#はじめに
みなさんの作業環境ってどのようになっていますか?
フィギュアが並んでいたり、弾いてもいないギターが飾ってあったり、
好きなアーティストのポスター、ちょっと奮発して買ったヘッドフォン、
もちろん自分の部屋ですから、自分好みのレイアウトですよね。
さて、今回お話するのは、音楽と作業効率についてです。
こんな記事があります。
[JINS、世界一集中できる環境を目指した会員制ワークスペースをオープン]https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/1094542.html
視界に入る緑(自然)の量や、安らぎを与える自然音の導入、姿勢の矯正など
それがいいように影響するのかどうかは判断しかねないのですが、確実に言えることは、
作業環境と作業効率は密接に関係しているということですね!
#作業環境と生産性の研究
これは私も現在卒業研究として進めていますが、大学の講義でも扱われています。
人的資源管理というらしいのですが、HR(Human Resource)=人材をどう上手く活用できるか?それによって会社の成績も左右されますね。Life Is Tech!なんかは大学生が中高生に教え、彼らが大学生になったら、また未来の子供達に教えるというサイクルが成立しているし、当の大学生らにとっても、数々のことに挑戦できるシステムに共感し互いに刺激をし合える職場作りになっているのではないでしょうか?最近ではブラック校則も話題に上がっていますね。
###環境には多くの要素が含まれます。
壁の色から始まり、照明の照度、部屋の形、広さ、規則もそうです、机の色・形、椅子の座り心地、レイアウト、BGM、プライベートとの境界線etc。
###作業環境が悪いとどんなことが起きるでしょうか?
人間関係の悪化、生産性の低下、士気の喪失、集中力の散漫etc。
J!NSの調査によると、ほとんどのオフィスワーカーがオフィスに来ても集中して作業に取り組めていないようです。テレワークで済む職種であれば、オフィスは不要になる?
私の研究は、背景音楽と作業効率がテーマとなっています。
携帯型プレーヤーが普及してからというもの、多くの人が音楽を聴きながら作業をしています。
果たしてそれは如何なものか?というのを追求していく分野です。悪いという報告もあれば、良いという報告もあります。この作業にはこの音楽が良い、歌詞が入っているものは作業を妨害するなどといった報告が多く見受けられますが、結局は嗜好性が云々と締めている論文もあります。海外では、音楽を流しながら授業を受けることで、記憶力が向上したという実践的な報告もあります。もちろん音楽に限らず、作業環境と作業の効率に関する研究は多岐にわたり、オフィス環境に関しては、「一般社団法人ニューオフィス推進協会」という機関が「クリエイティブ・オフィス・レポート1.0~2.0」を一般公開しています。きになる方は調べてみよう!
#最後に
初手、ということで作業環境についてちょこっと考えてみよう!の体で進めてまいりました。きっかけになればいいなぁと。