はじめに
オートロックな生活に憧れたので、スマートロックQrio Lock (キュリオロック) Q-SL2を買ってみました。こちらで買えます。http://amzn.asia/d/9gv7RJR
しかし、自宅のサムターン(ドア内側にある錠前のつまみ)の形状が少し特殊で、残念ながら、Qrio Lock付属のサムターンホルダーでは形が合いませんでした。
そこで、サムターンホルダーを自作してみました。
Qrio Lockの形状
Qrio Lockの形はこんな感じです。回転部分に4つの突起があり、これがサムターンホルダーにはまります。
サムターンホルダーについて
まず付属のサムターンホルダーがどんな仕組みなのかを調べてみました。S, M, Lの3つのサムターンホルダーが付属されています。表面(ドアに取り付ける側)はこんな感じです。
錠前のつまみにはめ込むための隙間があります。Sの隙間は狭く、Lの隙間は広いです。
裏面(Qrio Lockに取り付ける側)はこんな感じです。
4つの穴が空いていて、そこにQrio Lockの突起をはめ込みます。穴の寸法は写真の通りです。とてもシンプルです。サムターンホルダー自作できそうですよね。
作ったもの
完成品がこちらです!・・・ダサい!!
黒い部分はサムターン(ドアのつまみ)で、木材がサムターンホルダーです。こんなのでも、ちゃんと機能しました。
材料
木材
計算したところ、今回必要な木材の寸法は、30x30x15mmでした。(錠前の形状によって、必要な寸法は異なると思うので、設置場所に応じて計算してください。)
100円ショップで60x30x15mmの木材が売っていたので、これを半分に切って使いました。
結束バンド
木材だけでは、サムターンをしっかりとホールドすることができなかったので、外周を結束バンドで抑えました。100円ショップ等で買えると思います。
道具
ノコギリ
木材の切断に必要です。それなりに大きいものを用意したほうが、切断は楽だと思います。写真のものだと小さすぎで、切断にかなり時間がかかりました。
ドリル
Qrio Lockの突起をはめるための穴をドリルで開けます。写真のものは直径5㎜のハンドドリル(手動)です。こちらで買えます。https://www.monotaro.com/p/7581/2834/
もちろん電動ドリルでもかまいません。
加工
加工手順はこんな感じです。
- ノコギリで木材を2つに切る
- 2つの木材でサムターンを挟む
- 結束バンドでまとめる
- ドリルで穴をあける
設置
こんな感じに木材でサムターンをはさみ、外周を結束バンドで固めます。木材にあけておいた4つの穴にQrio Lockを差し込んで完成です。
さいごに
見た目はダサいですが、ちゃんとサムターンホルダーとして機能したので、よかったです。久々にIoTっぽい投稿(?)ができました。