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はじめに

AWSが主催する若手育成ハッカソンイベントであるANGELDojoに参加してきました!
内容としては、

  • 期間:7月~10月(週2ペース)
  • 新規サービスの作り方、開発手法などの考え方ワークショップ開催
  • こんなサービスもあるよというAWSサービスのデモ及び紹介
  • 上記を学びながらチームで新規サービスを作ってみよう
    といったものになっています、全体の半分程度が実際の作業時間に割り当てられていました。

詳しく知りたい方は、頂上決戦のライブ履歴のURLを張っておくのでそちらをご覧ください
※私たちのチームは悔しくも予選落ちしてしまったため出てきません(;_;)

今回の記事では学んだ中でも一番なるほどと思った新規サービス発案までの流れを記載します。
この記事は私の視点からの振り返りなのでもしほかのメンバーが全く違うとらえ方でまとめていても
どちらか一方しか正しくないということはないはず。。。

新規サービス発案の流れ

①ペルソナ(対象となる人物像)を作成する

まず、そのサービスを使用してもらうターゲットとなる人物像の作成から入りました。
年齢は?職業は?年収は?家族構成は?趣味は?課題(めんどくさいとおもっていること)は?など細かければ細かいほど後々そこまで決めておいてよかったと思うことになります。
これは、追加機能を考える際に、「その家族構成がターゲットだったらその機能いらなくない?」「この年齢だったらこの機能必要だよね」など後々リリースするサービスに必要な機能の取捨選択が容易になるので構想中のサービスの軸をブレさせない役割を持っています。
参考例としては以下の感じですが、多ければ多いほどいいので書いてない項目でも書いておいて損はないです!

項目 回答
名前 小林
年齢 25歳
職業 システムエンジニア
年収 750万ぐらい?
家族構成 独身(居候複数)
趣味 メイド談義、ゲーム
その他 3LDKのマンション在住、日々の激務で腰痛に悩んでいる

②プレスリリース/FAQを考える

ターゲット想定人物が固まったらいざプロトタイプの作成!とはならず、先にプレスリリースとPRFAQを書きました。
聞いた当初ナニソレ。。。?という感じでしたが、プレスリリースは発表した際の売り文句、PRFAQは上司に企画を持って行ったときや、リリース後に想定される質問集を指します。

プレスリリースの構成

プレスリリースは下記の4構成で書きました。

①導入
 リリースしたサービスの説明やPRポイント
②課題
 リリースされるまでにどんなことが課題となっていたか
③課題解決
 リリースされたことにより課題がどう解消されたのか
④お客様の声
 実際に使ったときに想定されるお客様の声、事前に作成したペルソナに会話形式で話させると組み立てやすい

FAQの内容

PRFAQではプレゼンした時や、サービスをリリースした際に実際に質問されそうなことのリストを作成します。例えば、
・マネタイズはどうするのか?
・予想を超える反響があった際にどうやってスケールアップしていくのか?
・このサービスで解決される課題は何なのか?
など、聞かれたくないものもどんどんリスト化していきます。実際にワークショップの期間で作成したものはワードで3~4ページぐらいになりました。

③いざプロトタイプ作成!

ここまでしっかりと資料をそろえてからようやくプロトタイプの作成です、ここまでしておくと本当に必要な機能が明確になっていたり、必要な考慮が漏れていたりといったトラブルも最小限に抑えつつ、必要な機能の取捨選択や必要な機能漏れの洗い出しを同時並行で進めることができます。
逆に①~②をなんとなくでやってしまうと、のちのちの考慮漏れなどにつながってしまう可能性が高まります。

おわりに

上記を踏まえて、実際に作るとなったらDBはどうするのか、プログラミング言語は何を使うのか、会員情報管理に外部認証(Google,Facebook,LINEなど)を使うかなど考えることはたくさんありますが、それらを考える前にサービスの軸となる部分さえ固めておけば後々組み込みたい技術や機能を見つけても右往左往せずにやり過ごす助けになります。

こういったことを実際にサービスを企画しながら学べる場だったので良い経験をさせていただきました。

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