はじめに
現在、AWSSAAの勉強をしています。
AWSSAAの学習をする中で**「AWS Storage Gateway」**について間違いやすかったので、知識としてこちらにアウトプットします。
※完全に備忘録(記録)です。
AWS Storage Gatewayとは?
オンプレミスからAWSのストレージサービスへのアクセスを可能とする仮想アプライアンス
(オンプレミスに設置して使用)
Storage Gatewayのタイプ
Storage Gatewayのサービスを紹介していきます。
ファイルゲートウェイ
- S3をオンプレミスのNFS共有ファイルシステムのバックエンドストレージとして利用
- EC2イメージを使用して作成することも可能
- クラウドのワークロードのS3への取り込み、バックアップとアーカイブの実行、AWSクラウドへのストレージデータの階層化と移行などのタスクを行うことができる
テープゲートウェイ
- 物理テープライブラリ装置の代替として利用
- 仮想テープライブラリ対応バックアップソフトウェアを利用
- Storage Gateway軽油でS3を利用
保管型ゲートウェイ
- データのプライマリコピーはオンプレミスに存在
- ボリュームストレージをオンプレミスのデータセンターに維持
- オンプレミスのディスクデータをStorage Gateway経由でスナップショットとしてS3に保存
- iSCSIでブロックストレージとしてインターフェースを提供
- EBSディスクへのリストアも可能
- データを非同期にAWSにバックアップ(EBSスナップショットとしてS3に非同期でバックアップ)
- 最大32個のボリュームがサポート(合計ボリュームストレージは最大512TiB)
キャッシュ型ゲートウェイ
- スナップショットはS3に存在
- データのプライマリコピーはS3に存在
- よく使われるデータのみキャッシュがオンプレミスに存在
- 頻繁にアクセスするデータへの低レイテンシーなアクセスが可能
- 作成できるボリュームの最大サイズは32TiB
- 作成したボリュームをiSCSIデバイスとしてオンプレミスのアプリケーションサーバーにアタッチすることができる
特に大事だと思うところ
種類 | プライマリコピー | iSCSI | 備考 |
---|---|---|---|
保管型ゲートウェイ | オンプレミス | ブロックストレージとして提供 | EBSのリストアも可能 |
キャッシュ型ゲートウェイ | S3 | オンプレミスのアプリケーションサーバーへアタッチできる | よく使われるデータのみキャッシュがオンプレミスに存在 |
参考
AWS Storage Gateway の仕組み (アーキテクチャ)
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