IBMi(緑画面)のパフォーマンス情報を見る
IBMiについて、動作が遅い、ラグがある、何かが変だが何が原因かはわからないという
状況になったことはありますか
プログラムの不具合か、ハードウェアの不具合か、何も手がかりがない、そのような場合に
IBM Navigator for iから無料でパフォーマンス情報を取得できます
IBM Navigator for iとは
IBMiの管理をWEBブラウザ上から行うことができる機能です
緑色の画面ではなく、ボタンクリックでIBMiの設定などを行うことができます
IBMiがあれば無料で利用できます
接続するために事前に環境が整っているか、事前にやること(アドレスの入力やポート指定)があったりしますが
それらについては以下リンクを参考ください
色々と書いてありますが、結局はあなたが社内におり、IBMiに接続できる環境である場合
以下のどちらかのアドレスを試して、接続できるかどうかでわかります
・システムがIBMi V7R3,V7R4より古い場合
http://「IBMiに接続するIPアドレス」:2004/ibm/console/logon.jsp
・システムIBMi V7R4,V7R5より新しい場合
http://「IBMiに接続するIPアドレス」:2002/Navigator/login
V7R4の途中でNavigator for iアドレス変更アップデートが入った為
新しいNavigator for iと古いNavigator for iが混在しています
つまりとりあえずどっちも試してみてください
パフォーマンス情報の見方
新しいNavigator for iにて説明します(古いNavigator for iも大体レイアウトは一緒です)
左側にあるパフォーマンスのカテゴリーから、データの調査を選択
データの調査画面(パフォーマンス情報が見られる画面)に移動しました
例えば一番上の「CPU 使用率および待機の概要」をクリックしてみましょう
「▶コンテキスト」から日時を調整する事もできるが、特に何もいじらない場合
今日の0:00から現在までのパフォーマンス情報をグラフ、表で表してくれます
さて、IBMの説明ではパフォーマンスのグラフの何を見て、どう判断すればいいかは
書いておりません(人によってCPU使用率50%でもダメかもしれないし、80%でも全然OKかもしれないので)
どんなグラフなのかの情報がほとんどない為、わかりにくい説明となっております
今回、複数人で協力して、収集サービスの内容について何が書いてあるのか、何を読み取ることができるのかの一覧を作成しました。
パフォーマンス情報一覧
※パースペクティブ、は文字が長いため以下にて表現します
・パースペクティブ・パス→分類
・パースペクティブ→情報
・説明→IBMの説明
まず、4つの基本情報について、紹介します。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
1 | 基本情報 | CPU 使用率および待機の概要 | この図表は、選択された収集について、それに貢献しているすべてのジョブおよびタスクの一定期間における CPU 使用率および注目すべき各種の待機カテゴリーを示します。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための時間フレームを選択します。 |
CPUがどれだけ働いているかの指標になる。CPU使用率と一緒にCPUディスパッチやCPUキューイング以外にもディスク時間、ロック競合時間などを確認し、CPUの不足でスピードが遅いのか、それ以外が原因かを包括的に確認できる
・CPU:中央処理装置。コンピュータの頭脳であり、各種処理を実行する。
・CPUディスパッチ:CPUが実際に作業していた時間
・CPUキューイング:CPUが空くのを待っていた時間
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
2 | 基本情報 | 仮想プロセッサ遅延によるCPU使用率と待ち時間の概要 | この図表は、選択された収集について、それに貢献しているすべてのジョブおよびタスクの一定期間における CPU 使用率および注目すべき各種の待機カテゴリーを示します。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための時間フレームを選択します。 |
基本的には「CPU使用率および待機の概要」と同様の内容仮想プロセッサとはIBMiのCPUは0.5コア、0.1コアだけ金額を払って使用するといった事が可能。IBMiがPowerVMなどの仮想化環境で動いている場合物理CPUの使用が他システムとの調整により待たされることがある。そのため、仮想プロセッサが待たされる状況が発生します。つまり、仮想マシン側の都合でCPUを使えずに待っている情報も確認できる仮想環境を利用していない場合は確認不要
