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【実践編:第1回】S3 と CloudFront で静的 WEB サイトを構築

Last updated at Posted at 2020-07-17

【学習の目的】

話せるSEになるために

AWSサービスを実際に色々触って覚えていきたいと思います。
その一環として
- AWS各サービスと類似サービスとの比較を通し、それぞれの長所・短所の理解
- クラウドコンピューティングサービスについての知識強化
などを図っていく予定です

【準備作業】

【S3 と CloudFront について】

S3(Simple Strage Service)

クラウド型オブジェクトストレージサービス

<機能>

  • ストレージ機能
  • ライフサイクルの設定
  • バージョニング
  • ログ記録
  • 静的Webサイトホスティング (※今回使用する機能)
  • イベント
  • 暗号化

AWS のストレージサービス S3 と EBS の違い

  • EC2インスタンスからの見え方

Amazon EBS はネットワーク接続型ではあるものの、EC2インスタンスへ直接接続(アタッチ)して使用するため、OSからはローカルディスクとして認識されます。一方、Amazon S3 ではEC2インスタンスにアタッチすることはできません。

  • パフォーマンスの違い

上記のアタッチできる、できないの違いに関連して、EC2インスタンスへアタッチしてから使用する Amazon EBS は、ネットワーク通信を使用する Amazon S3 と比較して高パフォーマンスであると言われています。

  • 容量制限の有無

Amazon EBS の容量は1GiB~16TiBとなります(OSごとに制限がある可能性もあるため、実際の最大容量はもっと少なくなる場合があります)。その為、大容量が必要な場合には複数のEBSを使用することになります(EC2インスタンスには複数アタッチ可能)。一方、Amazon S3 には容量の制限はありません。

  • 料金の違い

汎用的なストレージ料金のみを比較した場合、Amazon EBS は月額 0.12USD/1GB であるのに対し、Amazon S3 は 0.025USD/1GB と5倍近くの差があります。

CloudFront

高速CDNサービス
CDN : 負荷を肩代わりしてくれるレンタルサーバのようなもの (静的コンテンツ配信用)

  • WEB 高速化
    ※海外配信の方が国内配信より威力発揮しやすい

  • トラフィック分散
    ロードバランサ―でのトラフィック分散は回線容量がボトルネックになりえる

  • 高可用性(対障害性)への対応

【Web 構築の手順】

Step1 - S3 バケット単体でのオブジェクトへの HTTPS アクセス

  1. S3 バケットを作成し、HTML オブジェクトを格納する
  2. S3 バケットに格納した HTML オブジェクトに HTTPS 接続し、コンテンツに正常にアクセスできることを確認する

Step2 – S3 バケットの前段に CloudFront を配置

  1. CloudFront ディストリビューションをデプロイし、S3 バケットをオリジンとして登録 ※CloudFront ディストリビューションからのアクセス制御は Origin Access Identity (OAI) を利用
  2. "https://xxx.cloudfront.net/sample.html" にアクセスした時にコンテンツが返却されることを確認
  3. デフォルトルート "https://xxx.cloudfront.net" にアクセスした時に "https://xxx.cloudfront.net/sample.html" と同⼀のコンテンツが返却されるように設定を実施

Step3 – 存在しないページをデフォルトルートオブジェクトにリダイレクト

  1. 存在しないページにアクセスした際に 403 Forbidden が返却されることを確認
  2. 403 Forbidden が発⽣した時に "https://xxx.cloudfront.net" にリダイレクトするようにLambda@Edge を利⽤した設定を実施

【静的サイト制作を通して学習できたこと】

  • GitHub Pages や Netlify 等の他静的サイトホスティングサービスとの違い
  • 動的サイトを制作するための AWS サービス

→ 次回課題:AWS EC2 Linux を使用して Web サーバーの構築

【参考文献】

S3 と CloudFront について

Web 構築の手順

Step1

Step2

Step3

静的サイト制作を通して学習できたこと

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