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【AWS】「なぜこの設定をしているのか?」その疑問を解消するために学んだこと

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🚀 ハッカソンで気づいたAWSとネットワークの重要性

はじめに

RareTECHの名物イベント 「ハッカソン」 に参加した際、AWSを使ってインフラ構築をしました。
本や動画、Qiitaの記事を活用しながらAWSのサービスや設定方法を学び、サービスごとの設定手順を覚えていきました。

しかし、いざ構築に取り掛かると 「なぜこの設定をしているのか?」 という疑問が浮かび、AWSの知識だけではなくネットワークの基礎を理解することが重要だと痛感しました。


🔍 設定の意味を理解することが大事

AWSの設定を調べながら進めていましたが、次第に以下のような疑問を抱くようになりました。

  • 🧐 CIDR表記やルーティングテーブルは本当にこれで正しいのか?
  • 🤔 ネットの情報通りに設定したけど、そもそも意味は?
  • 🌐 AWSという目に見えない環境で、どの設定がどこに関連しているのか?

これらの疑問を解決するためには、単に設定を覚えるのではなく、その背景にあるネットワークの理論を理解することが重要 だと気づきました。


📚 ネットワークの基礎を学ぶと理解が深まる

「オンプレミスの知識を学べば理解が進むのでは?」と考え、CCNA(Cisco Certified Network Associate) の学習を始めました。

また、パケットトレーサー(パケトレ) を使ってネットワークをシミュレーションすることで、以下の点が理解できるようになりました。

  • 🏷 IPアドレスの割り当て → サブネットへのIPアドレスの振り分け方
  • 🔄 ルーティング設定 → ルータ間でパケットがどのように転送されるか
  • 🔐 ACL(アクセス制御リスト)の理解 → AWSのNACLやセキュリティグループとの関連

このように、ネットワークの仕組みを学ぶことで、AWSの設定が以前よりも明確に理解できるようになりました。


🎓 実際の学習法とリソース

パケトレにハマり、「この設定をするとどうなる?」「このケーブルは何のため?」と好奇心を持って学びました。
並行して CloudTechの動画 も活用。AWSの設定方法だけでなく、その背後にあるネットワークの仕組みまで詳しく解説されており、理解が深まりました。

📌 おすすめ学習リソース


🔄 AWSとCCNAにおけるネットワーク構成の比較

パケトレで実際にルーティングを設定した場合、AWSのルートテーブルでは 「あの作業をやるのね」 と言った感じにイメージしながら設定する事ができました。

CCNAで学ぶネットワークの要素 AWSでの対応サービス 説明
IPアドレスの割り当て / サブネット VPC(仮想プライベートクラウド) AWSではVPC内にサブネットを作成し、IPアドレスを割り当てる。オンプレでは手動で設定。
ルーティング ルートテーブル AWSのVPC内でサブネット間や外部ネットワークとのトラフィックを制御。オンプレと同じ概念。
ACL(アクセス制御リスト) NACL(ネットワークACL) サブネット単位でトラフィック制御を行う。オンプレのACLと同様の役割を果たす。
ファイアウォール(内部) セキュリティグループ インスタンス単位でアクセス制御を行う。オンプレのファイアウォールと同様の働き。
インターネット接続(ゲートウェイ) インターネットゲートウェイ(IGW) VPCとインターネット間のトラフィックをルーティング。オンプレのゲートウェイと類似。

🏆 学習の進め方

私が実践した学習ステップは以下の通りです。

  1. 📖 ネットワークの基礎を学ぶ(CCNAやパケットトレーサーを活用)
  2. 🛠 AWSの基本設定を学ぶ(VPC、サブネット設計、セキュリティ設定)
  3. 実際に手を動かしながら学ぶ(CloudTechやUdemyの教材を活用)
  4. 🚀 小さなAWSプロジェクトを構築して実践する

💡 まとめ

AWSでインフラを構築するには、単にサービスごとの設定方法を学ぶだけでなく、その背後にあるネットワークの仕組みを理解することが重要

現在は、GUIで簡単に機器設定ができる時代で、知識がそこまで深くなくても作業できることもあります。
また、「ググれば解決!ChatGPTに聞く!」 というのも、確かに良い方法かとおもいます。

しかし、そもそも“何をググればいいか”が分からなければ、調べることすらできませんよね?

例えば、AWSのALB(Application Load Balancer)でリクエストが通らない場合、
「ALB エラー」と検索しても適切な答えが見つからないことがあります。
しかし、

  • 🔍 セキュリティグループの設定ミス?
  • 🔄 ターゲットグループのヘルスチェック?
  • 📡 ルートテーブルの問題?

といった ネットワークやLinuxの知識 があれば、適切な検索キーワードが思いつき、解決に近づけます。

私は「ハッカソンで最終デプロイできない…」と3日間悩んだことがあります。
しかし、最終的に見つけたQiita記事には すでに知っていたこと が書かれていて、「なんだ、これか」と拍子抜けしました。

ハッカソンを通じて、イメージだけで進めるには限界がある ことを痛感しました。
そして、オンプレ環境の知識は今でも非常に役立つ ことを実感しました。

ネットワークが苦手だったのは、イメージができなかったから。
しかし、実際に学び、パケトレやAWSを手を動かすことで「何がどう関連しているのか」が少しずつ分かるようになりました。
この経験が、私のネットワーク/クラウド学習を大きく前進させたと感じています!

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