はじめに
Claude Code はプロジェクトルートに CLAUDE.md を置くことで、AI へのコンテキスト・ルールを定義できます。
ただし CLAUDE.md は git にコミットされるため、チーム全員に共有されます。「自分だけのメモや好みの指示を書きたいけど、チームには見せたくない」というケースに対応するのが CLAUDE.local.md です。
この記事では:
-
CLAUDE.local.mdで個人用設定を持つ方法 -
.gitignoreを使わずにチームと共有しない方法
を紹介します。
CLAUDE.md の種類
Claude Code が読み込む設定ファイルには、大きく3種類あります。
| ファイル | 場所 | 共有 |
|---|---|---|
CLAUDE.md |
プロジェクトルート | git にコミット → チーム全員に共有 |
CLAUDE.local.md |
プロジェクトルート | git 管理外にすれば自分だけ |
~/.claude/CLAUDE.md |
ホームディレクトリ | ローカルのみ・全プロジェクト共通 |
今回使うのは CLAUDE.local.md です。プロジェクトルートに置くと Claude Code が自動で読み込みます。
CLAUDE.local.md を作る
touch CLAUDE.local.md
あとは自由に書くだけです。たとえば:
# 個人用メモ
## 外部ファイルの読み込み
@/Users/yourname/Documents/my-rules.md
## このリポジトリでの作業メモ
- main ブランチには直接プッシュしない
- PR は必ずレビュー依頼してからマージ
@ファイルパス の記法で別ファイルをインクルードすることもできます。
.gitignore を使わずに git から除外する方法
CLAUDE.local.md を git 管理外にするには .gitignore に追記するのが一般的ですが、「プロジェクトの .gitignore は触りたくない」という場面もあります。
そんなときに使える2つの方法を紹介します。
方法1: .git/info/exclude(このリポジトリ限定)
.git ディレクトリ内にあるファイルで、git にコミットされません。.gitignore と同じ書式で書けます。
echo "CLAUDE.local.md" >> .git/info/exclude
- プロジェクトの
.gitignoreを変更しない - このリポジトリだけに適用される
-
.gitディレクトリはコミットされないので、チームには伝わらない
方法2: グローバル .gitignore(全リポジトリに適用)
# グローバル gitignore に追記
echo "CLAUDE.local.md" >> ~/.gitignore_global
# まだ設定していない場合は Git に登録
git config --global core.excludesfile ~/.gitignore_global
- すべてのリポジトリで自動的に無視される
- 一度設定すれば以後どのプロジェクトでも使える
-
CLAUDE.local.mdは Claude Code の慣習的なファイル名なので、グローバル設定に向いている
どれを選ぶか
| 状況 | おすすめ |
|---|---|
| このリポジトリだけに個人メモを置きたい | .git/info/exclude |
どのリポジトリでも CLAUDE.local.md を使いたい |
グローバル .gitignore
|
| チーム全員で共通の除外ルールにしたい |
.gitignore(コミットする) |
まとめ
-
CLAUDE.local.mdをプロジェクトルートに置くと Claude Code が自動で読み込む -
.gitignoreを変更せずに git から除外するには.git/info/excludeまたはグローバル.gitignoreが使える - 「このリポジトリだけ」なら
.git/info/exclude、「全リポジトリで使いたい」ならグローバル設定がおすすめ
チームの CLAUDE.md はそのままに、自分だけの作業メモやルールを気軽に書けるようになります。