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【Gitの基本】リモートとローカルって何?

Last updated at Posted at 2021-11-07

概要

本ブログではGitの本質的な部分(おそらくかなり重要な気がする)であるリモートとローカルの考え方について説明する。リモートとローカルが何かを理解することによってこの後につながっていく、ブランチであったりの理解が捗ると思われる。また、具体的なコマンドを知りたい人は次のブログを参照すること。
本ページでは以下について説明する。
- Gitとは
- リモートとローカル
- originって結局何?

1.Gitとは

Gitとは分散型バージョン管理システムのことであり、多人数で一つの開発や分析をする際に非常に便利である。何が特に便利かというと
- 過去に行った編集を参照したり、過去のバージョンに戻れる
- 多人数で同一ファイルを操作できる
が挙げられる。
では具体的に見ていこう。(具体的なコマンドを見たい人はここまでスキップ)

2. リモートとローカル

2-1. リモート

上で挙げたように、一つの開発を大多数で行うのがメリットの一つである。と、言うことは全員で共有できるフォルダ(Gitではリポジトリと呼ぶ)があるのは想像できるだろう。この共有できるリポジトリをリモートリポジトリという。

2-2. ローカル

では、全員がリモートリポジトリを同時に操作できるのかというと、それはとても危険である。同時に編集を行うと編集のログを残せなくなる(だろう)し、同じファイルを編集することで編集の衝突が起こる場合もある。
この解決策として、各々のユーザがリモートリポジトリの内容と同じものを自身のPC(ローカル)上で編集を行い、その編集内容をリモートリポジトリに反映させるのがよい。このリモートリポジトリとに対応するローカル上のリポジトリをローカルリポジトリと呼ぶ。

local_remote.png

3. gitを使ってみよう

リモートリポジトリとローカルリポジトリの作成について概要を説明する。(READMEの追加まで)

3-1. アカウント作成

まあ、まずは何といってもgitのアカウントが必要であるため、gitを扱える、GitHubGitLabでアカウントを作成しよう。

3-2. リモートリポジトリ作成

アカウント作成が完了したら次にリモートリポジトリの作成をしよう。GUIでの操作なので細かいことは他のブログ公式サイトを確認したい。
注意するべきことは、リモートリポジトリは作成したが、ローカルリポジトリを設定していないため、この段階では、ただリモートリポジトリがあるだけである。

3-3. ローカルリポジトリの設定

リモートリポジトリを作成したため、次はローカルリポジトリの設定である。(実は超簡単)
ターミナルを開き、ローカルリポジトリに設定したい(ログを残したい)ライブラリまで移動し、

git init

を入力するだけである。ローカルリポジトリとして設定できたか確認するために

ls -a

を実行し、.gitという名の隠しフォルダがあることを確認しよう。この.gitファイルに1で説明したメリットの一つ「すべてのログが残る」が格納されている。

3-4. ローカルリポジトリとリモートリポジトリの接続

3-3でローカルリポジトリを設定したが、現状では、ローカルリポジトリがどのリモートリポジトリと対応しているかを設定していない。そのため、以下のコマンドを3-3で行ったパスと同じところで行う。

git remote add origin <リモートリポジトリのHTTPの部分>

ここで、<リモートリポジトリのHTTP部分>とは3-2でリモートリポジトリを作成した際に、そのリモートリポジトリのURL(注意:webサイトのURLとは別)を確認することができ、それをコピーしたもの。

github_http.png

3-5. add > commit > push

詳しくは次のブログで。

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