概要
2025年12月現在 Flutter で BLE を扱う場合、FlutterBlue の後継である FlutterBluePlus を使うのが一般的かと思うのですが、2025-09-21に公開されたバージョン2.0.0から独自の有償ライセンスに移行したようです。
免責: 内容の正しさは保証できないので重要な部分はご自身で確認お願いします。また、頻繁に有償となる対象や価格設定が変更されており、ここに記載している内容が古くなっている可能性もあるため、必ず最新の公式ライセンス情報を確認してください。
2026-06-22現在:
最新のバージョン2.3.9(2026-06-19リリース)時点では、個人を含む営利目的または営利団体・法人の利用1はすべて商用ライセンスの購入が必須になっています。
登録済みの非営利団体、認定教育機関、または非商用利用の個人ユーザーについては各種条項を守れば無料で(BSDライセンスと同様に)利用できます。
また、従業員数に応じて以下のように価格設定が分かれています。
参照: FlutterBluePlus Commercial License – Lifetime Use, 1 Year of Updates
- Inventor (個人):$999.00 USD (¥164,200 JPY)
- Starter (1-9人):$2,999.00 USD (¥492,800 JPY)
- Team (10-29人):$5,999.00 USD (¥985,600 JPY)
- Business (30-99人):$9,999.00 USD (¥1,642,800 JPY)
- Enterprise (100-249人):$16,999.00 USD (¥2,792,900 JPY)
- Corporate (250人以上):$24,999.00 USD (¥4,107,200 JPY)
ちなみに、従業員250人以上規模の会社ではライセンス価格がこの半年で25倍になっています。(\$999 USD → \$24,999 USD)
なお、1.x系のバージョンは引き続き従来のライセンスで利用できます。
(が、おそらく今後本人によるメンテナンスが行われることはなさそう → 後述)
変遷
- 2025-09-17: バージョン1.36.8
- 2025-09-21: バージョン2.0.0
- ここからFlutterBluePlus License Version 1.0
- 従業員50人以上の営利団体での利用は商用ライセンスの購入必須
- 個人、従業員50人未満の(営利2)団体、非営利団体、教育機関での利用は無償利用可
- Issue #1272 の記載では価格は $2999 となっている(実際どうだったかは不明)
- 2025-12-19: バージョン2.1.0
- ここからFlutterBluePlus License Version 1.1
- 従業員15人以上の営利団体で利用する場合は商用ライセンスの購入必須
- 個人、従業員15人未満の(営利2)団体、非営利団体、教育機関での利用は無償利用可
- 2025-12-23現在の米ドルでの価格は $999 USD(shopifyのURL末尾に
?currency=USDをつけて確認)
- 2026-02-25: バージョン2.2.0
- ここからFlutterBluePlus License Version 1.2
- (個人を含む)営利目的または(非営利目的含む)営利団体・法人の利用(原文:"Any use of FlutterBluePlus by or for a for-profit company or corporation — including commercial use by individuals —")はすべて商用ライセンスの購入が必須
- 個人利用、非営利目的、教育機関での利用は無償利用可との説明(原文:"For personal use, nonprofits, and educational institutions.")もあり一部矛盾している気がする
- 従業員数ごとに価格が分かれた(以下は2026-03-28時点の価格設定)
- 0-9人:$2,999.00 USD (¥487,500 JPY)
- 10-29人:$4,999.00 USD (¥812,600 JPY)
- 30-99人:$6,999.00 USD (¥1,137,600 JPY)
- 100人以上:$8,999.00 USD (¥1,462,700 JPY)
- 2026-02-25: バージョン2.2.1
- 2.2.0と同日のリリース
- ここからFlutterBluePlus License Version 1.3
- 曖昧な点を明確化しただけで大筋の変化はない
- 2026-05-06: バージョン2.3.0
- ここからFlutterBluePlus License Version 1.4
- 開発中(リリース前)の利用についても商用利用に当たり商用ライセンスが必要となる旨が追記された
- 2026-06-08: バージョン2.3.8
- ここからFlutterBluePlus License Version 1.5
- ビルド時にパッケージ名、アプリ名などの情報を送信する場合がある旨が追記された
- 2026-06-19: バージョン2.3.9
- https://pub.dev/packages/flutter_blue_plus/versions/2.3.9/license
- ライセンスバージョンは1.5のままだが、従業員100人以上の規模が100-249人と250人以上で分かれた(以下は2026-06-22時点の価格設定)
- 個人(商用):$999.00 USD (¥164,200 JPY)
- 1-9人:$2,999.00 USD (¥492,800 JPY)
- 10-29人:$5,999.00 USD (¥985,600 JPY)
- 30-99人:$9,999.00 USD (¥1,642,800 JPY)
- 100-249人:$16,999.00 USD (¥2,792,900 JPY)
- 250人以上:$24,999.00 USD (¥4,107,200 JPY)
その他
[License]: the new FlutterBluePlus License (October 2025) · Issue #1272 · chipweinberger/flutter_blue_plus に経緯が書かれています。
有償化の理由については
The goal is to keep FlutterBluePlus free and open for most developers while making the project sustainable for the long term and promoting it's development (read: avoid burnout). Most likely you can ignore this license change and continue using FBP as you always have.
とのことです。
All previous versions remain permanently available under the BSD license, so nothing is being taken away.
ということなので、1.36.8までのバージョンも引き続き公開され修正BSDライセンスのまま利用できるようですが、メンテナンスがどうなるかというところです。
I know changes like this are delicate, and it may or may not work. If it gets forked, that’s fine — the project continues and frees up my time.
とも述べているので、自身で無償版のメンテナンスを継続する意思は(少なくとも現時点では)なさそうに見えます。
余談
まあ大企業のサービスには抵抗なく金を払うくせに、個人開発者のパッケージ/ライブラリを使うのには出し惜しみする、みたいなありかたもどうかとは思うんですが。