こんにちは。株式会社Shizen Connectでバックエンドエンジニアをしている、台湾出身の張です。
今回は、私が育児休業を取得した経験についてお話ししたいと思います。育休を取ろうと思った理由や、会社から受けたサポート、実際に取得して感じたよかったことなどをまとめました。
技術的な内容ではありませんが、一つの体験談として、少しでも参考になればうれしいです。
育休を取ることにした理由
Shizen Connectでは、基本的にリモートワークができ、上司も業務の調整に柔軟に対応してくれます。そのため最初は、育休を取らずに仕事と育児を両立しようと考えていました。
ただ、妻が双子を妊娠したことが分かり、さらに幼稚園の年中組に通う長女の世話も必要でした。いろいろ考えた結果、今回は育休を取ったほうがよいと判断しました。
上司に育休取得の相談をするときは、やはり少し緊張しました。「もし断られたらどうしよう」と不安もありましたが、上司はすぐに了承してくださり、子どもが生まれることも祝ってくれました。その言葉にとても温かい気持ちになりました。以前勤めていた外資系企業でも、上司がすぐに育休取得を認めてくれたことを思い出しました。
時系列
- 2025年1月:妻の双子妊娠が判明。出産予定は6月下旬〜7月上旬
- 2025年3月:上司にパパ育休の計画・期間について相談
- 2025年6月:台湾へ帰省、育休開始
- 2025年7月:日本へ戻る
- 2025年7月〜8月:一時的に職場復帰。台湾から家族が手伝いに来てくれたため、短期間ですが仕事に戻ることができました
- 2025年8月〜2026年3月:育休を取得。当初は2025年12月までの予定でしたが、2025年9月に上司へ相談し、延長させてもらいました
育休前の職場の反応と引き継ぎ
育休を相談した時期は、ちょうど担当するプロジェクトが切り替わるタイミングでした。前のプロジェクトではドキュメント作成もひと段落しており、新しいプロジェクトでもまだ多くのタスクを任される前でした。
結果的に、育休を取得しても会社やチームへの影響を比較的抑えやすいタイミングだったと思います。この点も、育休を延長したいと考えた理由の一つでした。
育休中の日常
すでに一人子どもがいるため、私も妻も赤ちゃんのお世話にはある程度慣れているつもりでした。それでも、家族からの手助けがない状況で、双子の世話をしながら幼稚園に通う長女のことも見るのは、私たちにとって大きな挑戦でした。
昼夜を問わず、3時間おきの授乳。おむつ替えや沐浴、離乳食が始まってからは準備と食事の介助も加わります。どれも根気と集中力が必要です。寝不足でも赤ちゃんの安全には常に気を配らなければならず、育児は本当に簡単なことではないと改めて実感しました。
だからこそ、育休を取って新生児の世話にしっかり向き合えたことには、とても感謝しています。
育児以外で取り組んだこと
正直なところ、育児だけの毎日が続くと、少し気持ちが息詰まることもありました。また、職場に復帰したときに、以前のように仕事ができるのかという不安もだんだん大きくなっていきました。
そこで、妻の出産前に取得していたAWS SAAに加えて、育休中も「自分はソフトウェアエンジニアだ」という感覚を忘れないように、わずかな空き時間を使って勉強を続けました。自費でUdemyの会員になり、育児の合間に資格学習を進めていました。
右手で哺乳瓶を持ってミルクをあげながら、左手でスマートフォンを持ち、資格講座の動画を見ることもよくありました。同僚のOさんのように、AWS認定をすべて取得することが目標でしたが、残念ながらそこまでは達成できませんでした。それでも、2025年10月にAWS Certified Data Engineer - Associate、2026年3月にAWS Certified CloudOps Engineer - Associateを取得できました。
育休を取ってよかったと感じたこと
- 子どもが病気になったとき、しっかり付き添える
子ども同士の感染の連鎖は、親にとって本当に怖いものです。一人が体調を崩し、回復まで3〜4日。続いてもう一人が体調を崩し、また3〜4日。そして最後には親まで体調を崩す……。こうした感染の連鎖は、できれば思い出したくないほど大変です。
我が家の双子も、私の育休が終わる直前の3月中旬にRSウイルスに感染しました。RSウイルスは、生後6か月未満の赤ちゃんが感染すると重症化しやすく、命に関わることもあることで知られています。
感染したとき、子どもたちは8か月でしたので、最もリスクが高い時期は過ぎていました。それでも深夜に呼吸が苦しそうになり、血中酸素飽和度が下がって、医師から救急車を呼ぶ必要があると判断されたことがありました。夜中に近くの病院へ緊急搬送し、診てもらいました。
幸い、最終的には無事に回復しました。あのとき育休中で、すぐに対応できる状況だったことは本当によかったと思います。 - お金の管理や投資の大切さを改めて実感した
育休中は、会社が給付金の申請をサポートしてくれました。人事の皆さんには本当に感謝しています。
ただし、手続きには時間がかかるため、実際には3〜4か月ほど収入がない期間がありました。前回の育休はここまで長くなかったため、この点をあまり意識していませんでした。
幸い、事前に妻としっかり話し合い、お金の面でも準備していたため、問題なく乗り越えることができました。今回の経験を通して、日頃から家計を管理し、将来に向けて備えておくことの大切さを改めて感じました。
おわりに
約9ヶ月間の育休を取ってみて、改めて「本当に取ってよかったな」と感じています。新生児の貴重な時期を家族と一緒に過ごせたことや、子どもの毎日の成長をすぐそばで見守れたことは、何にも代えがたい経験でした。
また、スムーズに育休を取れたのは、上長やチームのみなさんの理解とサポートがあったからこそです。本当に感謝しています。これから周りで育休を取る方がいたら、今度は自分がしっかりサポートできたらと思っています。
男性の育休も、弊社を含めてもっと自然に、誰でも気兼ねなく取れる社会になっていってほしいです。