はじめまして!any株式会社 QAエンジニアのセーラと申します。
こちらは anyプロダクトチーム Advent Calendar 2025 20日目の記事になります。
anyには2025年10月に入社しました。
入社から2か月が経ち、これまでに感じたことを振り返ってみたいと思います。
なぜanyへ
これまで、SESや第三者検証会社でTE・QAとして、
テスト計画から準備・実施、メンバー管理、不具合分析や改善活動まで、
テスト業務全般を担当してきました。
プロジェクトによっては長期で携わらせていただくこともありましたが、
サービスのローンチ時や大規模改修時など、スポットでのご依頼でテストを担当するケースも多くありました。
そのため、テスト完了後には、報告した不具合や改善提案が
どのように活かされたのかを把握できないこともありました。
(B2Cサービスなどはいちユーザーとして利用し確認することもありました👩💻)
そうした経験から、 プロダクトにじっくりと継続して向き合いたい という思いが強くなり、
事業会社のQAという選択肢を探す中でanyと出会い、入社することを決めました。
入社して感じたこと
企業文化の強さ、あたたかさ
anyは Purpose / Vision / Mission / Value いずれもとても大切にしており、
選考中から強くカルチャーを感じていました。
入社後特に実感しているのが”チームウィル”です。
チームウィルとは、1人ひとりがお互いを理解し、可能性を信じながら、
チームの成果の最大化のために成長し続ける意思。
プロダクトチームに限らず、それぞれの分野で高い専門性を持ったメンバーが多く、
どんな初歩的な質問であってもていねいに向き合ってくれます。
意見や思いも否定せずに受け止めてくれるため、安心して相談できる環境です。
入社してキャッチアップを進める中で、
周囲のメンバーの高い技術力や視座についていけるのか、
きちんと貢献できるのか…と戸惑う気持ちを抱くこともありましたが、
一人ひとりを尊重するあたたかい雰囲気の中で、チーム一体となって日々プロダクトに向き合っています!
QAとしての役割の変化
これまではウォーターフォール型のプロジェクトに参画することが多く、
「仕様書が整った状態」でテストを進めるケースがほとんどでした。
テスト工程にも比較的余裕があり、網羅性を重視したテストが求められる場面も多かったです。
一方、anyではアジャイル形式で、1スプリント2週間のサイクルで開発が進み、
毎週1回の定期リリースが行われています。
テスト工程にとどまらず、仕様検討やレビューの段階からQAとして携わることも、
これまでとの大きな違いだと感じています。
このような開発サイクルの中では、品質を担保することはもちろんですが、
「すべてを網羅して確認する」ことよりも、
「プロダクトや機能の重心を押さえたテスト活動を行い、リリース判断を支える」 ことが求められます。
これまでテストケース作成時には、まず条件を洗い出してテストパターンを組み、
その上で不要なものを削っていく進め方をしてきました。
そのため、キャッチアップを進めている現段階では
「何をやって、何をやらないか」の見極めにまだ難しさを感じています。
ここ最近は、大規模な機能改修に向けたテスト準備を進めています。
実装途中で仕様の調整が入ることもありますが、
変化の多い環境ならではの面白さを感じながら取り組んでいます。
利用者さまに安心して使っていただける状態で届けられるよう進めていきます!
これから
「QAチームの体制づくり」やプロダクト全体の「改善活動」を進めていきたいです。
少しずつ話し合いを重ねながら、具体的な取り組みが動き始めています。
開発メンバー間だけにとどまらず、他Unitとも協調しながらよりよいプロダクトづくりにつなげていきたいです。
チームや全社的な活動だけでなく、個人としてもスピーディーに品質を担保するために、
効率的なテストの準備と実施が継続できるよう日々試行錯誤を続けていきます。
プロダクトのキャッチアップに加え、過去の不具合や利用者さまからいただいた要望・問い合わせ内容など、
プロダクトをより良くできる"種"はまだまだたくさんあるため、
朝活・夕活などで時間を設け、計画的かつ継続的にキャッチアップを進めていきたいです。
取り組みの具体的な内容や、その中で見えてきた成果については、
今後の記事でご紹介できればと思います!
おわりに
本記事で、少しでもanyプロダクトチームの雰囲気が伝わっていれば幸いです。
また、QAとして入社したばかりの方にとって、何かの参考やヒントになっていればうれしく思います。
採用ページではより詳しくanyのカルチャーが紹介されていますので、
ご興味を持ってくださった方はぜひご覧ください!