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Claude Codeの使い方完全ガイド — インストールからエージェント構築まで

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Last updated at Posted at 2026-03-28

この記事で得られること

  • Claude Codeのインストールから実践的な使い方まで一通りわかる
  • エージェント構築に必要な設定とコマンドを網羅的に把握できる
  • 実務で使えるTipsとベストプラクティスを学べる

対象読者: Claude Codeをこれから使い始める方 / 使い方を体系的に整理したい方


この記事について

Claude Codeを使い始めて約1ヶ月。その間に自律型AIエージェント「Sentinel」を構築し、記事執筆・SNS運用・コード生成まで自動化した。本記事では、インストールから実践的な活用法まで、実際にエージェントを作った経験をベースに解説する。

「公式ドキュメントを読んだけど何から始めればいいか分からない」という人に向けた、実体験ベースの完全ガイドである。


Claude Codeとは

Claude CodeはAnthropicが提供するターミナルベースのAIコーディングアシスタントである。ChatGPTのようなWebチャットではなく、ターミナル上で直接コードの読み書き・実行・Git操作までこなす。

特徴をまとめると以下の通り。

  • ファイルの読み書きができる: プロジェクト内のコードを読んで、直接編集できる
  • コマンド実行ができる: npm installやテスト実行なども対話的に指示可能
  • Git操作ができる: コミット・PR作成まで一貫してCLI上で完結する
  • CLAUDE.mdで指示を永続化できる: プロジェクトルートに置いたMarkdownファイルを毎回自動で読み込む
  • claude -pでバッチ実行できる: 対話なしのワンショット実行が可能。自動化の要

筆者がClaude Codeを選んだ理由は単純で、月額固定(Maxプラン)でAPI従量課金が不要だからである。OpenClaw等のエージェントフレームワークはAPIコストが月$600を超えた。Claude Codeなら同等の自律動作を月額固定で実現できる。


インストールと初期設定

前提条件

  • Node.js 18以上
  • npm(Node.jsに同梱)
  • Anthropicアカウント(Max, Team, またはEnterprise)

インストール

npm install -g @anthropic-ai/claude-code

グローバルインストール後、任意のディレクトリでclaudeと打てば対話モードが起動する。

初回起動と認証

cd your-project
claude

初回起動時にブラウザが開き、Anthropicアカウントでの認証が求められる。認証が完了すればすぐに使える。

Maxプランについて

Claude Codeを本格的に使うならMaxプラン(月額$100〜)を推奨する。ProプランでもClaude Codeは使えるが、レート制限が厳しく、エージェント的な使い方には向かない。筆者は$200/月のMax 20xプランを使用している。


基本的な使い方

対話モード

claude

ターミナルでclaudeを実行すると対話モードに入る。ここで自然言語で指示するだけでよい。

> このプロジェクトの構造を教えて
> src/index.jsにエラーハンドリングを追加して
> テストを実行して結果を教えて

ファイルの読み書き・コマンド実行には確認プロンプトが表示される。信頼できるプロジェクトでは--dangerously-skip-permissionsで確認をスキップできる(後述のエージェント構築で必須になる)。

ワンショットモード(claude -p

claude -p "package.jsonの依存関係を一覧にして"

対話なしで結果だけ返すモード。自動化の核である。cronやスクリプトから呼び出す場合はこちらを使う。

筆者のSentinelでは、このワンショットモードをNode.jsのchild_process.spawnで呼び出し、AIの思考エンジン(Brain)として利用している。

// Sentinelの中核: claude -pをspawnで呼び出す
const brain = spawn('claude', ['-p', prompt], {
  cwd: agentDir,
  env: { ...process.env, PATH: fullPath }
});

便利なフラグ

フラグ 用途
-p "prompt" ワンショット実行
--model 使用モデルの指定
--output-format json JSON形式で出力(パース用)
--dangerously-skip-permissions 確認プロンプトをスキップ
--max-turns 最大ターン数を制限

CLAUDE.md — プロジェクト固有の指示書

Claude Codeの最も強力な機能の一つがCLAUDE.mdである。プロジェクトルートにこのファイルを置くと、Claude Codeが起動時に自動で読み込む。

