#Apache Tomcat とは
以下の2つのリンク(参考書、公式HP)で調べた限りでは、要約するとApache TomcatはサーブレットやJSPを扱うためのコンテナのようです。
サーブレット(Servlet)はJavaを勉強するときに登場しますが、Webサーバー上で実行される動的なhtmlページを作成することができます。
サーブレットは(Servlet)は、Webサーバー上で実行される動的なhtmlページを作成することができます。
Googleで調べた限りでは、JSP(Java Server Pages)は主に静的なhtmlページを作成するものだと理解しています。
(以下のリンクは参考にした記事です)
- http://www.cresc.co.jp/tech/java/Servlet_Tutorial/Lesson_900.htm
- https://www.javadrive.jp/servlet/jsp/index1.html
#目的
- Javaの勉強を楽しく継続することに役立てる
- Webアプリケーションを作る
#インストール
本記事では最もシンプルと思われる方法でTomcatの起動まで行います。
なので、.serviceとして自動実行することまでは行っていません。
また、公式ホームページ上でTomcat Setupに目を通しました。
http://tomcat.apache.org/tomcat-9.0-doc/setup.html
インストール時のPCの環境は以下のとおりです。
- Java 1.8.0_201
- Ubuntu 16.04 (64bit)
以下のリンクから、Apache Tomcat 9.0.27をZip形式でダウンロードします。
https://tomcat.apache.org
ダウンロードしたapache-tomcat-9.0.27.zipを、ディレクトリ名apache_tomcat9としてホームディレクトリに展開します。
展開後、binディレクトリ内のshutdown.sh、catalina.shおよびstartup.shの権限を755に設定します。
$ chmod 755 ./bin/startup.sh
$ chmod 755 ./bin/shutdown.sh
$ chmod 755 ./bin/catalina.sh
これらのスクリプトは、Tomcatの開始/終了時に利用されます。
また、環境変数設定ファイルのbash_profileに以下を追加します。([User-Name]は使用者のユーザ名で書き換えます)
CLASSPATHはサーブレットを扱うために必要です。
export JAVA_HOME="/usr/lib/jvm/java-1.8.0-openjdk-amd64"
export CATALINA_HOME="/home/[User-Name]/apache_tomcat9"
export CLASSPATH="${CATALINA_HOME}/lib/servlet-api.jar"
設定後、Tomcatを起動します。(終了時はshutdown.shを実行します)
$ ./bin/startup.sh
Using CATALINA_BASE: /home/[User-Name]/apache_tomcat9
Using CATALINA_HOME: /home/[User-Name]/apache_tomcat9
Using CATALINA_TMPDIR: /home/[User-Name]/apache_tomcat9/temp
Using JRE_HOME: /usr/lib/jvm/java-8-oracle
Using CLASSPATH: /home/[User-Name]/apache_tomcat9/bin/bootstrap.jar:/home/kai/apache_tomcat9/bin/tomcat-juli.jar
Tomcat started.
http://[Host-Name]:8080 に接続し、次のようなページを開くことができれば起動完了です。([Host-Name]は使用者のホスト名で書き換えます)