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JavaAdvent Calendar 2019

Day 12

JavaのanyMatchって、C#でいうAnyだっけ?つまり、JavaScriptのsomeだよね?もう対応表つくるわ!

Last updated at Posted at 2019-12-11

これは、 Java Advent Calendar 2019 の12日目の記事です。
昨日は @e-a-st さんによる 人生最後に学ぶプログラム言語とは? (生涯給与3億円クラブに追いつきたい場合) でした。

JavaのanyMatchって、C#でいうAnyだっけ?つまり、JavaScriptのsomeだよね?

ここ数年、Java、JavaScript、C#をよく扱います。(といいつつ最近は、Pythonの記事を投稿しまくってるわけですがw)

どの言語にも、関数型プログラミング的APIがあるんですけど、

  • Javaの reduce ってC#だと何だっけ?
  • JavaScriptの some ってJavaだと any だったはずanyMatch の間違い)

みたいなことが最近増えたので、対応表を作ってみることにしました。

対応表

本当はもっといっぱいAPIがあると思いますが、とりあえず私がよく使うやつを並べます。

Javaなら Stream API 、C#なら LINQ to Objects なんて呼ぶことの方が多いとは思いますが、今回はclass名(≒interface名≒object名)に表記を統一いたします。

そのため、以下のようになります。

  • Java : Stream
  • JavaScript : Array
  • C# : Enumerable

リストを変換する系

リスト(≒ストリーム)を入力すると、リストが返却されるやつらです。

機能 Java Stream JavaScript Array C# Enumerable
要素数を変えずに変換する(写像・射影) map map Select
条件にあうものを抽出する filter filter Where
平坦にする flatMap flat SelectMany
重複をなくす distinct :x: Distinct

並べ替える系

リスト(≒ストリーム)を並べ替えるやつです。

機能 Java Stream JavaScript Array C# Enumerable
並べ替える sorted sort OrderBy
反転する :x: reverse Reverse

Booleanを返却する系

Booleanを返却するやつです。命名がバラバラでいつも混ざります。

機能 Java Stream JavaScript Array C# Enumerable
すべての要素が条件に合うかどうか allMatch every All
どれかの要素が条件に合うかどうか anyMatch some Any

集計する系

集計できるやつらです。JavaScriptは :x: が多いですね。

機能 Java Stream JavaScript Array C# Enumerable
畳み込む reduce reduce Aggregate
要素数を数える count length Count
最大値を求める max :x: Max
最小値を求める min :x: Min

上記の対応表に出てくる length や count() は、厳密には同じ機能ではありませんが、似たような場面で使いますので、対応表に記載いたしました。
この件でコメントをいただいてますので、詳しくはコメント欄をご覧ください。

さいごに

JavaとJavaScriptは、命名が似ている気がしますね!

C#の命名はSQLを意識しているんだろうなぁと思います。

本記事作成にあたり、以下の記事を参考にさせていただきました。ありがとうございました。

これは、 Java Advent Calendar 2019 の12日目の記事でした。
明日は @dhirabayashi さんによる 【Java】OS依存な標準ライブラリを挙げてみる です!

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