なぜ Google Play リリースはこんなに迷うのか
〜「アプリを作る」と「公開する」は別物〜
この記事は、
「日本にいる個人開発者が、日本語アプリを Google Play に初めて公開する」
ことを前提に書いています。
- Android アプリは作れた
- でも Play Console を開いた瞬間、何をすればいいかわからない
- 「テスト?審査?12人?14日?」で止まっている
そんな人向けの連載です。
この記事でわかること
- なぜ Google Play リリースは迷いやすいのか
- 今の Google Play が重視しているポイント
- 本連載で扱う全体の流れとゴール
なぜ Google Play リリースは難しく感じるのか
理由はシンプルで、
混乱ポイントが多すぎるからです。
よくある状態
- アプリは動く
- でも次に何をすればいいかわからない
- 調べれば調べるほど不安になる
これは、あなたの理解力の問題ではありません。
「アプリを作る」と「公開する」は別スキル
多くの初学者が、ここを見落とします。
アプリ開発スキル ≠ アプリ公開スキル
(コードを書く) (審査・設定・説明)
アプリ公開で求められる力
- Google のルールを読む力
- 「ユーザーにどう見えるか」を説明する力
- テストや審査を段階的に進める判断力
つまり、開発とは別のゲームです。
今の Google Play の特徴(重要)
ここ数年で、Google Play は大きく変わりました。
昔(ざっくり)
- APK をアップロード
- 数時間〜数日で公開
今
- AAB 必須
- テスト重視
- 新規アカウントは特に慎重
- 段階を飛ばすと止められる
「とりあえず出す」が通らなくなっています。
初リリースで混乱しがちな全体像
多くの人が、今どこにいるかわからなくなるポイントです。
アプリ完成
↓
Play Console 登録
↓
テスト設定(Internal / Closed / Open)
↓
Closed testing(12人・14日)
↓
本番リリース申請
↓
Google レビュー
↓
公開
この流れを知らないまま Play Console を触ると、
画面の多さに圧倒されて詰みます。
なぜ「Closed testing」が鬼門なのか
初リリースで一番止まるのがここです。
- テストの種類が多い
- 人数条件がある
- 日数カウントがある
- UI が直感的でない
結果として、
「何か足りないらしいけど、何が足りないかわからない」
という状態になります。
👉 この連載では、ここを一番丁寧に扱います。
本連載のゴール
このシリーズを最後まで読むと、
以下ができる状態を目指します。
- Play Console の画面を見ても迷わない
- 今どの段階か説明できる
- Closed testing を自力で通せる
- 初回リリースを「再現可能な手順」として理解できる
このシリーズの構成(予定)
- 第1回:全体像と心構え(この記事)
- 第2回:リリース前の準備チェックリスト
- 第3回:Play Console 基本操作
- 第4回:各種テストの違い
- 第5回:Closed testing 実務手順
- 第6回:テスター募集の現実(日本向け)
- 第7回:本番前の最終チェック
- 第8回:公開後にやること・やらないこと
最後に
Google Play の初リリースは、
難しいのではなく「不親切」なだけです。
正しい順番と意味を知れば、
特別なスキルは要りません。
次回は、
「リリース前に何を用意すればいいのか(必須 / おすすめ)」
をチェックリスト形式でまとめます。
👉 第2回に続きます。