1. ITILとは

ITサービスマネジメントのお手本。

2. ITサービスマネジメントとは

ビジネスニーズを満たす、良質なITサービスの実施及び管理すること。
エンジニア側の視点ではなく、ビジネス側（顧客）にとっての価値を最優先としている。

止まることのないITサービスを提供。

ビジネス要件も満たすITサービスを供給。

ビジネスに対して価値を提供するITサービスを提供。

ビジネスとITの融合による新たな価値創造。

ITサービスマネジメントのお手本とされているITILが、v3からアップグレードされたものがv4。

v3ではライフサイクルとしていたが、その場合、1つの変更が後続プロセスに影響を与えるため、
ビジネスの環境変化に対応できない。したがってモジュール化。

単なるITサービスではなく、ビジネス目線で顧客・利用者にとって有益なサービスとすること。

v3ではプロセスについて多くの記載があったが、v4ではプロセスの記載はなく、プラクティスについて記載されている。
プロセスについてはv3でおおむね完了した前提とし、役割・責任・リソースを含めたプラクティスへの昇華がv4ではされている。

Agile,DevOps,leanなどなどの要素を追加。

ITIL、プロセスへの理解がなければv3 Foundationから。
理解あるのであればv4から。

結局現場でもプロセスの概念は重要視されている。
今回のv4アップデートはv3からのステップアップのイメージが濃厚。

エンジニア目線のサービスではなく、顧客目線・ビジネス目線のサービスという意味では、
アジャイルの概念とも似通ってくるのかなと。

ビジネス価値最大化ってやっぱ大事なんですね、再認識。