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gem bulletを入れてみた(N+1問題に自分で気づけない人のために)

Last updated at Posted at 2021-01-05

何をしたか

Railsアプリを作っています。N+1問題について前々から関心はあったのですが、SQLについて学習が不足していることもあり、自分では気づけないことも多いので、N+1問題が発生している箇所があったら教えてくれるgem bulletを入れてみることにしました。

▶︎公式のドキュメントはこちら:bullet

導入方法

以下のコードをGemfileに記載します。

Gemfile
group :development do
  gem 'bullet'
end

bundle install後、以下のコマンドを実行します。

bundle exec rails g bullet:install

この時、テスト環境にもbulletを入れるかどうか聞かれると思いますが、公式のinstallのところにはdevelop環境へのインストールだけが記されていたのと、

公式のテスト環境へのインストールの記述を見てみても、なんだか色々大変そうだな(今回はそこまで時間をかける必要はない)だったので、今回は見送りました。

デフォルトで設定される内容

↑上記のコマンドで、config/environments/development.rbにデフォルトで以下の様なコードが追加されました。

config/environments/development.rb
Rails.application.configure do
  # ここから
  config.after_initialize do
    Bullet.enable        = true
    Bullet.alert         = true
    Bullet.bullet_logger = true
    Bullet.console       = true
  # Bullet.growl         = true デフォルトでコメントアウトされてる
    Bullet.rails_logger  = true
    Bullet.add_footer    = true
  end
  # ここまでが追加される。以下、同ファイルにもとから入っていた内容は省略
end

bulletの設定可能な項目一覧は←こちらにありましたが、デフォルトで入っている項目について確認すると、

  • Bullet.enable...Bulletのgemを利用可能にします。でも、何もしません。
  • Bullet.alert...ブラウザにJSのアラートを出します。
  • Bullet.bullet_logger...bulletのログファイルを出します(場所:Rails.root/log/bullet.log)
  • Bullet.console...console.logに警告を出します。
  • Bullet.growl...Growlがインストールされているときに、ポップアップの警告を出します。
  • Bullet.rails_logger...railsのログに警告を出します。
  • Bullet.add_footer...画面左下にメッセージを出します。

...なるほどです。

実際の使用画面

実際に使用すると、こんな感じで警告が出ました。
n+1のコピー.png

直し方まで教えてくれていて便利ですね^^

未解決の問題

ところで、実際のテーブルはこんな感じで。。。。
Image from Gyazo

usersimagesの両方のテーブルに対して、N+1問題が発生していたので、この様に直し...。

#before
@posts = Post.order(created_at: 'DESC')

#after
@posts = Post.includes(:user, :images).order(created_at: 'DESC')

実際に、クエリは減りました。。。。

▼beforeの時
Image from Gyazo

▼afterの時
Image from Gyazo

countがいっぱい回っている、という別の問題があらわになりました:joy:

教えていただいて&調べてわかったのですが、これはまた別の問題のようで、こちらの方法で解決できました!

早くSQLに詳しくなってN+1問題も素早く発見&解決&未然に防止できる様になりたいです:relaxed:

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