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Claude Codeで開発効率が激変した話|SESエンジニアの独立準備にも使える実践Tips徹底解説

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Claude Codeを半年使い倒して分かった「本当に使える」機能だけまとめた

Claude Codeを本格的に開発に導入してから約半年が経った。最初は「ターミナルで動くAIアシスタント? VS Codeの拡張でよくない?」と思っていたが、今では完全にメイン開発ツールになっている。

この記事では、実際にClaude Codeで日常的に開発している立場から、本当に使えるTipsだけを徹底解説する。「AIが便利です!」みたいなふわっとした話ではなく、具体的なコマンドと設定を全部書く。

SESエンジニアとして現場で使う場合の注意点や、フリーランス独立準備としてのスキルアップにも触れるが、メインはあくまで「Claude Codeの実践的な使い方」だ。


CLAUDE.mdが全てを決める — プロジェクト設定の書き方

CLAUDE.mdとは何か

Claude Codeの最重要ファイルはCLAUDE.mdだ。プロジェクトルートに置くと、Claude Codeが毎回の会話開始時に自動で読み込む。いわば「AIへの指示書」であり、これの書き方で出力品質が劇的に変わる。

実際に自分が使っている構成はこんな感じ:

# プロジェクト概要
このリポジトリはXXXのバックエンドAPI。
TypeScript + Hono + Cloudflare Workers で動いている。

## コーディング規約
- 変数名はcamelCase
- エラーハンドリングはResult型パターンを使う
- テストはvitestで書く

## やってはいけないこと
- Anthropic APIを直接叩かない(Claude CLIを使う)
- 新規にnpmパッケージを追加する前に必ず確認する
- console.logをプロダクションコードに残さない

ポイント:「やってはいけないこと」セクションが重要

最初は「こうしてほしい」だけ書いていたが、禁止事項を明記する方が効果が高いと気づいた。AIは「良かれと思って」余計なことをしがちなので、明確に制限をかける方がうまくいく。

たとえば以前、Claude Codeが勝手にパッケージを追加して依存関係が壊れたことがあった。それ以来、CLAUDE.mdに禁止事項として書いている。


実際に使っているコマンドとワークフロー

基本:ターミナルで直接起動

# プロジェクトディレクトリで起動
cd ~/my-project
claude

これだけ。VS Codeを開く必要もない。ターミナル一つで完結するのがClaude Codeの強みだ。

Plan Mode(計画モード)を使い倒す

非自明なタスクでは、いきなりコードを書かせない。まず計画を立てさせる。

会話の中で「まず計画を立てて」と言うか、/planと入力すると計画モードに入る。

> /plan
> このAPIにページネーション機能を追加したい。現状のコードを読んで、
> どのファイルをどう変更するか計画を書いて。

Claude Codeが関連ファイルを読み、変更計画を提示してくれる。これを確認してから実装に入ると、手戻りが激減する。

実体験:計画モードを使わずに「ページネーション追加して」と丸投げしたら、既存のレスポンス形式を壊された。計画モードで「既存のレスポンス形式は維持して」と事前に確認していれば防げた。

サブエージェントで並列処理

Claude Codeには「Agent」という機能がある。メインの会話から独立したエージェントを起動して、並列で作業させられる。

自分がよく使うパターン:

  1. リサーチ用エージェント:コードベース調査を任せる
  2. テスト実行エージェント:バックグラウンドでテストを回す
  3. レビュー用エージェント:変更内容の独立レビュー

メインのコンテキストウィンドウを汚さずに調査できるのが地味に大きい。大きなコードベースでは「あのファイルどこだっけ」という調査だけでコンテキストが埋まってしまうので。

/commit でコミットを自動生成

> /commit

これで変更内容を読み取って、適切なコミットメッセージを生成してコミットしてくれる。コミットメッセージを考える時間がゼロになった。

ただし注意点がある:

  • .envファイルなどの機密情報が含まれていないか確認される
  • デフォルトではgit add -Aではなく、個別ファイルを指定してステージングする
  • Co-Authored-By: Claudeが自動で付く

