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Hyper-V上でUbuntu-18.04.3を動かしてZabbixサーバでルータを監視してみる。

Last updated at Posted at 2020-05-04

はじめに

Hyper-Vでインストール時にシクると永遠に拡張セッション(Enhanced Session)でログインできなくて
解像度固定に成り、かつその挙動もモッサリしたものになってしまう。
どうせならフル画面かつサクサクした環境が良いよね!Virtualbox使えないわけだし!
そんなわけでUbuntu 18.04のインストールとそのハマりポイントも書き記しておく。

Ubuntu 18.04インストール時のハマりポイント

クイック作成の一覧に有れば、これをインストールします。
無ければISOをダウンロードかな。
コメント 2020-05-04 232635.png

で、Hyper-V上でUbuntuのインストールを進めていくわけですが
ログイン時にパスワードを入力するかどうかの画面で
「自動的にログイン」 をつけてしまうと、RDPでログインできなくなってしまう(=Enhanced Sessionでログインできなくなる)ので 「パスワードを毎回入力する」 にチェックを付けましょう。

高解像度ディスプレイの人へ

高解像度(4K)でありながらも物理サイズが24インチ以下の環境では、Hyper-VのEnhance Sessionでつないだ時フォントサイズが非常に小さいと思います。
なのでこのあたりのMethod 2: Through Gnome Tweaks Toolを参考にして文字サイズを大きくしてしまいましょう。環境に合わせて適当に。

粛々とZabbixのインストールをしていく。

次のハマりどころは
Zabbixのインストールプロセス
https://www.zabbix.com/jp/download?zabbix=4.0&os_distribution=ubuntu&os_version=18.04_bionic&db=postgresql&ws=apache

手順:e. Configure PHP for Zabbix frontend にある
/etc/zabbix/apache.conf のタイムゾーン設定(PHP5/PHP7両方の設定があるので注意すること。新規に立てるならPHP7が入ってくる気がするので、PHP7の方に書かないと、設定されてないよって怒られる。)
/etc/zabbix/apache.conf

で、apacheを再起動する手順(f. Start Zabbix server and agent processes)をやるとサーバが起動するので
http://localhost/zabbix
にアクセスするとオッケーっぽい。

とりあえず全部OKのハズ。しらんけど。
もしここにないハマり方をしたらその解決策もQiitaに書くと良いと思うんです。

次は、ZabbixのDB接続の設定。パスワードはインストール手順(d. Configure the database for Zabbix server)で打ったパスワードでOK
コメント 2020-05-04 234730.png

うまいこと行けば
Congratulations! You have successfully installed Zabbix frontend.

って出るからインストールは終わり。

ID: Admin
Pass: zabbix

でログインできる。おめでとうこれでスタートラインに立てたよ。やったね。

あとは、Hyper-Vで構築したZabbixサーバを監視対象のLANからのパケットを受け取れるようにルーティング可能なネットワーク(一番ラクなのは物理ルータでルーティングできるネットワークに繋ぐ=仮想スイッチを物理スイッチ(外部仮想スイッチ)にリンクさせる方法

あとはこのあたりのQiita記事とかこのあたりのRTX830のSNMPテンプレを参考にすると良いと思うっす。
ちなみにこのRTX830テンプレは、SNMPv2を使っているので、RTX830側ではこんなコンフィグを使う。

RTX830のコンフィグ(例示)

# SNMPv2で情報を取得できるホスト(ZabbixサーバのIP)とモード(読み書き)を指定する
# 基本書き込みは必要ないので、読み込みのみ許可する。
# CPUの情報とかを取らせるためにこの設定をする。
snmpv2c host <Zabbix Server> read-only public
# なにか障害が起きたときにトラップするサーバ(Zabbix)を指定する。
snmpv2c trap host <Zabbix Server> inform public 
# システム名を設定する
snmp sysname <System Name>

ちなみに、最後の public という文字列は、SNMPのグループ名らしい。
デフォルトがpublicらしい(RTXもZabbixも。明示的に一応指定しておく)

RTX830のコンフィグ(具体例)

# 具体的な設定例(Zabbixホストが192.168.100.50の場合)
snmpv2c host 192.168.100.50 read-only public 
snmpv2c trap host 192.168.100.50 inform public 
# RTX830のLAN1(VLAN)に繋がっているからそんな感じ
snmp sysname RTX830-LAN1 

参考にしたYamaha公式の設定

RTX830を監視対象に追加できた!
Zabbix.png

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