の表示には影響しない。Dはレポートとダッシュボードで一覧化はできるが、レコードページ上での完了操作や新規作成ができない別画面になり、運用上手間が増える。活動タイムラインコンポーネントの表示設定でフィルタや並び順を調整すれば、今後の予定を優先的に見やすく表示できる。
問34. 正解:B
Aは誤りで、公開グループはそもそも誰でも閲覧・参加できる種別であり、後から閲覧権限だけを制限してもグループ種別自体の性質は変わらない。Cは誤りで、非公開グループは参加リクエストを却下してもグループ名や概要、メンバー一覧が非メンバーにも表示されるため、存在自体を隠すことはできない。Dは誤りで、通常の非公開グループは検索結果やグループ一覧に表示されるため、名称を工夫しても発見される可能性は残る。非公開かつリストに記載しない(unlisted)グループであれば検索結果にも表示されず、招待されたメンバーとオーナー・管理者だけが存在を認識できる。
問35. 正解:C
Aは誤りで、代理管理者は組織全体のユーザーやオブジェクト管理を委任する仕組みであり、Chatterグループ内の役割委譲とは異なるレイヤーの機能である。Bは誤りで、「すべてのデータの編集」は組織全体のレコードを操作できる強力なシステム権限であり、グループ内の限定的な役割委譲には過剰かつ不適切である。Dは誤りで、グループオーナーへの完全な変更は元のオーナーを外してしまい、部長がオーナーとして関与し続けたいという要件に反する。グループマネージャーへの指定であれば、参加承認や一部の設定変更を委譲しつつ、オーナー固有の権限とは区別して管理できる。
問36. 正解:C
Cのとおり、Chatterのみの外部ユーザーは自分が参加しているグループの内容とメンバーの基本的なプロファイル情報にアクセス範囲が限定され、レコードやオブジェクトデータへの通常のアクセス権は持たない。Aは標準オブジェクトかカスタムオブジェクトかという区別で語っているが、実際にはオブジェクトの種類にかかわらずレコードデータへのアクセスが認められない点が誤り。Bはグループ内での投稿自体は許可されているため、閲覧のみに制限されるという説明は事実に反する。Dはレポートやダッシュボードなど内部ユーザー向けの機能は利用できず、内部ユーザーと同じ画面構成という説明が誤り。
6. データ管理&分析
問37. 正解:D
Aは誤りで、データインポートウィザードは商談やケースには対応しておらず、対象は取引先・取引先責任者・リード・カスタムオブジェクトなどに限られ、1回の処理には件数上限も設けられている。Bは誤りで、ウィザードは管理画面からポイント&クリックで実行でき、Apexコードの事前準備は不要である。Cは誤りで、ウィザードは標準の重複ルールと一致ルールに基づいてインポート時に重複候補を判定し、スキップなどを選べる。主要オブジェクトに対応し重複ルールと連携する点でDが正しい。
問38. 正解:B
Aは誤りで、コマンドラインでのバッチ実行やハードデリートに対応しているのはデータローダーであり、データインポートウィザードにはその機能がない。Cは誤りで、データローダーはinsert/update/upsert/delete/hard delete/exportなど幅広い操作に対応する。Dは誤りで、変更セットはApexやレイアウトなどのメタデータを移行する仕組みであり、レコードデータの一括更新には使わない。データローダーのupdate操作とhard delete操作をコマンドラインから定期実行することで、大量データの夜間バッチ処理と完全削除の両方に対応できる。
問39. 正解:C
Aはデータローダーの機能を外部スケジューラと組み合わせる方法で、オブジェクトごとに個別のクエリ設定が必要になり手間がかかりすぎる。Bは事実に反し、非同期SOQLはすでに廃止されており、Big Objectsもバックアップ用のエクスポート機能ではない。Dはレポートが特定のレポートタイプの範囲でしかデータを取得できず、組織全体を1つのレポートでエクスポートすることはできない。「データのエクスポート」機能のスケジュールエクスポートを使えば、週次または月次の頻度でファイルを自動生成しメール通知を受け取れる。
問40. 正解:A
Bは誤りで、データローダーで取引先のOwnerIdを更新しても、関連する商談やケースの所有者は自動的には変更されない。Cは誤りで、組織の共有設定を緩めてもアクセス権が広がるだけで所有者はAのままとなり、所有権移行という要件を満たさない。Dは誤りで、ロール階層の配置はレコードの参照・更新権限に影響するものであり、所有権そのものを移動する機能ではない。「レコードの一括移行」機能を使えば、取引先の所有者変更と同時に関連する進行中の商談やオープンなケースの担当も一括で移行できる。
問41. 正解:B
