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ITエンジニアが初めての現場、新しい現場で意識したいこと

Last updated at Posted at 2023-06-22

目的

現場経験が3年弱になりました。
時期的にも新卒エンジニアが現場配属される頃かなと思ったのでこのタイミングで、自分が現場で意識してることを実体験に基づいてまとめてみようと思いました。
また、今回は実体験に加えて「一人前社員の新ルール」の書籍の内容も含めてまとめていきます。

一般社員に求められること

前提として会社(現場の上司やリーダー)が求めている一般社員について、今回は以下の三つを挙げます。
予定通りに仕事をこなせる人材
いろいろな仕事がこなせる人材
新しい仕事にも臆せず取り組める人材
これらの人材が揃っていればいるほど会社は業績の予測を立てて儲けることができることにつながっていきます。

現場で意識したいこと

求められる人材像に近づくために意識したいことをまとめていきます。

1.質問する奴は偉い

  • 気になったこと、わからないことは質問する
    基本的にはわからないことや疑問に思ったことは積極的に質問していきましょう。質問しづらい時などは社内SNSやチャットなどに回答して欲しい人をメンションしておくと比較的気づいてくれることが多いです。

  • なるべく質問はオープンな場でする
    ミーティングの場などで「何か質問はありますか?」と仰がれたタイミングで質問がある場合は質問することを心がけましょう。後で質問しても良いのですが、全体の場で質問した方が他の人も同じ疑問を持っているかもしれないので同じ質問をすることを防げます

  • わからないをわからないままにしない
    基本的にわからないことがあった場合はまずは自分で調べることから始めてみましょう。ブラウザで調べてみたり、社内のドキュメントや仕様書を確認したり、社内SNSで同じところで躓いてる人がいないか検索をかけたりといろいろ試してみて、それでもわからない時は何を調べて何を試して何がわからないのかをまとめてから質問すると回答する側もスムーズに回答できて良いと思います。

質問するときのポイントのまとめ方
何がわからないのか:聞きたいことを
調べた内容:どこまで自分がわかっているのか
必要な資材の共有:エラーが出ているならスタックトレースやログを共有する

2.時間をうまく使う

  • ミーティングなどの全体の時間以外で作業する時間、休憩する時間をうまく作る
    現場ではお昼休憩や、スケジュールされているミーティングなどの時間以外は、基本自分で時間を管理することになります。作業に集中していると休憩を取ったりする時間を忘れてしまったりすることがあります。リフレッシュの時間をしっかり取ると、わからなかったことがわかったり、見えてなかったものが見えたりしてくるので時間をうまく使って効率よく作業を行いましょう。

  • 考える時間は決める
    わからないことなどを考えていると意外と時間はすぐに過ぎてしまいます。自分で解決できることに越したことはないですが、時間は無限にあるわけではないので30分、1時間と時間を決めて調べたり考えたりしてその時間で解決できそうにない場合は潔く他の人に聞いて解決していきましょう。

3.アラートはやばいと感じる前に

  • 自分1人で終わらせる必要はない
    いついつまでに終わらさなければならない作業は、終わるか不安だな...と感じた瞬間に上司やリーダーに報告しましょう。自分1人で終わらせなくても他の人に作業を分けたり、アドバイスをもらいながら進めていけば終わったりと方法はたくさんあります。自分のスキルアップも大事ですがまずは作業を終わらせることを大前提に進めていきましょう。

4.反応する

  • 頷き、相槌、リアクション
    ミーティングなどの大人数の場ではなかなか発言するのは勇気があることです。相手が話していることに対して頷いたりアクションを起こすことでしっかりと聞けていることが伝わります。またリモートでのミーティングでは基本カメラはオフで行うことがほとんどなのでリアクションやチャットでアクションを起こすことで聞けていることを伝えられるので積極的にしていきましょう。
    (話している側は反応がないと意外と寂しい...)

5.メモをとる

  • 同じことを聞かないためにも
    質問は何回もすることがあると思いますが、一回一回しっかりとメモを残しておくことで同じ質問をすることを防ぐことができます。回答する側は何度も同じことを聞かれると、意外とストレスに感じたり聞いていたのかな?と思ったりするので印象が悪くならないためにも残しておきましょう。

  • 自分専用のドキュメントを作る
    現場ではありとあらゆるところにドキュメントがあったり、仕様書があったり、ツールがあったりと正直探すのが大変です。全ての場所を覚えておくでも良いのですが、作業を効率よく行うためにも自分専用のリンク集を作ったり手順書を作ったしておくと良いと思います。また、手順書などは他の人も同じところで躓いているかもしれないので共有しておくと良いかもしれません。

メモに関してはこちらの記事も参考にしてみてください!

6.他の人の作業にも興味を持つ

  • 自分にも作業が回るかも
    基本的には自分の作業を最優先で行うで良いのですが、他の人の作業にも興味を持つようにしてみましょう。関連する作業が自分に振られる可能性もあります。その時にまた1から説明させたり、調べたりするのは効率も悪いですし他の人の時間を取ってしまうことにもなります。何となく程度で良いので他の人の作業にも興味を持つようにしてみましょう。

7.失敗をしよう!

  • 失敗を恐れるといろいろできないことがある
    初めから作業を完璧にできる人は極々僅かです。失敗を恐れていると新しいことにも取り組みづらくなったり、自分の意見を言いづらくなったりとできることを自分で狭めてしまいます。失敗する方が普通なのでトライアンドエラーを繰り返してスキルアップを図っていきましょう。

同じ失敗の繰り返しはNG。
一度の失敗で何かしらを得てステップアップすることが大事です!

まとめ

今回まとめた内容は現場で意識したいことの中の一部であり、まだまだたくさん大切なことはあります。
経験を重ねていき、これらのことが当たり前にできるようになっていくことで"会社が求める一般社員の人材像"に近づいていけると思います。
また、これらのことは現場や案件が変わって新しい環境での作業になる人にも参考になるかと思います。
私もまだまだできていないところもあるので引き続き取り組んでいけたらなと思います。

参考

一人前社員の新ルール

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