・CPU:中央処理装置。コンピュータの頭脳であり、各種処理を実行する。
・仮想プロセッサ:物理CPUの一部を割り当てた論理的なCPU単位。0.1単位などで利用可能。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
3 | 基本情報 | スレッドまたはタスク別 CPU 使用率 | スレッドまたはタスク別に CPU 使用率を示し、最大の貢献要因でランク付けされた図表。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献要因を選択します。 |
ジョブの中で実行される最小の処理の流れをスレッド、タスクと呼ぶこのグラフはどの処理でCPUを多く使ったかをジョブより細かい単位で確認する事ができる
・ジョブ:実行される処理の単位で、複数のタスクで構成されることがある。
・タスク:ジョブ内で実行される細かな処理単位。
・スレッド:タスクの実行単位で、より細かい並列処理を行う。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
4 | 基本情報 | リソース使用率の概要 | 1つの間隔における一般的な収集メトリックの使用率および各種比率を間隔ベースで示す図表。 この情報に基づいて、関係を発見し、比較を行い、さらに詳しく調べるための時間フレームを選択できます。 |
一定時間ごとにCPUやディスクなどの使用率を記録し、それをグラフで表示する。これにより、いつどんな負荷がかかったのか、どのリソースに問題があったのかを確認でき、問題の原因を探るための時間帯を絞り込むことができる。
ここからはよりマニアックな項目の為それぞれ分類に分けて折りたたんでいます。
利用目的にあわせて内容を確認してください
ジョブ関連(クリックで展開)
どのジョブがシステムを多く使用しているかを確認できる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
5 | ジョブ統計の概要 | ジョブまたはタスク別のジョブ統計 | 貢献しているすべてのジョブまたはタスクの名前による英字順リスト。 このリストは、各種統計によりフィルターに掛け、配列してから、さらに詳しく調べるためにジョブまたはタスク名のグループを選択するのに使用できます。 |
IBMiで負荷に影響しているジョブやタスクを、名前順で一覧表示する。この一覧は、CPU使用率やI/O回数などの統計情報で並び替えや絞り込みができ、問題の原因となっているジョブを特定して詳しく調査するのに役立つ。
・I/O:Input/Outputの略。データの読み書きなどの入出力処理。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
6 | ジョブ統計の概要 | 汎用ジョブまたはタスク別のジョブ統計 | 統計に貢献しているすべてのジョブまたはタスクの名前の最初の 6 文字による英字順リスト。 このリストは、各種統計によりフィルターに掛け、配列してから、さらに詳しく調べるためにジョブまたはタスク名のグループを選択するのに使用することができます。 |
IBMiで負荷に影響しているジョブやタスクを、名前の先頭6文字でグループ化した一覧が活用される。この一覧は、統計情報(CPU使用率やI/O回数など)を基に絞り込みや並べ替えを行うことで、同じ種類の処理をまとめて把握・比較できるようになる。これにより、負荷の高いジョブの特定や原因分析が容易になり、システム全体のパフォーマンス改善に役立つ。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
7 | ジョブ統計の概要 | ジョブ・ユーザー・プロファイル別のジョブ統計 | 貢献しているすべてのジョブ・ユーザー・プロファイルの英字順リスト。 このリストは、各種統計によりフィルターに掛け、配列してから、さらに詳しく調べるためにジョブ・ユーザー・プロファイルのグループ化を選択するのに使用することができます。 |
ユーザー別ではなくジョブとして制御されるユーザー(システムユーザーも含まれている)別にどのくらいシステムを利用しているかを確認できるそのユーザーがどのくらいCPUやディスクの入出力を利用したかが確認できるため、誰がシステムの圧迫した使い方をしているかもわかる(その場合は手順の変更で対応するのがベストかもしれない)
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
