はじめに
ヤフーのサマーインターンに参加してきたので、振り返りも兼ねて体験記を書いていこうと思います。私が参加したのは、ヤフー画像検索のフロントエンド開発コースです。今年はオンラインで実施され、全部で10日間の日程でした。
選考の流れ
エントリーシート
希望コースと希望理由、大学での研究、開発経験などの項目がありました。希望コースは第三希望まで選べたのですが、ヤフーのサマーインターンは、フロントエンド、バックエンド、ネイティブアプリなどの分野の中で、コースが細分化されています。今年用意されていたコースは全部で90種類ありました。
これだけコースがあると選ぶのはかなり大変なのですが、逆に自分の興味関心に基づいて細かくコース選びができるというのは良いところでもあるかと思います。
コーディングテスト
競プロ系の問題が数問出題されました。ここはやはり、競プロの経験があると有利ですね。
面接
希望コースを担当するエンジニアの方々との面接が1回ありました。インターンの志望理由、これまでの開発経験などの質問から始まり、そこから深堀りしていくような感じでした。また、コースが細分化されているということもあり、そのコースで扱うサービスに関する質問もありました。一般の人にも公開されているサービスであれば、事前にサービスの特徴を分析しておくと良いと思います。
インターンの内容
1日目
初日のランチ会、画像検索サービスの概要説明、開発環境構築などがありました。ランチ会では、ヤフー社員食堂のBASEから届いたランチセットを食べながら、エンジニアの方々と雑談しました。
2日目
ヤフー画像検索とその競合サービスの調査を行いました。どのサービスにも共通する機能がある一方で、各サービス独自の機能も発見することができ、競合調査は結構おもしろかったです。その後、インターンで実施する企画案の作成、エンジニアの方々からのレビュー、企画案の修正を行いました。
3日目〜9日目
ひたすら企画案の実装をしていました。会議などが入っていない限り、エンジニアの方々は常に開発用の部屋に接続していたので、詰まったときはすぐに相談できるようになっていました。
10日目
成果物の発表を行い、エンジニア、デザイナー、企画担当の方々にレビューしていただきました。その後、メンターの方とインターン全体の振り返りを行いました。インターン終了後には、懇親会がありました。他のインターン生と話をする初めての機会だったので、最初はお互いインターンでやったことについて話していました。趣味や大学などの話になってもよかったのですが、なかなか話題が切り替わらず技術的な話ばかりしていました。学生のエンジニア同士で話す機会もあまりないので、それはそれで良かった気がします。
1on1
毎日、退勤前に30分ほどかけてメンターの方と1日の振り返りを行う時間がありました。その日やったこと、気づいたこと、困っていることなどを事前にまとめておき、その内容を詳しく説明したり、アドバイスをもらったりしました。1on1の直前にメモを書こうとすると、書くことを思い出すのに時間がかかってしまうので、書けることがあったらこまめにメモしておいた方が効率が良かったです。また、メモの内容が充実していると1on1の質も高くなる思うので、メモはできるだけたくさん書いておくようにしました。
フィードバック面談
これは現時点(9/19)ではまだ行われていないのですが、インターン期間中の取り組みについてフィードバックを受けることができます。私の場合、10月の初め頃に面談が予定されています。
さいごに
10日間で企画案の作成から実装まで行うのは、実際のところかなり大変でした。企画案の実装の大部分は終えられたのですが、細かなバグの修正や実装のテストまでは行うことができませんでした。しかし、10日間という期間は、私にとっては短すぎず長すぎないちょうどよい期間だったので、集中して取り組むことができ、非常に充実したインターンになりました。インターン期間中に支えてくださったメンターの方、エンジニアの方々、人事の方々、その他お世話になった皆様に大変感謝しております。ありがとうございました。