こんにちは。Kaneyasuです。
先日、Project Management Professional (PMP) に合格しました。
いやー、受かってよかったです。ホッとしました。
さて、このPMPですが、テストセンターでの選択式試験という点では、ベンダー資格と共通する部分がありますが、ベンダー資格とは違うところがあると感じたので、まとめておきます。
受験の心構えとして、知っておいて損はないと思います。
35時間の公式研修の受け方
PMPという資格はいきなり受験することはできません。
以下の2つの条件をクリアする必要があります。
まずこれがベンダー資格と違うところの一つ目です。
- 35時間の公式研修を受けて修了証を得る
- PMIにプロジェクトマネージャーとしての実務経歴を添えて受験申請をして認定される
このうち、35時間の公式研修は「PMP 公式研修」とネット検索すれば見つかる研修機関で受講できます。
私の場合はこちらで受講しました。費用は16万円ぐらいでした。
オンデマンドで受講でき、動画が細かく分かれていたので、隙間時間に勉強するのに便利でした。
公式研修は英語で受講すれば、もっと安く済ませることができます。
そのあたりは、英語が得意かどうか、資格に何を求めるかで選ぶと良いでしょう。
受験申請の際に書く実務経歴について
PMPを受験するには、PMIにプロジェクトマネージャーとしての実務経歴を添えて受験申請をし、認定される必要があります。
これがベンダー資格と違うところの二つ目です。
実務経歴は英語で書く必要がありますが、書き方は多くの情報が公開されているため、それらを参考にすれば問題ありません。
私も問題なく申請できました。
注意点として、たまに経歴を証明するための資料を提出するよう求められることがあるため、実際の経験と乖離しないよう気を付ける必要があります。
模擬試験に似た問題は一切出ない
ベンダー資格と違うところの3つ目です。
私が受講した研修機関では300問超の模擬試験問題が用意されていました。
私はそれを正解率90%を超えるまで学習して臨みましたが、本試験では同じ、または似た問題は一切出ませんでした。
これは、私が選んだ研修機関が良くなかったのではなく、PMPが問題の管理を厳重に行っているためだと思われます。
PMPの試験問題は、一瞬で判断できるものが少なく、その多くが考えさせる内容です。
考えさせることが目的なので、少なくとも公式の研修を提供している機関では、同じ問題や類似問題を模擬試験として提供することはないのでしょう。
模擬試験は、求められる知識や考え方を別の角度から問う形で作成されているのだと思います。
本ブログはいじょうです。
これからPMPを検討される方の参考になれば幸いです。