モバイルアプリ作成ツール、Platioで作成したモバイルアプリとkintoneで作成したアプリをASTERIA Warpを介してデータ連携処理をやってみました。
※モバイルアプリ作成ツール、Platioに関する詳細はこちら。↓
https://plat.io/ja/
まず、Platioとkintoneの連携対象アプリを確認してみます。
Platioアプリ - 営業日報
営業日報というモバイルアプリがPlatio側での連携対象アプリです。
日々の営業活動を自分のスマホを利用して簡単に報告することができます。
kintoneアプリ - 案件管理システム
上記の案件管理システムがkintone側での連携対象アプリです。
顧客情報、案件情報、活動履歴で構成されており、顧客先ごとデータを作成し、活動履歴に日々の営業活動の内容を登録することができます。
Platioから連携した営業日報はこの「活動履歴」に登録されます。
それでは、Platioの営業日報アプリのデータをkintoneの案件管理システムへ登録するフローを確認します。
フローの構成
2つのフローの構成されており、「Platio→kintone連携」フローから「sub_Platio→kintone連携」フローを呼び出して実行しています。
この処理では、Platioから差分データを抽出するためのロジックが含まれています。
前回処理したPlatioデータのタイムスタンプを保存し、次回の実行ではそれ以降のデータを抽出するための条件式を作成してPlatioからデータを抽出時に検索条件として設定します。
フローの構成の詳細は以下の通りです。
①前回の連携処理で保存しておいた、連携処理情報(タイムスタンプ)を取得します。
②上記①で取得したタイムスタンプ情報を利用して条件式を作成し、PlatioGetコンポーネントへ検索条件として設定します。
③Platioアプリから営業日報データを取得します。
④Platioの営業日報データをkintoneの案件管理システムへ登録します。
この登録処理では、顧客先ごと案件レコードを作成し、営業日報は案件レコードの活動履歴として登録しています。
⑤営業日報データの連携処理情報(タイムスタンプ)を保存します。