Aはストレージ上限引き上げの申請にすぎず、通常のカスタムオブジェクトのままではコストと拡張性の課題が解決しない。Cは誤りで、非同期SOQLはすでに廃止された仕組みであり、現在はBig Objectのクエリには通常のSOQLやBulk APIを使用する。Dの項目監査履歴は既存レコードの項目変更履歴を追跡する機能であり、大量の活動レコードそのものを低コストで長期保存する目的には使えない。Big Objectは数億件規模のデータを低コストで保持でき、入力規則やワークフローの対象外という特性が今回の要件に合致する。
問42. 正解:D
Aは誤りで、削除直後のレコードはごみ箱に保持され、期限内であれば復元可能である。Bは誤りで、ごみ箱の保持期間には15日間という上限があり、無期限に残り続けるわけではない。Cは誤りで、一般ユーザーは自分が削除したレコードを自分のごみ箱から復元できるのが標準の挙動である。削除されたレコードはごみ箱に15日間保持され、その期限を過ぎると自動的に完全削除される。
問43. 正解:B
Aはブロックを選択しており、重複と判定された時点で保存自体ができなくなるため、保存を継続させたいという要件に反する。Cは一致ルールの厳しさを変える設定であり、重複と判定される基準を狭めるだけで、警告を出しつつ保存を許可するというアクションの挙動そのものは変わらない。Dは重複ルールを無効化してしまうため、作成時点でのリアルタイムな警告ができなくなり、事後のレポート確認だけに頼る運用になる。重複ルールの作成時アクションを「許可」に設定すれば、重複の可能性がある場合に警告を表示しつつレコードの保存自体は継続できる。
問44. 正解:D
Aは誤りで、Salesforceは取引先・取引先責任者・リード向けにあらかじめ用意された標準一致ルールを提供している。Bは誤りで、1つの重複ルールに関連付けられる一致ルールの数には上限があり、無制限ではない。Cは誤りで、一致ルールは重複候補を特定するロジックであり、項目レベルセキュリティによる表示制御とは無関係である。標準一致ルールに加えて、管理者が独自の条件を定義したカスタム一致ルールも作成できる点が正しい。
問45. 正解:B
Aは誤りで、重複ルールをバイパスするという名称のユーザー権限はSalesforceに実在せず、そのような一括除外の権限は存在しない。Cは誤りで、項目レベルセキュリティは画面上の参照・編集可否を制御するものであり、バックエンドで実行される重複判定のロジックには影響しない。Dは誤りで、組織の共有設定はレコードの参照・更新権限を制御する仕組みであり、重複ルールの適用可否とは別の機能である。重複ルールの条件に「現在のユーザー:プロファイル」を指定すれば、特定のプロファイルのユーザーによる操作だけを重複ルールの適用対象から除外できる。
問46. 正解:C
Aは条件が逆で、数式がTRUEを返した場合にエラーとなり保存がブロックされる仕組みであり、FALSEの場合は正常に保存される。BのISCHANGED関数は既存レコードの更新時に値が変更されたかを判定するものであり、新規作成時には比較対象となる直前の値が存在しないため常にFALSEを返す。DのREGEX関数は正規表現による値のパターン一致を判定して真偽値を返す関数であり、項目間の値コピーには使われない。入力規則の数式はTRUEを返すとエラーメッセージを表示して保存をブロックする仕組みである。
7. 自動化
問47. 正解:C
Aのケース割り当てルールはケースの新規作成時に条件で振り分ける仕組みであり、作成後の経過時間を条件にした再割り当てには対応しない。Bの承認プロセスは承認申請の稟議フローであり、通常のケースレコードの自動再割り当てや通知の仕組みではない。Dのマイルストーンを含むエンタイトルメントプロセスは対応時間の期限管理と達成状況の追跡が目的で、条件に応じた自動再割り当てや通知アクションを標準では持たない。エスカレーションルールは経過時間と営業時間を基準にケースの再割り当てや通知を自動化する専用の仕組みであり、要件に合致する。
問48. 正解:A
Aの通り、両ルールとも複数のルールエントリを並び順に評価し、条件に最初に一致したエントリの割り当て先(ユーザーまたはキュー)を採用する仕組みが共通する。Bは重複ルールの機能であり、割り当てルールは重複判定を行わない。Cは承認プロセスにおける階層的な承認ルーティングの説明であり、割り当てルールには承認の概念がない。Dは誤りで、ケース・リードともに同時に有効化できるルールはオブジェクトにつき1つのみであり、複数を並行稼働させることはできない。
問49. 正解:B
