はじめに
Windows11のWSL2で動かしているUbuntu 18.04 LTSを、20.04 LTSにアップグレードしました。
そのとき、何度かつまづいたので記録しておきます。
つまづいたポイントは3つです。
there is no development version of an lts available
参考にした以下の記事
https://www.nextofwindows.com/how-to-upgrade-existing-wsl-wsl2-ubuntu-18-04-to-20-04
これに「sudo do-release-upgrade -d」のように「-d」をつければよいと書かれていたので、実行してみたら、このメッセージがでまじた。
僕のやった時には逆に「-d」をはずして以下のように実行したら、解消できました。
sudo do-release-upgrade
Your python3 install is corrupted. Please fix the '/usr/bin/python3'symlink
処理の途中で、画面にこのメッセージが表示されてとまってしまいました。
この原因は「Python3」のシンボリックリンクが壊れている・・というか・・アップグレードでの処理に適さないはられ方をしているということのようです。
これは「Python3」のシンボリックリンクをはりなおす事で解消できました。
sudo ln -fs /usr/bin/python3.6 /usr/bin/python3
Command terminated with exit status 1
これも処理の途中で停止したときに現れます。
この原因は「snapd」のキャッシュに問題があるようです。
なので「snapd」を削除することで対応できました。
sudo apt remove snapd
snapd削除時の画面です。
ここで削除しても、アップグレードが正常にすすめば、自動的に最新バージョンがインストールされます。
僕の場合は、この3つをつぶせば最後までいけました。
ではでは。