はじめに
いま、私はMacのターミナルで vimtutor を開き、この原稿を書いています。
このコマンドを打った瞬間、目の前に現れる「VIM 教本(チュートリアル)」。
「えっ、マウスが効かない?」「どうやって閉じるの?」とパニックになる必要はありません。Vimは非常に強力ですが、最初の30分だけ我慢して基本を指に覚えさせれば、あなたのMacBookは魔法のツールに変わります。
1. 忍者の歩法「h, j, k, l」をマスターする
Vimを始めた人が一番驚くのが、移動に矢印キーを使わないこと。
チュートリアルの レッスン 1.1.1 にある通り、右手のホームポジションに指を置いたまま移動します。
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h: 左へ(一番左にあるから) -
j: 下へ(jは「下」に向く形に見えませんか?) -
k: 上へ(kは「上」に向かって伸びている!) -
l: 右へ(一番右にあるから)
なぜこれを使うの?
矢印キーまで手を伸ばすコンマ数秒を削るためです。「いやマジで!」とチュートリアルにも書いてありますが、慣れると爆速です。
2. 恐怖の「閉じられない」を解決する
Vim最大の難関は、「やめたいのにやめられない」ことです。
チュートリアルの レッスン 1.1.2 で語られている「脱出魔法」を覚えましょう。
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Escキーを叩く
まずは、自分が今どのモードにいても、一度「ノーマルモード(安全な場所)」に戻るためにEscを押します。 -
:q!とタイプしてEnter
これは「保存せずに、とにかく今すぐ終了(quit)しろ!」という命令です。
これで、いつ迷子になってもターミナルに戻ってこれます。安心ですね。
3. 「読む」より「打て」!Vim学習の鉄則
vimtutor の冒頭にこう書かれていました。
正しく学習するにはコマンドを実際に試さなければならないのです。文章を読んだだけならば、きっと忘れてしまいます!
Vimは知識ではなく、「指の筋肉」で覚えるエディタです。
例えば、文字を消したいときは、その文字にカーソルを合わせて x を押すだけ。このリズム感を身体に染み込ませるのが上達への最短ルートです。
まとめ:あなたのターミナルには、最強の武器が眠っている
Vimは一見不親切に見えますが、使いこなせばマウス操作がもどかしくなるほど、思考とエディタが直結します。
まずは vimtutor を最後まで走りきってみてください。30分後、あなたはもう「Vimが閉じられない」と言っていた昨日までの自分ではありません。
今回のチートシート
| コマンド | アクション |
|---|---|
j |
下へ移動(基本中の基本!) |
k |
上へ移動 |
x |
カーソル位置の文字を消す |
i |
文字を入力する(挿入モードへ) |
Esc |
困ったらこれ。ノーマルモードに戻る |
:q! |
変更を捨てて終了 |
:wq |
保存して終了 |
まずは vimtutor を15分だけ進めてみませんか?