8 | ジョブ統計の概要 | ジョブの現行ユーザー・プロファイル別のジョブ統計 | 貢献しているすべてのジョブの現行ユーザー・プロファイルの英字順リスト。 このリストは、各種統計によりフィルターに掛け、配列してから、さらに詳しく調べるためにジョブの現行ユーザー・プロファイルのグループを選択するのに使用することができます。 |
各ジョブに紐づく現行ユーザー・プロファイルを基準に英字順で一覧表示することで、ユーザーごとの負荷傾向を把握できる。この一覧は、CPU使用率やI/O処理数などの統計情報を使って絞り込みや並べ替えが可能で、特定のユーザーグループに関連するジョブを抽出・分析に使える。これにより、特定ユーザーによる負荷集中の有無や業務処理の特性を可視化し、リソースの最適化やトラブルシューティングに役立つ。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
9 | ジョブ統計の概要 | サブシステム別のジョブ統計 | 収集に含まれているアクティブな全サブシステムとすべてのジョブおよびタスクについて提供される各種メトリック値のリストが表示されます。 このリストは、各種統計によりフィルターに掛け、配列してから、さらに詳しく調べるために個々のサブシステムを選択するのに使用することができます。このテーブルは、間隔でグループ化されないことに注意してください。 データは、サブシステムごとにグループ化されます。& ジョブと、完全な収集においてデータに含まれるジョブの数によってグループ化されます。 |
アクティブな全サブシステムと、それに含まれるジョブやタスクの各種メトリック(CPU使用率、ディスクI/Oなど)を一覧表示することで、システム全体の動作状況を把握できる。このリストは、統計情報に基づいてフィルターや並び替えが可能で、個別のサブシステム単位で詳細な分析を行うための起点として利用される。
・サブシステム:ジョブをまとめて管理する論理単位。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
10 | ジョブ統計の概要 | サーバー・タイプ別のジョブ統計 | 収集に含まれているすべてのサーバー・タイプとすべてのジョブおよびタスクについて提供される各種メトリック値のリストが表示されます。 このリストは、各種統計によりフィルターに掛け、配列してから、さらに詳しく調べるために個々のサーバー・タイプを選択するのに使用することができます。 |
収集対象に含まれるすべてのサーバー・タイプ(例:データベースサーバー、通信サーバーなど)と、それに関連するジョブやタスクのメトリック値を一覧表示することができる。このリストには、CPU使用率、待機時間、I/O処理数などの統計情報が含まれ、並び替えや絞り込みを行いながら、特定のサーバー・タイプに関連する負荷状況を詳細に分析できる。この仕組みにより、どのサーバー・タイプがシステムリソースに影響を与えているかを特定でき、業務処理の偏りやボトルネックの早期発見に役立つ。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
11 | ジョブ統計の概要 | メモリー・プール別のジョブ統計 | 収集に含まれているすべてのメモリー・プールとすべてのジョブおよびタスクについて提供される各種メトリック値のリストが表示されます。 このリストは、各種統計によりフィルターに掛け、配列してから、さらに詳しく調べるために個々のプールを選択するのに使用することができます。 |
収集対象に含まれるすべてのメモリー・プールと、それに関連するジョブやタスクのメトリック値(例:ページング回数、メモリー使用率など)を一覧表示することができる。このリストは、統計情報をもとに絞り込みや並び替えを行い、特定のメモリー・プール単位で詳しく調査するために活用される。これにより、どのジョブやサブシステムがどのプールを使用しており、リソース消費にどのような影響を与えているかを明確に把握することが可能。
・ページング:必要に応じてメモリーとディスク間でデータを移動する処理。
待機(クリックで展開)
どれくらいの待ち時間が発生しているかといった内容を確認できる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
12 | 待機 | 待機の概要 | この図表は、選択された収集について、それに貢献しているジョブおよびタスクの一定期間における CPU 使用率および注目すべき各種の待機カテゴリーを示します。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための時間フレームを選択します。 注目すべき待機としては、同期ディスク操作、CPU キューイング、競合、ブロックおよび直列化の待機などがあります。 あまり重要性のない待機には、作業の到着待ちといったアイドル状態を示す待機などがあります。 ある程度の待機は通常の状態であり、システムが非常にビジーになるときには予期されていますが、この図表は、過剰な場合にはいずれ問題になるおそれがある CPU 使用量と待機回数の関係を示すことを目的としています。 時間フレームおよび待機のカテゴリーを識別できるので、調査のプロセスが向上します。 |