開発速度を上げる具体的なTips 7選

1. Glob/Grepツールを活用する

Claude Codeにはfindgrepコマンドの代わりに、専用のGlobツールとGrepツールがある。これらはファイル検索や文字列検索に最適化されていて、通常のコマンドより高速かつ正確にコードを探せる。

「この関数どこで使われてる?」と聞くと、Claude Codeが内部的にGrepを使って全ファイルを検索してくれる。

2. Editツールで差分だけ送る

大きなファイルを丸ごと書き換えるのではなく、変更箇所だけを指定して編集するEditツールがある。ファイル全体を送信するWriteと比べて、トークン消費が大幅に少ない。

Claude Codeに「この関数のバグを直して」と言えば、該当箇所だけを差分編集してくれる。

3. CLAUDE.mdにプロジェクト固有のルールを書く

前述の通りだが、具体例をもう少し:

## データベース
- ORMはDrizzleを使っている
- マイグレーションは `bun run db:migrate` で実行
- 単発のDB接続テストは `neonctl connection-string` を使う

## テスト
- テストコマンド: `bun test`
- E2Eテスト: `bun run test:e2e`
- テストを書く前にまず既存テストの構造を確認する

4. 権限設定で安全に使う

Claude Codeはデフォルトでファイル書き込みやコマンド実行に確認を求める。これを適切に設定することで、安全性と効率のバランスを取れる。

settings.jsonで特定のコマンドを許可リストに入れられる:

{
  "permissions": {
    "allow": [
      "Bash(bun test*)",
      "Bash(git status)",
      "Bash(git diff*)",
      "Bash(git log*)"
    ]
  }
}

テストコマンドやgitの読み取り系は自動許可にしておくと、毎回の確認ダイアログが減って快適になる。

5. フック機能で自動化する

Claude Codeの「フック」を使うと、特定のイベントに応じてシェルコマンドを自動実行できる。

例えば、ファイル編集後に自動でlintを走らせる設定:

{
  "hooks": {
    "PostToolUse": [
      {
        "matcher": "Edit|Write",
        "command": "bunx biome check --write ${file}"
      }
    ]
  }
}

これで「Claude Codeが編集 → 自動でフォーマット」が実現する。

6. メモリ機能で文脈を維持する

Claude Codeにはセッション間で情報を保持する「メモリ」機能がある。~/.claude/projects/<プロジェクトパス>/memory/にMarkdownファイルとして保存される。

「これ覚えておいて」と言えば自動で保存してくれるが、自分で重要な決定事項を保存させることもできる:

> このプロジェクトではAPIのレスポンス形式として
> { data: T, meta: { total: number, page: number } }
> を統一フォーマットとして使っている。覚えておいて。

次回の会話で「APIのレスポンス形式は?」と聞けば、メモリから引き出してくれる。

7. バックグラウンド実行で待ち時間を消す

ビルドやテストのような時間がかかるコマンドは、バックグラウンドで実行させて、終わったら通知を受け取れる:

> バックグラウンドでテスト全部回して。終わったら結果教えて。

テストが走っている間に別の作業を依頼できるので、待ち時間がほぼゼロになる。


よくあるミスと対策

ミス1:コンテキストウィンドウを使い切る

長い会話を続けると、Claude Codeのコンテキストが圧縮される。重要な情報が失われることがある。

対策

  • 大きなタスクはサブエージェントに分割する
  • 一つの会話で複数の無関係なタスクをやらない
  • 重要な決定事項はメモリに保存する

ミス2:AIの出力を検証せずにコミット

Claude Codeが書いたコードを確認せずにそのままコミットして、バグを入れたことが何度かある。

対策

  • git diffで変更内容を必ず目視確認
  • テストを書いてから実装を依頼する(TDDスタイル)
  • Claude Code自身に「この変更で既存のテストが通るか確認して」と頼む

ミス3:API直叩きでコストが爆発

Claude Codeとは別に、Anthropic APIを直接叩くコードを書いてしまい、想定外のコストが発生したことがある。Claude Code自体はサブスクリプション(Max Plan等)で使えるが、API直叩きは従量課金なので注意が必要だ。

