本記事は、OSSのノーコード・ローコード開発ツール「プリザンター」 Advent Calendar 2022 の1日目の記事です。
はじめに
プリザンターは、オープンソースで公開されている"ビジネスアプリケーションプラットフォーム"です。
簡単に言うと業務アプリが素早く簡単に作れるノーコード・ローコード開発ツールです。Webデータベース、と言ったほうがご理解頂ける方もいらっしゃるかもしれません。
今年は新聞などでもノーコード開発、ローコード開発、という言葉を目にする機会が増えてきました。昨年の今頃は、まだまだ業界用語的な単語だったように思いますが、市民権を得た、とまでは行かないまでも、聞いたことはある、くらいの認知には達したように思います。本日は流行語大賞の発表日となりますが、来年はノーコード、ローコードという言葉がノミネートされていたりしないかしら、と夢見がち乙女モードになったりもします。
そんなわけでプリザンターのアドベントカレンダー、今年も始まりました。
このアドベントカレンダーを通じて、プリザンターの便利さ、プリザンターの可能性、プリザンターの楽しさ、なんかを少しでも皆さんに知って頂ければと思います。
読んでくれる皆さん、書いてくれる皆さん、25日間、どうぞよろしくお願いいたします。
小技語り
私は小技が好きです。誰がなんと言おうと小技を愛しています。
大げさに語るほどでもないけど、なんか便利だよね、というやつです。人はそれを小技と呼びます。
集計
プリザンターの一覧画面には集計欄が存在します。
↓こんなやつです。
非表示にしていたりする人が意外と多くて驚きなのですが、私は集計が好きです。
長い文字列の項目で集計する場合は確かに結構邪魔だったりするケースもありますが、その辺はうまいことやりましょう。
件数、合計、平均がパッと見てわかるというのはもちろんなのですが、地味に好きなのが、各項目(ラベル)をクリックするとフィルタが掛かるところ。
例えば上の図で言うと担当者の「鈴木 洋一」という項目をクリックすると鈴木洋一さんが担当者になっているレコードだけ表示されるようになります。担当者項目で「鈴木 洋一」を選択してフィルタした状態になるわけです。その状態でもう一度「鈴木 洋一」というラベルをクリックすると、フィルタが解除されます。
通常、フィルタをかける場合は、フィルタ欄の担当者のドロップダウンから鈴木洋一を選択するわけですが、集計機能を使えばワンクリックでフィルタをかけられるわけです。
地味に便利です。人はそれを小技と呼びます。
カレンダー
プリザンターのカレンダーは、土曜日が水色、日曜日が桃色で表示されており画期的にわかりやすいのですが、祝日には対応していません。そのため、カレンダー表示を使ってタスク管理をしていると、祝日を見落としてしまい予定が狂ってしまうというようなこともまれにあります。だからといって祝日のレコードを作るわけにもいかず…。そんなお悩みを抱えた皆さんに小技を伝授します。小技が皆さんを救います。
12月30日から1月3日まではお休みです。
地味ですが、わかります。これだけでも大違いだと思いませんか?
しかも簡単です。スタイルを使います。
1日ずつ手書きという衝撃。
いいんです。日付を直すくらい簡単です。365日祝日なわけではないのですから。
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逆にわかりやすいですよね。もうちょっと視認性を高めたいという方は↓のようにでもするのが良いと思います。
1日ずつ手書きだからこそできる技。人はそれを小技と呼びます。
カレンダーまわりはいろいろと要望も多そうですが、スクリプトやスタイルを使えばいろいろとカスタマイズが可能です。
おわりに
ちょっとだけ便利になる、そんな小技が私は大好きです。
皆さんがひっそりと持っている小技があれば是非教えて下さい。
それでは、25日間、よろしくお願いいたします。