コーディングから離れていた私が、Claude Codeを勉強していたら3週間でアプリを公開していた話
はじめに
私は普段、ソフトウェア開発に関わる仕事をしています。
ただし近年は設計やプロジェクト推進が中心で、自分でコードを書く機会はほとんどありませんでした。
そんな中、最近テック系の記事やSNSを見ていると、Claude Codeという名前を頻繁に見かけるようになりました。
「また新しい開発ツールが流行っているのか」くらいの認識だったのですが、記事を読むたびに、
- 開発速度が大きく変わる
- 個人開発のハードルが下がる
- ソフトウェア開発のやり方そのものが変わる
といった話が出てきます。
さすがに無視できないと思い、「時代に取り残されないように少し勉強してみよう」と考えました。
まずはUdemyのセールで1500円ほどのClaude Code講座を購入。最初は軽い気持ちでした。
まさか3週間後にアプリを公開しているとは思っていませんでした。
なぜテニスアプリを作ったのか
私は趣味でテニスを続けています。
レッスンや試合を重ねる中で、コーチからもらったアドバイスをずっとiPhoneのメモに残していました。
例えば、
- フォアハンドはもっと前で打つ
- サーブのトスが流れている
- リターン時の構えが遅い
といった内容です。
ただ、メモは増えていく一方でした。
後から見返すことも少なく、自分がどのくらい成長したのかも分かりません。
そんな時にClaude Codeを触り始めて、
「これ、アプリにできるのでは?」
と思いました。
最初は勉強目的でした。
だから大規模なサービスを作るつもりはありませんでした。
まずは自分が使うための小さなアプリを作ってみよう。
それがスタートでした。
実際の画面
【ホーム画面のスクリーンショット】
テニスの各ショットを可視化し、自分の得意・不得意や成長状況を確認できます。
現在は以下で公開しています。
※スマートフォン向けのWebアプリとして開発しています。
現在の状況
記事執筆時点で、MVPとして公開できる状態まで到達しています。
現在実装されている主な機能は以下です。
- NTRP自己診断
- ショット別スキル管理
- 練習ログ記録
- 成長履歴の可視化
- AIコーチ機能
- 複数プレイヤー管理
技術スタックは主に以下です。
- React
- TypeScript
- Firebase
- Firestore
- Tailwind CSS
- Gemini
ここまで来ると、もはや「Claude Codeの勉強用」とは言えなくなってきました。
練習記録やスキル状況をもとに、AIが改善ポイントや練習メニューを提案します。
個人的には、この機能を実装できたあたりで「本当にアプリらしくなってきたな」と感じました。
最初に驚いたこと
Claude Codeを触り始めて最初に驚いたのは、コードを書く能力ではありませんでした。
指示書にかなり曖昧な要求を書いても、こちらの意図を汲み取って形にしてくれることです。
例えば、
「テニスプレイヤーの成長が分かるような画面にしたい」
といったレベルの説明でも、想像以上にそれらしいものが出てきます。
もちろん細かい修正は必要です。
しかし、ゼロから画面設計を考えて実装する場合と比べると、スタート地点が全く違いました。
3週間で変わったこと
Claude Codeを使う前の私は、どちらかと言うと外から眺めている側でした。
SNSや記事で、
「すごいらしい」
「開発が変わるらしい」
という話を見ていました。
しかし実際に使ってみると印象は大きく変わりました。
思っていたよりずっと触りやすい。
特別なAIの知識が必要なわけでもない。
そして何より、アイデアを形にするスピードが圧倒的に速い。
3週間前は、Claude Codeを勉強してみようと思っていただけでした。
今は実際に公開中のアプリがあります。
この変化は自分でもかなり驚いています。
また、単なるコード生成ツールというよりも、既存のソフトウェア開発の進め方そのものを変える可能性を感じています。
少なくとも私自身は、
「実装できるかどうか」
ではなく、
「何を作るか」
を考える時間が大幅に増えました。
おわりに
Claude Codeを触り始めたきっかけは、最新の開発手法を勉強してみたかったからです。
しかし気付けば、勉強のつもりが個人開発になっていました。
そして個人開発のつもりが、公開できるサービスになっていました。
まだユーザーも少なく、改善したいことも山ほどあります。
それでも、過去に何度か途中で止まってしまった個人開発がここまで進んだことには、自分でも驚いています。
次回は、実際に私がどのようにClaude Codeへ指示を出しているのか、どのように要件を整理しているのか、開発を進める中で見えてきたコツについて書いてみようと思います。
あと、興味がある方はアプリも使ってみていただけると嬉しいです。冷やかしでも大歓迎!!

