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MuleSoft認定資格5種|5つとも合格点が同じ、基礎からアーキテクトまでの順番と2027年廃止の影響

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MuleSoftはシステム同士をつなぐための製品で、Salesforceの資格体系のなかでも独立した系統です。日本語で受験できるのは5資格。ただし並べて最初に目につくのは層の違いではありません。5つとも合格点が同じ値で揃っています。

  • 5資格の合格点はすべて同じ値で、入口の基礎だけ下げるということをしていません
  • 前提資格があるのはデベロッパー 上級の1つだけです
  • MuleSoft デベロッパーは出題範囲が12個に割れ、配点がほぼ平らです
  • 2027年の廃止で、日本語で受けられる5資格に影響はありません

5資格の一覧

受験料は3つの層に分かれますが、**合格点だけは5資格で1つの値に揃っています。**まず各資格の前提資格を見て、今日そのまま申し込めるものがどれかを確かめてください。

  • MuleSoft Integration 基礎
    前提資格なし/受験料 ¥10,000/合格点 70%
  • MuleSoft デベロッパー
    前提資格なし/受験料 ¥30,000/合格点 70%
  • MuleSoft デベロッパー 上級
    前提資格 MuleSoft デベロッパー/受験料 ¥30,000/合格点 70%
  • MuleSoft Platform アーキテクト
    前提資格なし/受験料 ¥60,000/合格点 70%
  • MuleSoft Platform Integration アーキテクト
    前提資格なし/受験料 ¥60,000/合格点 70%

入口のMuleSoft Integration 基礎は受験料も問題数も入門の層ですが、合格点は上位の4資格とまったく同じです。入門の層に置かれた4資格のなかでもAgentforce セールス 基礎と並ぶ最も高い設定で、「基礎だから軽い」が通じません。

この5資格には、当研究所の無料模擬試験と模擬問題集(500問)があります。どの層から始めるか迷ったら、まず無料模擬試験で手応えを見てください。


出題範囲の書き方が他の系統と違う

MuleSoftの公式受験ガイドは、出題範囲が**「〜を特定する」「〜を実装する」「〜を設計する」という動詞の形**で並んでいます。知識の分野ではなく、できるべき動作として範囲が定義されています。

  • MuleSoft Integration 基礎
    出題範囲の数 6個/最も重い範囲の配点 20%
  • MuleSoft デベロッパー
    出題範囲の数 12個/最も重い範囲の配点 10%
  • MuleSoft デベロッパー 上級
    出題範囲の数 5個/最も重い範囲の配点 27%
  • MuleSoft Platform アーキテクト
    出題範囲の数 9個/最も重い範囲の配点 17%
  • MuleSoft Platform Integration アーキテクト
    出題範囲の数 10個/最も重い範囲の配点 15%

注目してほしいのはMuleSoft デベロッパーです。範囲が12個に割れていて、最も重いものでも1割しかありません。配点の重い範囲から潰すという戦い方が成立しない試験です。

上級とアーキテクト2つは何が違うか

  • MuleSoft デベロッパー 上級:範囲が5つに絞られ、パフォーマンスと信頼性、モジュール式の実装とビルドの2つで半分を超えます。作れることではなく、本番で壊れないものを作れることが中心です。保存されたデータと転送中のデータの保護にも配点が置かれています。
  • MuleSoft Platform アーキテクト:範囲は9つ。最も重いのは「Anypoint Platform における Web API の管理」です。APIをどう公開し、どう守り、どう監視するか——プラットフォームを運営する側の資格です。
  • MuleSoft Platform Integration アーキテクト:範囲は10。持続性・信頼性・パフォーマンス・セキュリティという**「〜要件を満たす設計」の形の範囲が4つ並ぶ**のが特徴です。要件から方式を選ぶ判断そのものが問われます。

取る順番

前提資格があるのは1つだけなので、順番の自由度が高い系統です。いま担当している仕事から入って構いません。

  1. 入口
    MuleSoft Integration 基礎
    前提資格はありません。受験料が最も安く、問題数も少ない層です。Salesforceの操作を知らなくても入れます。
  2. 開発へ
    MuleSoft デベロッパー
    旧「MuleSoft認定デベロッパーI」。前提資格はありません。出題範囲が12個に割れているのはこの資格です。
  3. 開発を深める
    MuleSoft デベロッパー 上級
    旧「II」。5資格でただ1つ前提資格があり、デベロッパーを先に取らないと申し込めません。
  4. 設計へ
    MuleSoft Platform アーキテクト
    MuleSoft Platform Integration アーキテクト
    2つとも前提資格はありません。なお公式受験ガイドは、Platform Integration アーキテクトについてデベロッパー資格を「推奨前提条件だが必須ではない」と書いています。

デベロッパー系だけが上下関係を持ち、アーキテクト2資格には前提資格がありません。実務で設計に関わっているなら、デベロッパーを飛ばして直接受けられます。

アーキテクト2つは受験料も問題数も合格点も同じで、順番の制約もありません。選ぶ基準は数値ではなく、担当しているのがプラットフォームの運用か、つなぎ方の設計かです。


2027年の廃止でMuleSoftはどうなるか

2027年2月1日に24資格が廃止されますが、**上の5資格はいずれも対象外です。**廃止されるのはMuleSoft Catalyst ConsultantとMuleSoft Hyperautomation Developerの2つで、どちらも英語のみで提供されていた資格です。

つまり**日本語で受けられるMuleSoftの資格に廃止の影響はありません。**出典は公式ヘルプの2027年の認定資格の廃止に関するFAQ(日本語版)です。


MuleSoftの模擬問題集(5資格)

当研究所は、上の5資格すべてに無料模擬試験と模擬問題集(500問)を用意しています。出題範囲ごとの問題数は、公式受験ガイドの配点比率に合わせて配分しています。

あわせて読みたい

資格別の一覧はSalesforce認定資格 模擬問題集 資格別リンク集にまとめています。


この記事の情報について

  • 受験料・合格点・問題数・試験時間・前提資格は、各資格の日本語版公式受験ガイドを当研究所が1本ずつ読んで書き写した値です。英語版とは合格点・問題数・受験料が異なることがあるため、参照しているのは日本語版のみです。
  • どの資格がどのカテゴリに属するかはSalesforce公式ヘルプ「Salesforce 認定資格一覧」(日本語版)に合わせています。記事のなかでの並び順は、読みやすさを優先して組み替えている場合があります。
  • 試験の内容・形式・合格点・受験料は、Salesforce社の判断により予告なく変更されることがあります。受験前に必ず公式受験ガイドで最新情報をご確認ください。
  • 公式に記載のない事項(試験の改訂日、出題形式の内訳など)は、推測で書かない方針にしています。

免責事項

  • 非公式のオリジナル教材です:当研究所の模擬問題・解説はすべて独自に作成したものであり、実際の試験問題の複製・転載・流用ではありません。Salesforce, Inc.が提供・監修・承認したものではなく、同社と提携・協賛等の関係もありません。Salesforce、Trailhead等の名称・ロゴはSalesforce, Inc.の商標または登録商標です。
  • 合格・成果の保証はありません:各記事は学習の補助を目的としたもので、資格試験の合格その他の成果を保証するものではありません。
  • 価格・販売状況について:価格および公開状況は変更されることがあります。最新の価格は各記事のページでご確認ください。

当研究所のすべての記事はhttps://note.com/sfcertlabからご覧いただけます。

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