この図表は、選択されたパフォーマンス収集データを基に、ジョブやタスクの一定期間におけるCPU使用率と、**重要な待機カテゴリー(例:同期ディスク操作、CPUキューイング、競合、ブロック、直列化など)**を表示する。図表を使って、さらに詳しく調査するための適切な時間フレームを選び、過剰な待機やCPU使用の関係を可視化できる。待機が過剰になると、システムパフォーマンスに影響を及ぼし、問題に発展する恐れがある。
・待機:メモリやCPUがすごい速さで処理下にも関わらずハードの都合で待たされている状態。
・同期ディスク操作:ジョブやタスクが、ディスク操作の読み書きが完了するのを待っている状態。
・CPUキューイング:CPUが空くのを待っている時間。
・競合:複数のジョブが同一のリソースを同時に要求して、利用が可能になるまで待っている状態。
・ブロック:ジョブやプロセスが何らかの外部イベントやイベント完了を待つために一時停止している状態
・直列化:複数の処理やジョブが同時並行ではなく、一つの資源や処理を順番に待っている状態
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
13 | 待機 | 占有およびロックの待機の概要 | この図表は、選択された収集について、それに貢献しているジョブおよびタスクの一定期間における占有およびロックに関連する待機を示します。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための時間フレームを選択します。 占有およびロックの待機には、占有の競合時間、データベース・レコードのロック競合時間、およびオブジェクトのロック競合時間が含まれます。 |
この図表は、指定したパフォーマンス収集データに基づき、ジョブやタスクが一定期間中に発生させた「占有」および「ロック」に関する待機の状況を可視化します。ユーザーは、この図表から詳細に調査したい時間帯(時間フレーム)を選択し、どのタイミングで競合が発生していたかを深掘りできる。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
14 | 待機 | 競合の待機の概要 | この図表は、選択された収集について、それに貢献しているジョブおよびタスクの一定期間における競合に関連する待機を示します。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための時間フレームを選択します。 競合の待機には、ディスク・スペース使用の競合、ディスク操作開始の競合、セマフォーの競合、mutex の競合、マシン・レベルのゲートの直列化時間、占有の競合、データベース・レコード・ロックの競合、オブジェクト・ロックの競合、不適格な待機、同期化トークンの競合、および異常な競合などがあります。 |
本図表は、IBMiシステム上で発生しているリソース競合に起因する待機時間を、ジョブおよびタスク単位で特定の時間枠にわたって可視化したものです。これにより、どの時間帯に、どのジョブが、どのリソースを巡って待機していたかを把握でき、パフォーマンス劣化の要因を特定するための重要な手がかりとなる。
・競合の待機:ディスクI/O競合やデータベースのレコードロック、オブジェクトロック、**排他制御(mutex)**など、IBMiの特性に基づく多様な要因が含まれている。特に、IBMi独自の内部同期機構(マシンレベルのゲート、同期化トークン等)による待機は、他の一般的なサーバーOSには見られない特徴がある
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
15 | 待機 | ディスク待機の概要 | この図表は、選択された収集について、それに貢献しているジョブおよびタスクの一定期間におけるディスク処理に関連する待機を示します。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための時間フレームを選択します。 ディスク待機には、ディスク・ページ不在、障害なしディスク読み取り、ディスク・スペース使用の競合、ディスク操作開始の競合、ディスク書き込み、およびディスクに対するその他の時間などがあります。 |
