すいません、
12/3のはずが、だいぶ遅れてしまいました。
今日は12/12です。(^o^) アハー
IFTTTの音声アシスタント対応状況 2018(前編)の続きとなります!!(^o^)
Google Assistant
IF
- this ← ここに対応しています。
then - that
使えるトリガーは4種類です。
これは去年の12月と変わりません。
- 特定のフレーズを話しかけられたら起動、その中からキーワードを抜き出して、Thatに渡す
- 特定のキーワードを話しかけたら起動
- 任意のフレーズを話しかけられたら起動、その中から数字とキーワードを抜き出して、thatに渡す
- 任意のフレーズを話しかけられたら起動、その中から数字を抜き出して、thatに渡す
Google Assistantのトリガーの特徴は、日本語に対応している、ということです。
また、1と3と4は、話しかけた言葉の中から数字やフレーズを抜き出すという機能であり、ここがAlexaのトリガーとは異なる点です。
「OKグーグル、俺は変身をあと2回も残している、その意味がわかるな?」
と話しかけると、「変身」と「2」を抽出することができます。便利ですね、フリーザ様!(^o^)
作る上での注意事項
Thatの部分との連結がうまくいかないときに、google アシスタントは「すみません、わかりません」と返答してしまいます。
聞き取れていない時と同じメッセージなので、切り分けができず、
この記事を書く前に、これにひっかかって、
日本語聞き取り能力落ちちゃったのかなぁと勝手に思ってました。
Google様、
IFTTTの戻り値がおかしかったら、「IFTTTのthatへの接続に問題があるようです」のよーに応答してもらえるとたすかるます(^o^)。
トリガーごと利用例
特定のキーワードを話しかけたら起動する例
アプレット:Google Homeに「iphoneを探して」と言うとVoIPで鳴らす
説明:自分が作ったアプレットです。
Google Homeに「スマホを探して」というと、連携しているAndroidのスマホは
鳴らすことができるのですが、iPhoneはできません。
そこでこれを作りました。
IFTTTアプリにVoIPで着信しますので、電話番号の登録は不要です。
使う際の注意事項としては、iPhoneをサイレントモードにしてると鳴らないので、解除しとく必要があります。
電話に出ると、定型文を読み上げてくれます。電話にでても、電話代はかかりません。
これは何気に便利です。
特定のフレーズを話しかけられたら起動、その中から数字を抜き出して、Thatに渡す例
Google HomeでGoogleスプレッドシートに体重を記録
説明:自分が去年作ったアプレットです。
久しぶりに使ったら、まだちゃんと動いてました。
また、去年はGoogleスプレッドシートのバグで、IFTTTから送っている日時が記入されなかったので、
スプレッドシート側にスクリプトを書いて自動化してたのですが、そのバグは直っておりました。
フォーマットはアメリカっぽいものの、書き込み自体はされてたので、まぁいいでしょう。
特定のフレーズを話しかけられたら起動、その中からキーワードを抜き出して、Thatに渡す例
"OK Google、Slackに $", と言うと、$の部分を投稿する
説明:さっき作った、$の部分を抽出して、Slackに投稿するアプレットです。
「ON」にする時に、Slackのワークスペースとチャンネルを聞きますので、書き込みしたいチャンネルを指定してください。
使う時は、**「OKグーグル、Slackに、LGTM」**のように言うと、Slackに投稿してくれます。
短い発話しか認識しないようです。
- LGTM ○
- おやすみなさい ○
- 体重はかった? x
長すぎた場合、Google Homeは「すみません、よくわかりません」と応答します。
Slackへの投稿結果:
画像を入れる例
Titleと画像を入れる例
上を見てお判りのように、「LGTM」は大文字のつもりで言ってても、Google Assistant - IFTTTを通すと、小文字になってしまいます。
意味は伝わらなくもないけど、なんかちょっと残念です。
もしLGTMだけに限るなら、「特定のキーワードを話しかけたら起動」の
トリガーを使って、固定文字列をPOSTするようにすると良いでしょう。
特定のフレーズを話しかけられたら起動、その中からキーワードを抜き出して、Thatに渡す例
最初に述べたフリーザ様の例です。
実際に、以下のように作ったら無事動きました。
一般公開はしてないので、Configureのスクショを貼ります。
:-: |
便利なんですが、何に使ったらいいかな。。?
使い所が難しいゆえ、おいおい考えることにします。
スマホからでも使える!
Google Assistantは、Google Homeだけでなく、Androidのスマホからも使えます。そのため、
Google Assistantを使ったIFTTTのアプレットも、Androidのスマホから使えます。
:-: |
結果出力は、全く同じです。
なお、Androidのスマホに、
最近発売された「Google Pixel USB-C™ イヤフォン」を繋ぐと、Googleアシスタントアプリの起動をする際、
「OK グーグル」と呼びかけなくてもできます。
https://store.google.com/jp/product/usb_c_earbuds
イヤホンの右側の線にくっついているコントローラーの黒いボタンを長押しすれば良いのです。
外で歩いてる時とかに、「OKグーグル」って言うのはちょっと恥ずかしいので、このイヤホンは助かります。
自分は、Pixel3は買いませんでしたが、このイヤホンだけ買って、USB-CのAndroidスマホにさしてつかってます。
有線のイヤホンのコントローラーのボタンを長押しでアシスタントを立ち上げるところは、
めっちゃSiriに似ていますね。
感想
GoogleさんはGoogle Assistantにかなり注力していて、ご家庭用と同時に、携帯電話での普及を進めているようです。
その一貫で、なんとフィーチャーフォンが主流の国向けに、ガラケーにもGoogleアシスタントを組み込み始めました。
- Google Home
- Androidスマートフォン
- KaiOSのフィーチャーホンでも、一部に組み込まれ始めた (Nokia、Jio Phone、WizPhone)
KaiOSのフィーチャーホンについては、ロボスタさんの大変わかりやすい記事を引用させていただきます!
Nokia
https://robotstart.info/2018/02/27/nokia-8110-4g-with-google-assistant.html
Jio Phone インド
https://robotstart.info/2017/12/06/reliance-jio-phone-with-google-assistant.html
WizPhone インドネシア
https://robotstart.info/2018/12/10/google-for-indonesia-wizphone-with-google-assistant.html
携帯電話で普通に使われるようになると、
家族の共有空間に置いてあるスマートスピーカーと使い方は全くことなり、
個人個人のアシスタントとして、利用頻度は上がるでしょう。
また、電話への組み込みが進むと、もはや電話会社の回線をつかって他人と話すのではなく
GoogleのAIと話すようになるのかも。
そこまでは急にいかないで欲しいと切に願います。
とりあえず歩きスマホを撲滅するために、Google アシスタントや、
iPhoneのSiriを使ってても恥ずかしくない風潮になってほしいです。
私はあまり周りの目をきにしない方ですが、家の外でSiriやGoogleアシスタントと会話するときは、
なんとなく、有線のイヤホンのコントローラー部分を口の前に当てて、「あたかも電話してるテイ」で話してしまいます。
できるだけ優雅に、**山口百恵が美・サイレントを歌う時のマイクの持ち方**を意識しております。
今日はこれくらいで。
次は後編で、IFTTT-Clova連携について書こうと思います。