Aは誤りで、ワークフロールールを有効化した管理者が自動的に実行ユーザーになるわけではない。Cのオートメーテッドプロセスユーザーは実在するが、これは一部のフローや自動処理のシステムコンテキスト実行に関わる別種の仕組みであり、時間ベースのワークフローアクションの実行者無効化時の代替とは異なる。Dのインテグレーションユーザーは外部連携用に作成するアカウントであり、時間ベースアクションの代替実行者としては使われない。設定の「プロセスの自動化の設定」で指定したデフォルトのワークフローユーザーが、アクション起点のユーザーが無効化された場合の代替実行者として使われる。
問50. 正解:C
Aの商談スコアリングは受注確度をスコアとして算出する機能であり、自由記述の要約を生成するものではない。BのEinsteinボットは会話型のチャットボットであり、フロー内で自動的に項目へ要約を書き込む用途には使わない。Dの案件インサイトは商談の傾向やリスクに関する提案を表示する機能であり、任意のテキストを要約生成する仕組みではない。プロンプトビルダーで作成した生成AIのプロンプトテンプレートはフローのアクションとして呼び出せるため、失注理由の要約生成と項目への書き込みを自動化する要件に合致する。
問51. 正解:B
Aは誤りで、新規のワークフロールールおよびプロセスビルダーの作成は既に案内終了しており、現在の推奨自動化ツールはフローである。Cは誤りで、既存のワークフロールールをフローへ変換する支援ツールはあるものの、内容の確認や調整は管理者が行う必要があり、完全自動で移行が完了するわけではない。Dは誤りで、ワークフロールールとフローは共存して動作可能であり、片方の存在がもう片方の実行を妨げることはない。新規作成はフローに一本化されており、既存の稼働を維持しながら計画的にフローへ移行することが求められる。
問52. 正解:D
Aのレコードトリガーフローはレコードの保存を契機に自動実行される仕組みで、ユーザーとの対話的な画面入力には向かない。Bのスケジュールトリガーフローは指定した日時にバッチ的に処理するものであり、担当者がその場で入力する用途には合わない。Cのプラットフォームイベントトリガーフローは外部やシステムからのイベント受信を契機に起動するもので、担当者の手動操作による画面入力の収集はできない。画面フローであれば、画面要素でユーザーからの入力を段階的に収集し、決定要素で入力内容に応じた分岐処理を組み立てられる。
問53. 正解:A
Bは誤りで、保存後のフローはメール送信や他オブジェクトの操作など保存確定後の副作用処理に向くが、同一レコードの項目計算だけであれば不要な処理を追加することになり効率が良くない。Cは誤りで、スケジュールトリガーフローは指定時刻にまとめて実行されるため、入力の都度リアルタイムに反映したいという要件に合わない。Dは誤りで、画面フローによる手動入力は自動計算という要件そのものを満たさない。同一レコードの項目更新だけで完結し高速に処理できる保存前のレコードトリガーフローが、この要件に最も適している。
問54. 正解:B
Aは誤りで、保存前のレコードトリガーフローは作成・更新時の保存操作に対して実行されるものであり、削除操作自体を検知して阻止することはできない。Cは誤りで、入力規則はレコードの保存(作成・更新)時に評価される仕組みであり、削除処理では発動しないため削除を止められない。Dは誤りで、割り当てルールは新規レコードの担当者を決める仕組みであり、既存レコードの削除可否とは無関係である。削除前のレコードトリガーフローであれば、関連する契約書のステータスを参照したうえでカスタムエラー要素を使い、条件に応じて商談の削除自体をブロックできる。
問55. 正解:A
Bは誤りで、担当者の手動実行に依存するため、自動的に対象を検出したいという要件を満たさない。Cは誤りで、レコードトリガーフローは取引先レコードが更新された時にしか発火せず、更新が発生しない限り契約更新日の接近を検知できない。Dは誤りで、外部システムからのイベント通知に依存する構成は本来不要な仕組みを追加することになり、Salesforce内部の日付条件だけで完結する要件には過剰である。自動起動フローのスケジュールトリガーであれば、毎日決まった時刻に条件に一致する取引先をまとめて検索し、リマインドのToDoを自動作成できる。
8. Agentforce
問56. 正解:A
Bは誤りで、Agentforceのエージェントはワークフロールールやプロセスビルダーではなく、エージェントビルダーでトピックとアクションを設定して構築する。Cは誤りで、エージェントは単なるページレイアウトのコンポーネントではなく、対応範囲を示すトピックと実行可能なアクションという概念に基づいて設計される。Dは誤りで、重複ルールと一致ルールはデータの重複管理に使う仕組みであり、エージェントの応答内容の決定には関与しない。Agentforceのエージェントはトピックとアクションから構成され、エージェントビルダーで作成・カスタマイズする点が正しい。
問57. 正解:C
