8
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

any Product TeamAdvent Calendar 2024

Day 17

Microsoft Graph エクスプローラー が便利だった

Last updated at Posted at 2024-12-16

こんにちは:sunny:
any 株式会社でプロダクトチームに所属しているエンジニアの @se_yoshida です:santa_tone1:
この記事は、any Product Team Advent Calendar2024 17日目の記事になります。

この記事ではMicrosoft Teamsとの連携サービスの調査の過程で使用した、Microsoft Graph エクスプローラーについて紹介したいと思います!

Qastでは、Microsoft Teamsとの連携を活用することで、投稿の通知を受け取ったり、Teamsから直接Qastに質問やメモを投稿することができます。

詳しい機能についてはこちらをご覧ください。
TeamsからQastへの投稿機能
Teamsと連携する

[Qast]
スクリーンショット 0006-12-10 11.21.54.png

[Microsoft Teams]
スクリーンショット 0006-12-10 11.22.07.png


Microsoft Graph APIとGraph エクスプローラー

Microsoft Teamsとプロダクトの連携を実現するために Microsoft Graph API を活用します。
この API を使うと、Microsoft 365のデータやサービス(ユーザー、Teamsのチャネル、メッセージなど)にアクセスできます。

直接操作するためにクエリの構築や認証トークンの設定が必要など、APIの挙動を確認しながら開発するのはなかなか大変で、そのときに役立ったのが、Microsoft Graph エクスプローラーという公式ツールでした。
公式サイトはこちら: Microsoft Graph エクスプローラー


Microsoft Graph エクスプローラーの特徴

スクリーンショット 0006-12-10 13.12.56.png

このツールの主な魅力は以下の点にあります。

  • ブラウザで試せる手軽さ
    コードを書かずにGraph APIを実行し、リクエストとレスポンスをブラウザで簡単に確認できます。

  • Microsoft アカウント事前ログインで認証が楽になる
    自身のアカウントで事前にログインしておくことで、毎回アクセストークンを取得する必要がなくなります。トークンによるログインでも可能なことですがログインすることで以下のような操作も可能となります。
    • 自身が所属しているTeamsのチャネル一覧の取得
    • チャネル内のメッセージ取得
    • 自身のプロファイル情報の取得
    • リアルデータを使った実践的なテスト

  • サンプルクエリが豊富
    よく使うAPIクエリがあらかじめ用意されており、それを少し変更するだけで自分のニーズに合ったリクエストを試せます。そのため、初めてGraph APIを触る場合でも学習コストが軽減されます。

特にMicrosoft アカウントログインで都度トークン取得しなくて済んだのは本当に楽でした!


こちらはサンプルにある「自分」という項目でAPIを叩くと、ログイン中のアカウントの「自分」に関するデータを取得できます。

スクリーンショット 0006-12-11 16.59.11.png


実際に使ってみた感想

サンプルクエリが豊富で API の挙動を理解しやすかったです!
また、ログインしてリアルデータを扱えたこと、ブラウザ上でエラーが視覚的に確認できることも便利でした。
これからGraph APIを利用する方には、ぜひGraph エクスプローラーを試していただきたいです:grinning:


any株式会社ではナレッジ経営クラウドQastのエンジニアを絶賛募集中です。
是非採用ページをご覧ください!
興味がある方は、こちらよりご応募お待ちしております。
エンジニア組織/文化について詳しく知りたい方はこちら

8
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
8
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?