本図表は、IBMiシステムにおけるディスク処理に関連した待機時間を、ジョブおよびタスク単位で特定の時間枠にわたって可視化したものです。これにより、どの時間帯に、どのジョブが、どのディスク関連処理によって待機していたかを把握することができ、パフォーマンス低下の根本原因を特定するための有効な手段となる。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
16 | 待機 | ジャーナル待機の概要 | この図表は、選択された収集について、それに貢献しているジョブおよびタスクの一定期間におけるジャーナルに関連する待機を示します。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための時間フレームを選択します。 |
本図表は、IBMiシステムにおいて特定期間中に発生したジャーナル処理に関連する待機時間を、ジョブおよびタスク単位で可視化したものです。これにより、どの時間帯に、どのジョブが、ジャーナル機能の影響により待機していたかを明らかにし、トランザクション処理やディスクI/Oにおける性能低下の要因を特定するための重要な分析資料となります。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
17 | 待機 | JVM 待機の概要 | この図表は、選択された収集について、それに貢献しているジョブおよびタスクの一定期間におけるクラシック JVM 待機に関連する待機を示します。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための時間フレームを選択します。 |
本図表は、IBMiシステム上で稼働しているクラシックJVM(Java仮想マシン)に関連する待機時間を、ジョブおよびタスク単位で一定期間にわたって可視化したものです。これにより、Javaアプリケーションの処理がどのタイミングで、どのジョブにおいて待機状態にあったのかを把握することができ、Javaベースの処理に起因するパフォーマンス問題の特定に役立ちます。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
18 | 待機 | スレッドまたはタスク別のすべての待機 | この図表は、スレッドまたはタスクの経過実行時間の構成要素を、選択された時間フレーム内のディスパッチされた CPU および貢献するすべての待機カテゴリーの観点で要約しています。 この図表は、ディスパッチされた CPU に対する最大の貢献要因によってランク付けされています。 この図表を使用して、スレッドまたはタスクを選択して、一定期間におけるその実行および待機の貢献状態を表示することができます。 |
本図表は、IBMiシステム上で稼働するスレッドまたはタスクの経過実行時間を、指定された時間枠において、CPUがディスパッチされた時間(実行時間)と、各種待機カテゴリーによる遅延時間に分類し、それらの構成要素を視覚的に要約したものです。これにより、ジョブやタスクがどの要因によって多くの処理時間を消費していたのかを、CPU使用と待機の両面から総合的に把握することが可能となる。
・ディスパッチ:CPUが処理を実際に行っている時間。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
19 | 待機 | ジョブまたはタスク別の待機 | この図表は、ジョブまたはタスク・グループの経過実行時間の構成要素を、選択された時間フレーム内でディスパッチされた CPU および注目すべき待機カテゴリーの観点で要約しています。 この図表は、ディスパッチされた CPU に対する最大の貢献要因によってランク付けされています。 この図表を使用して、ジョブまたはタスク・グループを選択して、一定期間におけるその実行および待機の貢献状態を表示することができます。 |
本図表は、IBMiシステム上で稼働するジョブまたはタスク・グループの実行時間を、指定された時間枠内において、CPUがディスパッチされて実行された時間および、注目すべき待機カテゴリーによる遅延時間の観点から可視化・要約したものです。これにより、処理全体における時間の消費傾向を、リソース使用と待機の両側面からバランスよく分析することが可能となる。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
20 | 待機 | 汎用ジョブまたはタスク別の待機 | この図表は、汎用ジョブまたはタスク・グループの経過実行時間の構成要素を、選択された時間フレーム内でディスパッチされた CPU および注目すべき待機カテゴリーの観点で要約しています。 この図表は、ディスパッチされた CPU に対する最大の貢献要因によってランク付けされています。 この図表を使用して、汎用ジョブまたはタスク・グループを選択して、一定期間における実行および待機の貢献状態を表示することができます。 |