Cのとおり、判断基準が明確で変化の少ないルールベースの処理は、決定要素などの従来の自動化機能で条件分岐を組む方が、動作が予測可能で保守しやすくAIを使うより適している。Aは生成AIによる自由記述の回答に頼る方法であり、明確なルールがあるにもかかわらず出力が揺れる可能性があるAIを使う必要性がない。Bのあいまい一致は重複判定など類似度を扱う別の目的の機能であり、優先度分類の明確なルール適用には向かない。Dは生成AIで説明文を生成する用途であり、優先度そのものを機械的に確定させたいという要件に対して過剰かつ不確実な手段になる。
問58. 正解:D
Dのとおり、Agentforceにはトピックやアクションが組み込まれた標準エージェントを土台に設定を調整して短期間で運用開始する方法と、独自の業務フローに合わせてビルダーでゼロからカスタムエージェントを構築する方法の両方がある。Aは用意されたエージェントが存在しないとしており、標準エージェントの存在自体を否定している。Bは標準・カスタムともトピックを編集できないとしているが、実際は管理者が調整できる。Cはカスタムエージェントが既存トピックを流用できないとしているが、実際は標準トピックの組み合わせ利用も可能である。
問59. 正解:C
Cのとおり、エージェントへのアクセスや動作にはエージェントが操作するオブジェクトへのCRUD権限、および関連する権限セットの割り当てが必要であり、これらの不足がエージェントが表示・起動できない典型的な原因となるため最初に確認すべき項目である。Aの言語設定は応答言語に関わるが、表示されない問題の直接原因にはならない。Bのタイムゾーン設定は表示可否に影響せず、トラブルシューティングの起点として適切でない。Dの変更セットのデプロイ確認は組織間移行の話であり、同一組織内の権限が原因の今回の事象には関係しない。
問60. 正解:D
Dのとおり、AI Trust Layerのデータマスキング機能は、プロンプトが大規模言語モデルに送信される前に機密性の高い個人情報や社外秘のデータを特定不能なトークンに置き換え、コンテキストを保ちながら情報漏えいを防ぐ。Aは共有ルールが解除されるとしているが、実際は権限とアクセス制御を維持したまま検索する仕組みである。Bはプロンプトと応答を保存しモデルの学習に使うとしているが、実際にはゼロデータ保持の方針により保存されず第三者モデルの学習にも使われない。Cは有害コンテンツ検出のみとしているが、実際にはデータマスキングなど個人情報保護機能もあわせ持つ。
この先の演習量を確保するために
ここまでの60問と同じ密度の解説が、全500問すべてに付いた問題集を販売しています。本記事の60問も、この500問の中に含まれています(残りの440問は本記事には入っていません)。
免責事項
- 非公式のオリジナル教材です:本記事の模擬問題・解説はすべて当研究所が独自に作成したものであり、実際の試験問題の複製・転載・流用ではありません。Salesforce, Inc.が提供・監修・承認したものではなく、同社と提携・協賛等の関係もありません。Salesforce、Trailhead等の名称・ロゴはSalesforce, Inc.の商標または登録商標です。
- 公式情報との相違の可能性:実際の試験の出題内容・出題形式・出題比率・難易度・合格ライン・受験料等は、Salesforce社の判断により予告なく変更されることがあります。当研究所は適宜、内容の点検を行っていますが、本記事が常に最新の公式試験ガイドと完全に一致することを保証するものではありません。受験前に必ず公式試験ガイド(Trailhead/Salesforce公式サイト)で最新情報をご確認ください。
- 対応バージョンについて:本記事の問題は作成時点の公式情報を参照しており、公式試験ガイド(日本語版)に明記された対応バージョンと差異がある場合があります。
- 合格・成果の保証はありません:本記事は学習の補助を目的としたものであり、内容を利用したことによる資格試験の合格・特定のスコア取得その他の成果を保証するものではありません。
- 正確性についての留意:内容の正確性については作成時点および見直し時点で可能な限りの確認を行っていますが、誤字脱字・解説内容の誤り等が皆無であることを保証するものではありません。お気づきの点はコメント欄にてお知らせください。確認のうえ無料で修正します。
- 損害についての免責:本記事の内容を利用したことにより生じたいかなる損害(学習時間の損失、受験結果に関するものを含みますがこれに限りません)についても、当研究所は責任を負いかねます。あらかじめご了承のうえご利用ください。
- 著作権・利用範囲:本記事の全文の著作権は当研究所に帰属します。読者ご本人が学習目的でご利用いただく範囲を超えて、内容の複製・転載・再配布・第三者への共有・譲渡・転売等を行うことは禁止します。