はじめに
約3年の研究室生活で自分が使っていたor使うと便利なアプリを紹介します。
研究をより効率的に進めたいと思っている学生は目を通して損はないと思います。
少しでも役に立てれば幸いです!!
論文読み
Connected papers
関連論文をグラフで可視化して確認できるツール。
重要な論文や関連度の高い論文を発見できる。
Scispace
対話式の論文要約AIエンジン。日本語にも対応。
精度はまだそんなに高くはないが、流し読みには使える。(今後に期待)
DeepL
お馴染みの翻訳アプリ。必ずキーバーインドを設定しておこう。
pdfの文章を翻訳する時は以下の流れで行うとスムーズである。以下は自動化するのも良い。
- コピー
- Google Chromeの検索バーにペースト
- 文章全選択
- DeepLのキーバインドで翻訳
論文管理
Mendeley
王道の論文管理ツール。リファを簡単に取ってこれたり便利。
Zotero
Medeleyと概ね同様。共同編集機能や各種ソフトウェアの連携など若干の違いはあるものの大きな違いはない(と理解している)。
Notion
(純粋な論文管理ツールではないが、)自分なりにカスタマイズして論文を管理できる。
データベースやAPIにも対応している。
以下のようなテンプレもある。
ターミナル
iTerm2
王道。キーバインドでiTerm2を呼び出せるので便利。
筆者(M2)は後述するAlacrittyも使っていた時期はあったが、個人的にiTerm2で特に困らなかった。
Alacritty
Rust製のターミナル。
iTerm2よりも高速に動く。
WeZTerm
Rust製のターミナル。
プログラミング言語のLuaで設定ファイルが書けるので、カスタマイズ性が高い。
その他、参考記事はこちら。
検索(Spotlight)
Alfred
アプリケーションの起動やファイルの検索などに使える便利ツール。
拡張性が非常に高く、効率化には必須級。
ただしターミナルの設定を凝っている(ターミナルで完結できる)場合はあまり必要ないかも。
Raycast
Alfred同様に拡張性が高い検索ツール。
Raycast Aiとの対話も可能。
tex
Mathpix
数式や表をスクショするとtex形式に変換してくれる神アプリ。とても時間の短縮になる。
無料枠だと1ヶ月おきに回数制限がある。複数アカウントを作ればこの問題は解決できるが
以下のように数式の画像をmathpixで認識し、コピペ可能な形式に変換してくれる。
Overleaf
tex環境を外部で使えるツール。共同編集なども簡単。
簡単なレポートなどはこちらで作成していた。
OSSなので自分のMacでも簡単に環境構築が可能。
画面管理
Rectangle
無料の画面分割アプリ。
Magnet
有料の画面分割アプリ。筆者はこちらを使用している。
スクショ
Mapture
スクショを画面に保持できる。
スクショを複数枚画面に残すことも可能であり、大きさの調整もできる。
クリップボード管理
Clipy
クリップボードを複数個持てるアプリ。
技術質問検索
StackOverflow
王道の質問サイト。似た事例がないか調べる時に使う。
Perplexity
検索に対して出典付きで答えをくれる。出典があるのでChatGPTのよりかは安心。
Phind
概ねPerplexityと同様だが、カスタマイズ性はこちらの方が高い。
終わりに
環境は人それぞれなので、一つでもしっくり来るものがあったらいいなと思って殴り書きしました。
機会があれば、効率的なエディタの設定やターミナルの設定などもまとめられたらと思います!!