本図表は、IBMiシステム上で稼働する汎用ジョブまたはタスク・グループにおける、指定された時間枠内の経過実行時間を、CPUのディスパッチ時間および主要な待機カテゴリーの観点から可視化・要約したものです。これにより、システム上で幅広く利用されている共通的・汎用的な処理群に対して、時間の使われ方や処理効率の傾向を把握することが可能となります。
・「汎用ジョブ/タスク・グループ」とは、特定のアプリケーションに限定されず、バックグラウンドで実行される共通処理やシステムユーティリティなど、システム全体に広く関わる処理群
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
21 | 待機 | ジョブ・ユーザー・プロファイル別の待機 | この図表は、ジョブ・ユーザー・プロファイル・グループの経過実行時間の構成要素を、選択された時間フレーム内でディスパッチされた CPU および注目すべき待機カテゴリーの観点で要約しています。 この図表は、ディスパッチされた CPU に対する最大の貢献要因によってランク付けされています。 この図表を使用してジョブのユーザー・プロファイル・グループを選択して、一定期間における実行および待機の貢献状態を表示することができます。 |
本図表は、IBMiシステム上のジョブを所有するユーザー・プロファイル・グループ単位で、選択された時間枠内の経過実行時間を、CPUのディスパッチ時間および主要な待機カテゴリーの視点から要約・可視化したものです。これにより、特定のユーザーグループがシステムリソースにどのように負荷をかけているか、またどのような待機が発生しているかを把握できる。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
22 | 待機 | ジョブの現行ユーザー・プロファイル別の待機 | この図表は、ジョブの現行ユーザー・プロファイル・グループの経過実行時間の構成要素を、選択された時間フレーム内でディスパッチされた CPU および注目すべき待機カテゴリーの観点で要約しています。 この図表は、ディスパッチされた CPU に対する最大の貢献要因によってランク付けされています。 この図表を使用してジョブの現行ユーザー・プロファイル・グループを選択して、一定期間における実行および待機の貢献状態を表示することができます。 |
本図表は、IBMiシステム上で稼働しているジョブにおける現行ユーザー・プロファイル・グループ単位の経過実行時間を、指定された時間枠内で、CPUのディスパッチ時間および注目すべき待機カテゴリーの観点から要約・可視化したものです。これにより、ジョブが実行時に属しているユーザーグループごとのリソース消費状況や待機状態を把握できる。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
23 | 待機 | プール別の待機 | この図表は、プール・グループの経過実行時間の構成要素を、選択された時間フレーム内でディスパッチされた CPU および注目すべき待機カテゴリーの観点から要約しています。 この図表は、ディスパッチされた CPU に対する最大の貢献要因によってランク付けされています。 この図表を使用して、プール・グループを選択して、一定期間内における実行および待機の貢献状態を表示することができます。 |
本図表は、IBMiシステムにおけるプール・グループ単位で、選択された時間枠内の経過実行時間を、CPUのディスパッチ時間および注目すべき待機カテゴリーの観点から要約・可視化したものです。これにより、プール・グループごとにリソースの利用状況や待機の傾向を把握できる。
・プール・グループ:プール≒メモリ。メモリの使用用途として分けられたもの、システムの処理専用のプールやバッチ処理専用のプールなどがある
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
24 | 待機 | サブシステム別の待機 | このチャートは、サブシステム・グループの経過ランタイムの構成要素を、ディスパッチされた CPU と、選択された時間枠の興味深い待機カテゴリのいくつかでまとめたものです。チャートは、ディスパッチされた CPU の最大の寄与者によってランク付けされます。このチャートを使用してサブシステム・グループを選択し、経時的な実行および待機の寄与を表示します。 |
サブシステム別に待機時間の長さが分かる。(おそらく平均?)グラフにカーソルを合わせると・ディスパッチされた時間・CPUキューイング時間などカテゴリー別で知ることができる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