対策

  • CLAUDE.mdに「API直叩き禁止」を明記
  • 必要な場合はClaude CLIを経由する
  • 環境変数のAPI KEYを無効化しておく

実践例:TypeScriptプロジェクトでの活用

実際にClaude Codeで開発しているTypeScriptプロジェクトでの使い方を紹介する。

ケース1:新機能の追加

> このプロジェクトにRSSフィード生成機能を追加したい。
> まず既存のコードを読んで、どこにどう追加するか計画して。

Claude Codeがsrc/以下のファイル構造を読み、既存のルーティングやデータフローを把握した上で計画を提示する。

計画を確認後:

> OK、その計画で進めて。テストも書いて。

ケース2:バグ修正

> `bun test`を実行したら3件失敗した。修正して。

Claude Codeがテストを実行し、エラーメッセージを読み、該当コードを修正し、再度テストを実行して通ることを確認する。ここまで全自動。

ケース3:リファクタリング

> src/content/generator.ts が肥大化している。
> 責務を分割して、テストが全部通る状態を維持してリファクタリングして。

ファイル分割やインターフェース抽出を提案してくれる。変更ごとにテストを確認するので、リファクタリングによるデグレを防げる。


SES現場でClaude Codeを使う際の注意点

SESエンジニアとして客先常駐している場合、Claude Codeの利用にはいくつか注意が必要だ。

セキュリティポリシーの確認

  • クライアントのソースコードをClaude Codeに送信することになるため、必ずセキュリティポリシーを確認する
  • 機密情報を含むファイルは.claudeignoreで除外設定できる
  • 社内ネットワークからの外部API通信が許可されているか確認

単価相場への影響

AIツールを使いこなせるエンジニアとそうでないエンジニアで、生産性に明確な差が出ている。SES単価相場を考える上で、AIツール活用スキルは今後ますます重要な差別化要因になるだろう。

フリーランスとして独立する際にも、「AIツールを使った高速開発」ができることは大きな武器になる。フリーランス独立準備として、Claude Codeのようなツールに慣れておくことを勧める。


Claude Code vs GitHub Copilot vs Cursor — 何が違うのか

2026年現在、AIコーディングツールは主に3つの選択肢がある:

特徴 Claude Code GitHub Copilot Cursor
動作環境 ターミナル / VS Code / Web VS Code等のIDE 独自エディタ
操作方式 自然言語対話 インライン補完 + Chat インライン補完 + Chat + Agent
ファイル操作 読み書き・作成・削除可 制限あり 読み書き可
コマンド実行 ターミナルコマンド実行可 不可 一部可
git操作 可(コミット・ブランチ等) 不可 一部可
計画モード あり なし なし

自分の使い分け:

  • 新規プロジェクトの立ち上げ、大きなリファクタリング → Claude Code
  • 既存コードへの小さな変更、補完が欲しいとき → Copilot
  • フロントエンドのUI調整 → Cursor

Claude Codeの最大の強みは「ターミナルで完結する自律性」だ。ファイルの読み書き、テスト実行、gitコミットまで全部やってくれる。Copilotは補完は優秀だが、プロジェクト全体を俯瞰した作業は苦手。


まとめ:Claude Codeを使いこなすための3原則

  1. CLAUDE.mdに投資する:プロジェクト固有のルールと禁止事項を丁寧に書く
  2. 計画 → 実行 → 検証のサイクルを守る:いきなりコードを書かせない
  3. AIの出力を信頼しすぎない:必ずdiffを確認し、テストで検証する

Claude Codeは「魔法の杖」ではないが、正しく使えば開発速度を大幅に上げられるツールだ。特に個人開発やフリーランスとして独立した後は、一人で複数の案件を回す際の強力な武器になる。

SES単価相場が気になるエンジニアも、フリーランス独立準備中のエンジニアも、まずはClaude Codeを触ってみることを勧める。サブスクリプション(Max Plan)で使えるので、APIの従量課金を気にせず試せるのも良い。

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