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Servletアプリ開発のための環境構築

Last updated at Posted at 2019-09-22

概要

Servletアプリを作るための開発環境について一通りの流れを書きました。

環境

OS

macOS High Sierra

インストールするもの一覧

Eclipse ver.4.8(Photon)

自分はver.4.8使って開発しましたが、最新バージョンを使ってもらっても問題ないかと思います。
https://www.eclipse.org/photon/

Tomcat

Servletを実行するためのコンテナです
https://tomcat.apache.org/download-90.cgi

Java

JDK ver.10を使用したが、もうダウンロードできなくなっている模様。
https://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
最新版を使ってもらえればいいかと。

ただし、サーバーに上げる際にサーバーにインストールするJavaのバージョンと
ローカルで開発を行う際のJavaのバージョンを一致させないと動作しないことがあるため注意!!
(Javaのバージョンによってクラスファイルバージョンが異り、正常に動作しない)

MySQL

データベースを使用したアプリを作るのであれば必要
デフォルト設定で[NEXT]押していけば正常にインストールできる。
https://dev.mysql.com/downloads/mysql/

プロジェクト作成

1.Eclipse起動

ワークスペースの場所は特にこだわりがなければこのままでOK
スクリーンショット 2019-09-22 16.56.07.png

2.Tomcatサーバーの構築

EclipseからTomcatサーバーを使えるようにする

Tomcatサーバーを追加

[ファイル]->[新規]->[その他]を選択
スクリーンショット 2019-09-22 17.09.49.png

[サーバー]を選択し、[次へ]を選択
スクリーンショット 2019-09-22 17.11.26.png

[Apache]の中からTomcatサーバーのバージョンを選択(今回は最新のTomcat v9.0を選択)
その他の項目はDefaultのまま[完了]を選択

完了するとパッケージ・エクスプローラーの場所に[Servers]の項目が追加され
選択したバージョンのtomcatのサーバーが起動している
スクリーンショット 2019-09-22 17.15.48.png

3.プロジェクト作成

[ファイル]->[新規]->[プロジェクト]を選択
スクリーンショット 2019-09-22 17.01.51.png

Webの中にある動的Webプロジェクトを選択し、[次へ]を選択
スクリーンショット 2019-09-22 17.02.51.png

プロジェクト名の入力欄に作成するプロジェクト名を入力
ターゲットランタイムのバージョンを先ほど設定した[Tomcat9(Java10)]へ変更
構成の項目も[Tomcat9(Java10)デフォルト構成]へと変更
スクリーンショット 2019-09-22 20.52.07.png

プロジェクト作成が完了するとパッケージ・エクスプローラーの場所に[プロジェクト名]の項目が作成される。
スクリーンショット 2019-09-22 20.54.32.png

ひとまず何か表示させるためにhtmlファイルを作成
プロジェクト名のところで右クリックし、[新規]->[その他]を選択
[htmlファイル]を選択し[プロジェクト名/WebContent]の配下に作成(例:index.html)
スクリーンショット 2019-09-22 20.57.56.png

index.htmlを↓の感じに変更

index.html
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>TITLE!!!</title>
</head>
<body>
Qiita
</body>
</html>

これで一旦プロジェクト作成完了

4.プロジェクトをサーバーへ追加

この時点では[サーバー]に関するウィンドウがEclipseの画面に存在してないので、ウィンドウを追加してあげます。
画面上部の[ウィンドウ]->[ビューの表示]->[その他]を選択
スクリーンショット 2019-09-22 17.23.39.png

[サーバー]を選択し、[開く]を選択
スクリーンショット 2019-09-22 17.24.46.png

そうするとEclipseのトップページに[サーバー]のウィンドウが追加されます。
サーバーを右クリックで選択し[追加および除去]を選択
スクリーンショット 2019-09-22 17.26.14.png

ここで、先ほど作成したプロジェクトを選択し、[追加]を選択し、[構成済み]の欄に移動できたら[完了]を選択
これによりプロジェクトがサーバーへと登録され、サーバー上で起動することができます。
スクリーンショット 2019-09-22 17.27.10.png

サーバーのウィンドウから起動するサーバーを選択し、[サーバーを始動]を選択
スクリーンショット 2019-09-22 21.01.39.png

サーバーが起動してるのを確認したら、Google Chromeなり適当なブラウザを立ち上げて以下のURLを記入
http://localhost:8080/Qiita/index.html

そうすると以下のような画面が表示されれば成功

スクリーンショット 2019-09-22 21.11.12.png

この通信の流れとしては
localhost(自分のPC上)の8080ポート(tomcatで使われるポート)に対して
Httpでリクエストを投げて、Qiitaプロジェクトに含まれているindex.htmlの値が返され
その値をブラウザ上で表示する。

といった流れになっています。

まとめ

自分のPC上に開発環境を整え、ApacheTomcatサーバーを立ててブラウザからアクセスする一通りの流れを書きました。
ここまでできればあとはソースコードをゴリゴリ書いていくだけかと思います。

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