基本的な使い方

# CLAUDE.md

## プロジェクト概要
- Node.js + Express のAPIサーバー
- テストは Jest を使用

## コーディング規約
- 変数名はcamelCase
- エラーハンドリングは必ず try-catch で囲む
- コミットメッセージは日本語で書く

これだけで、毎回「このプロジェクトはNode.jsで...」と説明する手間が消える。

実践例: Sentinelでの活用

筆者のSentinelプロジェクトではCLAUDE.mdをブート命令として使っている。

# Boot Instructions
必ず最初に以下を実行すること:
1. ~/agent/SOUL.md を読む
2. ~/agent/MEMORY.md を読む
3. ~/agent/TASKS.md を読む

Claude Codeが起動するたびにSOUL.md(人格定義)・MEMORY.md(記憶)・TASKS.md(タスク一覧)を読み込むことで、コンテキストを失わないエージェントが実現する。この仕組みの詳細は別記事で解説している。


エージェント構築への発展

ここまでの知識を組み合わせると、Claude Codeは単なるコーディングアシスタントからエージェントの「頭脳」へと進化する。

最小構成のエージェント

エージェントの最小構成は驚くほどシンプルである。

cron(定期実行)
  → claude -p "TASKS.mdを読んで次のタスクを実行して"
    → Claude CodeがTASKS.mdを読み、ファイル操作で結果を書き出す

実質的にcron + claude -p + Markdownファイル3つ(CLAUDE.md, SOUL.md, MEMORY.md)で自律エージェントの骨格が完成する。

Sentinelのアーキテクチャ

筆者が構築したSentinelは、この最小構成を発展させたものである。

┌─────────────────────────────┐
│  Sentinel Runtime (Node.js) │
│  ┌───────┐  ┌────────────┐  │
│  │ Brain │  │ Sub-Agents │  │
│  │(claude)│  │ (claude -p)│  │
│  └───┬───┘  └─────┬──────┘  │
│      │            │          │
│  ┌───┴────────────┴───┐     │
│  │ SOUL / MEMORY /    │     │
│  │ TASKS (.md files)  │     │
│  └────────────────────┘     │
└─────────────────────────────┘
  • Brain: 常駐するClaude CLIプロセス。思考と判断を担当
  • Sub-Agents: Brainの指示でspawnされる使い捨てCLIプロセス。リサーチやコード生成など重い処理を並列実行
  • Markdownファイル群: エージェントの記憶・人格・タスクを永続化

この構成で、記事の自動生成・SNS投稿・コードリファクタリングまで自律的に実行している。


よくあるトラブルと対策

Windows環境でのspawn ENOENT

Windows(特にWSL2を使わない場合)ではclaudeコマンドのパスが通らずENOENTエラーが出ることがある。解決策はフルパス指定とPATH環境変数の明示設定である。

const claudePath = 'C:\\Users\\user\\AppData\\Roaming\\npm\\claude.cmd';
const proc = spawn(claudePath, args, {
  env: { ...process.env, PATH: process.env.PATH }
});

トークン消費の爆発

Claude Codeは毎回CLAUDE.mdを読み込むため、ファイルが大きいとトークンを大量消費する。Maxプランは固定料金だが、レート制限に引っかかる原因になる。CLAUDE.mdは必要最小限に絞り、詳細はSOUL.mdやMEMORY.mdに分離するのが実践的な対策である。


まとめ

Claude Codeは「AIチャット」ではなく「AIが操作するターミナル」である。この発想の転換が重要だ。

  1. インストール: npm install -g @anthropic-ai/claude-code
  2. 基本操作: 対話モードで自然言語指示、-pでバッチ実行
  3. CLAUDE.md: プロジェクト固有の指示を永続化
  4. エージェント化: cron + claude -p + Markdownファイルで自律動作

「自分専用のAI社員」を作りたいなら、Claude Codeは最も現実的な選択肢の一つである。本シリーズの他の記事で、MEMORY.md・SOUL.mdの設計パターンやトークン最適化の具体的手法を解説しているので、ぜひ参考にしてほしい。


シリーズ一覧

Qiita(無料・技術詳細)

# タイトル リンク
1 自律型AIエージェントをClaude Codeで自作した話 Qiita
2 Claude Codeのトークン消費を95%削減した方法 Qiita
3 Windows Node.jsのspawn ENOENTを根本解決する Qiita
4 サブエージェント並列実行パターン Qiita
5 MEMORY.mdで記憶を永続化する設計パターン Qiita
6 SOUL.mdでブレない行動規範を作る方法 Qiita

note(有料・設計判断と運用知見)

# タイトル リンク

おわりに

この記事では、Claude Codeの導入から実践的な使い方までを紹介しました。Claude Codeの使い方で「これが便利だった」というTipsがあれば、コメントで共有してください。

参考になったら いいね、後で見返すなら ストック していただけると励みになります。

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