はじめに
よく使うLinuxコマンドをまとめました!
ターミナルの操作に慣れていない方(=自分)を読者に想定し、初心者が最初に覚える基本的なコマンドを取り上げています。
また、chmodコマンドに付随して、パーミッションにも軽く触れました。
ディレクトリ
ディレクトリの作成
# make directoryの略
mkdir ディレクトリ名
カレントディレクトリの確認
# print working directoryの略
pwd
ファイルやディレクトリ一覧の表示(カレントディレクトリ内)
# list segmentsの略
ls
# ① ファイルやディレクトリの詳細を表示する
ls -l
# ② 隠しファイルも含めて表示する
ls -a
# ①②の組み合わせ (よく使う便利コマンド!)
ls -la
階層を移動する(カレントディレクトリを変える)
# change directory
cd
# 1つ上の階層へ移動する
cd ..
# 1つ下の階層へ移動する
# 移動先は、ファイル頭文字 + tabキーで補完入力できる
cd 移動先
vi(テキストエディタ)
viエディタを開く(ファイル名が存在しない場合は、新規作成される)
vi ファイル名
入力モードにする(現在のカーソル位置から入力する)
# insertの略
i
コマンドモードにする
ESCキー
ファイルを閉じる
# 変更を保存し、viは終了しない
:w
# 変更を保存し、viを終了する
:wq
# 変更を保存しない
:q!キー
viを開かずにファイルの中身を確認する
cat ファイル名
パーミッション(実行権限)
パーミッション対応表
フラグ | 数値 | 意味 |
---|---|---|
--- | 0 | すべて不可 |
--x | 1 | 実行 |
-w- | 2 | 書き込み |
-wx | 3 | 書き込み、実行 |
r-- | 4 | 読み込み |
r-x | 5 | 読み込み、実行 |
rw- | 6 | 読み込み、書き込み |
rwx | 7 | 読み込み、書き込み、実行 |
パーミッションの確認
ls -l
>>> rw-r--r--
パーミッション対象は、3種類
左側から3桁ずつ、①所有者 ②所有グループ ③それ以外
パーミッションの変更
chmod 〇〇〇
# 例:管理者に書き込み権限を付与
chmod 400
参考サイト
Linuxコマンド全般
- https://qiita.com/taji-taji/items/0b4bcccf097371bc143c
- https://qiita.com/nokonoko_1203/items/35c4078bf72cffb16171
- https://qiita.com/arene-calix/items/41d8d4ba572f1d652727
ls
vi
- https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/1712/20/news004.html
- https://eng-entrance.com/linux-command-vi