はじめに
現在、AWSソリューションアーキテクトアソシエイトの資格について勉強をしています。
今回は、EIP/パブリックIPアドレス/プライベートIPの違いについて学んだのでアウトプットしていきたいと思います。
EIP/パブリックIPアドレス/プライベートIPとは?
EIP
**「Elastic IP Address」**の略になります。
AWSアカウントに紐づけられた静的なグローバルIPアドレスです。
特徴
- 再起動してもIPアドレスが維持される
- 利用していない場合に課金される
課金されるパターン
- EIPがEC2に関連付けられているが、EC2が停止している場合
- EIPが付与されているが、どこにも関連付けられていない場合
- 稼働しているEC2に2つ目のEIPを関連付ける場合
パブリックIPアドレス
インスタンス起動時に自動的に割り当てられる動的なグローバルIPアドレスです。
特徴
- ランダムに割り当てられるためIPアドレスを指定できない
- インスタンスを再起動すると別のIPアドレスが割り当てられる
- IPアドレスを自動で割り当てないことも可能
- インスタンス内では確認できない。(プライベートIPアドレスのみ)
プライベートIPアドレス
インスタンス作成時に割り当てられる静的なIPアドレスです。
内部ネットワーク内で割り当てられたIPアドレスですね。
特徴
- インスタンス作成時に必ず割り当てられる
- インスタンス作成時にIPアドレスを指定できる
- 再起動しても同じIPアドレスが割り当てられる
- 内部ネットワーク内のIPアドレス
EIP/パブリックIPアドレス/プライベートIPの違い
| IPの種類 | 静的/動的 | 内部/外部|端末からの接続|IP割り当て|
| :--- | :---: | ---: |:---: | ---: |---: |
| EIP | 静的 | 外部 | OK | 自動 |
| パブリックIPアドレス | 動的 | 外部 | OK | 自動 |
| プライベートIPアドレス | 静的 | 内部 | NG | 自動/手動 |
静的と動的の違い
種類 | 内容 |
---|---|
静的(Static) | 固定のIPアドレス。再起動しても変更されない。 |
動的(dynamic) | 暫定的に割り当てられているIPアドレス。再起動したら変更される。 |
実際に「Amazon Linux」で作成したEC2にWindows端末から接続
・EIP
サーバー内ではEIPの確認は不可。
・パブリックIPアドレス
・プライベートIPアドレス
端末からのSSHは不可。赤枠の部分がプライベートIPアドレス。