はじめに
「現場で活用するためのAIエージェント実践入門」が読破できたので、感想やこれから読む方に向けてのメッセージをまとめます。購入に悩んでいる方や、読み始めたものの途中で挫折してしまった方の参考になれば幸いです。
この本をオススメしたい方
AIエージェントの企画や導入を推進されている方、実装に携わっているエンジニアの方にオススメです。ただ、実装経験のある方を対象にした本なので、これから初めて実務にチャレンジされる方は、手前に別の入門書などを挟むのがよいかと思います。
著者の太田さんが2025年7月16日にオンラインで開催された出版記念イベント【出版記念】書籍「現場で活用するためのAIエージェント実践入門」を100倍楽しむ方法で、書籍の位置付けを以下のように説明されています。
このスライドの左下で「広く概要を理解するビジネス向け」として紹介されている「その仕事、AIエージェントがやっておきました。」はこちらです。
中央の「RAGやAIエージェント実践入門者向け」として紹介されている「LangChainとLangGraphによるRAG・AIエージェント[実践]入門」(以下、赤い鳥の本)はこちらです。
私は赤い鳥の本を読み終わっていた1ので、今回の「現場で活用するためのAIエージェント実践入門」はちょうどよい感じでした。
なお、この出版記念イベントの動画が公開されていて質疑応答も盛り上がっていたので、本の購入に悩んでいる方はまずこちらを見ていただくのがよいかもしれません。
この本のよかった点
繰り返しになってしまいますが、赤い鳥の本の続編としてよかったです。赤い鳥の本にも「実践」と付いていますが、さらに実践的な内容を学べます。
入門書にありがちな簡単なサンプルではなく、実務につながるテーマのコードでAIエージェントの開発手法を学ぶことができます。実際に実行してみてグラフ付きのレポートが作られたりすると、仕組みがわかっていても何かワクワクしてしまいます。
また、ソースコードや必要な環境の説明がGitHubで公開されていて、本のコードを簡単に試すことができたのもよかったです。
この本で気になった点
本では100本近く(100本超えているかも)の文献が紹介されているのですが、紙の本を買ってしまったため、気になったものを確認するのがちょっと面倒でした。GitHubに文献の一覧がURL付きであるといいかもしれませんが、でも、GitHubにあったとしても見にいくのが面倒ですね。私のような方は電子版の方がよいかも……
あと、章ごとに担当されている方が違うためか、コードのスタイルが結構違います。ただ、いろいろなスタイルを知ることができたので、これはよかった点なのかもしれません。
この本をこれから読む方や、つまずいてしまった方へ
私が参考にしたサイトや、読んでいて気になり脱線した話などを章ごとにまとめてQiitaに投稿しています。役に立つかは怪しいですが、よろしければご参考ください。
| 本の内容 | 投稿したメモ |
|---|---|
| 第Ⅰ部 AIエージェントを知る | |
| 第1章 AIエージェントの概要 | 1章のメモ |
| 第2章 AIエージェントの構成 | 2章のメモ |
| 第Ⅱ部 AIエージェントを作る | |
| 第3章 開発準備 | 3章のメモ |
| 第4章 ヘルプデスク担当者を支援する | 4章のメモ |
| 第5章 データ分析者を支援する | 5章のメモ |
| 第6章 情報収集者を支援する | 6章のメモ |
| 第7章 マーケティングを支援する | 7章のメモ |
| 第Ⅲ部 AIエージェントを現場で使う | |
| 第8章 AIエージェントの評価 | 8章のメモ |
| 第9章 AIエージェントの活用 | 9章のメモ |
| 第10章 各社のAIエージェントの実用化に向けた取り組み | 10章のメモ |
おわりに
この本のおかげで、AIエージェント開発の実践知識が身につきました。著者の皆さま、ありがとうございました!
また、4ヶ月近くもかかってしまいましたが、読みながら投稿したメモに対するみなさんからのいいねやストック、Xでの拡散などに励まされて、途中で諦めずに読破できました。ありがとうございました!
誤りや勘違いもあるかもしれません。お気づきの点がありましたらぜひお気軽にご指摘ください。
このメモが、後に続く方の何かの参考になれば幸いです。
