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【JAWS-UG初心者支部】AWS BuilderCards体験!!

Last updated at Posted at 2025-06-07

AWS BuilderCards体験会に参加!!

2025年6月3日、JAWS-UG初心者支部がConnpassで募集していた
AWS BuilderCards体験会 に参加してきたので、その体験談です。

AWS BuilderCardsは、AWSのサービスでアーキテクチャ構成し、よりWell-Architectedな構成を作ることでポイントを多く獲得した人が勝者となる"カードゲーム"です。

特徴的なのは、毎ターンアーキテクチャを考えてビルドするというゲームシステム。
ゲームとはいえ、その都度「どのような構成にするのか」を考え直す必要があり、AWSリソースの学習として非常に有意義な体験でした。

チーム編成の工夫が絶妙だった

JAWS-UG初心者支部での体験会に参加して、AWS BuilderCardsのプレイに関して冒頭で共有されたのが、

「分からないことは自由に質問していい」
「サービスについてはその場でネット検索してOK」

という姿勢でした。

AWSのサービスは数も多く、すべてを把握している人は少ないと思います。
その前提を明確にしてもらえたことで、初心者の方も安心して参加でき、経験者にとっても“説明する力”や“対話力”が試される場になっていました。

参加者は「初心者枠」「一般参加枠」「猛者枠」に分かれており、バランスよくチームが組まれていました。

猛者枠はゲームプレイヤーとしてではなく指導的な立場としてチームに入っていましたが、一方的に教えるのではなく、ファシリテーターのように支えるスタンスで場を整えていて、初心者枠の方も積極的に発言・質問しているのが印象的でした。

私自身はルールを聞いたことがあるだけで、実際のプレイはしたことがありませんでした。一般参加枠として参加しましたが、

  • 「このサービスってどう使うんですか?」
  • 「この組み合わせってできますか?」

といった質問を猛者に気軽に投げかけることができ、非常に学びのある空気感だと感じました。

知識量に関係なく、全員で学び合えるグループ編成がとても良かったです。

勝ち負けではなく「説明と対話」が主役

AWS BuilderCardsはゲーム形式ではあるものの、勝ち負けより重要なのは、

  • この構成が可能であること説明できるか
  • 他者の意見を取り入れて構成を見直せるか

といった、構成に対する責任感と柔軟性です。

オンプレ・クラウドを問わず、「構成を語れるかどうか」が設計において本質的に重要だと再確認しました。

また、AWS Builder Cardsでは、業務ではあまり使わないAWSサービスも多数登場します。
そのたびに「これなんだっけ?」と調べたり、「どんな時に使うの?」とチームで話し合ったりする中で、自然と知識が広がっていく感覚がありました。

ゲームとして楽しいだけでなく、実用的な学びが随所にあるのが非常に魅力的でした。

ゲームプレイ感想

私を含めてグループはAWS BuilderCards初めての人ばかりでしたので、ルールについては習うより慣れろでやっていくうちに覚えることができました。

よりWell-Architectedな構成にするため、自分の山札にAWSリソースのカードを増やしていくのですが、自分の山札に既にあるカードを記憶してくのが大変でした。
最初の段階でどんな構成を作るつもりかあらかじめイメージしていないと効率よくポイントを取得できないなと感じました。

その他のカードゲームでもそうですが、カードをドローする効果は強かったです。
最初の山札はオンプレミスカードしかないのですが、AWSリソースのカードを増やすと構成の幅が広がったり、オンプレミスカードをリタイアさせたりできるので、序盤で優先的に取ったほうが良い?と思いました。

体験会の中で1プレイが終わるところまではできませんでしたが、慣れれば手際よくできそうでした!!

※ゲームルールの詳細は公式ルールやその他の記事を見てみてください🙏

自分の職場でもやってみたい!

今回の体験で、「これは社内でもぜひ実施したい」という思いが強まりました。

初心者〜経験者まで一緒に楽しみながら学べて、 設計思考だけでなく、対話力・説明力も鍛えられるAWS Builder Cards!単なる研修では得られない学びが詰まっています。

さらにうれしいサプライズも!

また、今回の体験会では、AWS Builder Cardsのカードセットを1人1セットプレゼントしていただけました!

事前には特に案内がなかったので、参加者の多くが驚きつつも喜んでいたように思います。
私自身も「まさかもらえるとは…」とちょっとテンションが上がりました。

なかなか手に入らない日本語版BuilderCardsなので、イベントの内容を後から振り返ったり、社内でもAWS BuilderCardsでワークショップを実施してみたりと、活用の幅が広がります。

あくまで今回の体験会ではという話ですが、実物のカードを通じて"構成を考える感覚" が再現できるのは嬉しいポイントでした。

おわりに

AWS BuilderCards体験会は、「知らないことを前提に、どう考え、どう説明し、どう学ぶか」を丸ごと体験できるワークショップでした。

ゲームとして楽しみながら、AWSサービスへの理解も深まり、さらに“人と一緒に構成を考えることの面白さ”を再認識することができました。

運営してくださったJAWS‑UG初心者支部の皆さま、会場をお貸しいただきました株式会社トラストバンクさま、ありがとうございました。

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