目的
最近リモートワークが主体になりつつある事でなかなか話をする機会が少なくなっています。仕事をする中で普段話さない人に質問したり話しかけるのって結構ハードル高い人って結構いると思います。なので今回はそのハードルを少しでも下れるような自分なりの雑談力について共有して聞きたいと思います。(一部読んだ記事の内容も含んでいます)
なぜ雑談が必要なのか
そもそも雑談の定義ってなんでしょうか?
特にテーマを定めず、気楽に会話することを指し、コミュニケーションでもあまり重要ではない事柄をやり取りする様式のものである。
wikipediaより
要するに何も目的がなくても始まるのが雑談です。してもしなくてもいい事ではあるけどしたほうがプラスになることがたくさんあるのでいくつか挙げて行こうと思います。
普段の仕事の質問、相談がしやすくなる
全く知らない人、初めて話す人に声をかけることほどハードルの高いことはないと思います。しかし、仕事をする上で質問や相談は避けては通れない道です。質問しずらい、相談しずらいということは仕事の効率をかなり下げることになるので、普段の雑談をしておくことでそんなハードルも少し下がると仕事の効率アップに直結するということになるわけです。
話の聞き直しや途中での確認がしやすくなる
質問、相談を入り口にその次のステップとして 「あ!さっき聞いたけどほんとに合ってるか不安だし、もう一回確認しておきたいな」といった確認ための聞き直しもよく起きることです。ここをできないと大きなミスを引き起こす原因に直結するケースは多く「不安なのになんで確認しなかったの?」と後から言われるパターンになりがちですね。
雑談は仕事に関係ない話も多いので比較的ラフな会話をしておくとこういった「聞き直しても怒られないかな?」といった壁もなくなるきっかけになるわけです。
人となりがわかっていると会話の取捨選択が楽になる
誰でも彼でも同じトーンで、同じ文面で質問すると 「あ!この人にはこういう聞き方は良くなかったかも」といったことが起こる可能性があります。自社上司に聞く時、自社部下に聞く時、フランクな人に聞く時、ちょっと生真面目な人に聞く時、人によって使い分けができると色んな人に適切な質問ができます。
現場の色々な人との雑談で「この人はこういう人なんだ」を情報として手に入れておくと失敗しないで色んな人に質問できるといったわけです。
こんな人にはこんな話し方
自社上司:普段の会話の延長(人となりがわかっているので聞きやすいはず)
自社部下:軽い感じで聞いてみても良いが、質問や相談は部下であっても敬意を持つことは大事
フランクな人:こういった人ほど雑談の延長で話すことができるため自分の色を出して話せると楽
生真面目な人:言葉遣いや話の内容に気を付けつつなるべく下手に出て話すと良い
雑談力ってどう上げていったらいいか
雑談が色々いいことをもたらすことはわかったけど、雑談力ってどうやって上げてくの?って話になりますよね。
どんなことで雑談力を上げていけるかについていくつか上げていこうと思います。
まずは相手のことを知るところから
いきなり話しかけて雑談するなんて怖くてできないですよね。話の内容で相手を不快にさせてしまうかもしれないし、そもそも話が続くかもわからない。なのでまずは、普段の現場での相手の発言や話し方などを気にして聞いてみたり、リモートワークであればチャットの会話の内容やニュアンスを見てどんな人かを想像してみることから初めてみると第一の踏み出しへの材料が増えていくと思います。
チャットのニュアンスって?
例えば...
「〜〜でいいすか?」、「〜〜でいけそう?」「goodです!」
:フランクな人でチャットもリアクションが多く質問しやすいタイプ
「〜〜でいいでしょうか?」「〜〜でいけますか?」「いいと思います。」
:このタイプの人は比較的多いためラリーを積んでどんな人かを探ってみる
話をする場、できる場をうまく活かす
日々の仕事の中で進捗会やミーティング、朝会夕会など固定で行われる場があると思います。進捗会などでは自分が話すタイミングもあると思いますし、質問を受け付けてくれるタイミングなどもあると思います。そういった場をうまく利用して自分を外に発信することも大事です。雑談は、自分から始まるだけではなく人から話しかけられて始まることももちろんあるので、自分の発信をしておくことも雑談のきっかけになることに大きく直結するわけです。
話せる人と話せない人の役割を考える
コミュニケーション能力は人それぞれで、話が得意だったり話すことが好きな人もいれば、話が苦手だったりそもそも会話をすることが嫌という人もいます。自分がどちら側の人かにもよりますが、基本的には話せる人には質問系でどんどん畳み掛けるように話をすると会話がうまくいくことが多いし、話せない人にはなるべく聞く側に回ってもらうような会話の進め方をするとうまくいくことが多いかなと思います。
どんな風に話すのが良い?
- 話せる人にも話せない人にも話をかけるときは相手への興味や好奇心で話をかける
- 否定的な会話は自分も相手も話を終わらせたくなるため避ける
- デリケートな話題は避ける
- 無理に話題を逸らさないでなるべく一つの会話の区切りが出るまでは同じ話題で進める
まとめ
今回の内容はあくまで持論であり色々な意見があると思いますが、私はこういった内容を意識することで日々の雑談をうまく進めています。
もしこの内容が参考になって仕事の効率アップに繋げてもらえれば嬉しいです。
参考
・エンジニアは本来「雑談上手」な職種? 元Google人事が送る仕事力アップにつながる会話のNGポイント&Goodポイント