25 | 待機 | サーバータイプ別の待機 | このチャートは、サーバー・タイプ・グループの経過ランタイムの構成要素を、ディスパッチされたCPUと、選択された時間枠の興味深い待機カテゴリのいくつかでまとめたものです。このチャートは、ディスパッチされた CPU の最大要因によってランク付けされます。このグラフを使用してサーバー タイプ グループを選択し、その実行時間と待機時間の経時的な寄与を表示します。 |
サーバータイプ別の待機時間の長さが分かる。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
26 | 待機 | ジョブ優先度別の待機 | このチャートは、選択された時間枠のディスパッチされたCPUといくつかの興味深い待機カテゴリの観点から、ジョブ優先度グループの経過した実行時間の構成要素をまとめたものです。このチャートは、ディスパッチされた CPU の最大要因によってランク付けされます。このチャートを使用してジョブ優先度グループを選択し、その実行および待機の経時的な寄与を表示します。 |
ジョブ優先度別で待機時間の長さがわかる。ジョブ優先度が高いのに待機時間が長いと低いジョブに影響を及ぼすと考えてジョブ優先度を見直すときの指標になる…かもしれない
CPU(クリックで展開)
何がCPUを多く使用しているかを確認できる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
27 | CPU | CPU使用率の概要 | CPU使用率、およびパーティションが使用可能な処理能力のパーセンテージに基づく平均CPU使用率を経時的に表示するチャート。このチャートを使用して、さらに詳細な調査のために時間枠を選択します。 |
時刻別にCPUがいつ負荷が大きくかかっているのかを知ることができる。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
28 | CPU | 対話式CPU使用率 | このチャートは、対話式CPUの使用量と、対話式CPUが時間経過とともに容量を超えた時間を示しています。このチャートを使って、さらに詳細な調査のために時間枠を選択してください |
対話式ジョブ、タスクにCPUをいつどのくらい使用しているのかが分かる。対話式なのでクライアントからのアクセスがいつ多いのかが分かる。27.CPU使用率は全体の使用率なので比較すればバッチジョブなどマシン上の動きの総量も知ることが可能
・対話式:コマンドを入力すると応答が返ってくる処理、自動でシステムが行ってくれるのはバッチ式と呼ばれる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
29 | CPU | ジョブまたはタスクごとのCPU使用率 | ジョブまたはタスクごとの CPU 使用率を、使用率で降順に並べたチャート。 |
◎ CPU使用率
ジョブまたはタスクでのCPUにどのくらい負荷をかけているのか知ることができる
◎ 基準化された CPU の使用率
「基準化された」の意味
通常の「CPU使用率」はコアごとに100%までなので、仮に4コア搭載モデルなら最大400%まで使える。
基準化されたCPU使用率は、これを単一CPU相当として換算し直した数値になる
たとえば4つの論理CPUがあり、CPU使用率が合計200%なら
通常のCPU使用率:200%
基準化されたCPU使用率:200÷4=50%
よって「1つのCPUしかなかったら、これくらい忙しい状態だった」と換算した値となる
(以下同じ表記の場合はここを参照)
パフォーマンスデータを確認すると、グラフが2つあるのでこんな感じの表現にしています。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
30 | CPU | スレッドまたはタスクごとのCPU使用率 | スレッドまたはタスクごとのCPU使用率を示し、項目で降順に並べたチャート。このチャートを使用して、さらに詳細な調査のために貢献者を選択します。 |
◎ CPU使用率
スレッド、タスク単位でCPUへの負荷を項目別に知ることができる。
◎ 基準化された CPU の使用率
29.ジョブまたはタスクごとのCPU使用率の二行目「基準化されたCPUの使用率」を参照
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
31 | CPU | 汎用ジョブまたはタスクによるCPU使用率 | ジョブ名またはタスク名の最初の6文字でグループ化された CPU 使用率を降順に並べたチャート。このチャートを使用して、さらに詳細な調査のために寄与しているグループを選択します。 |
◎ CPU使用率
ジョブの最初の6文字別でCPU使用率の負荷のかかり方を知ることができる用途が同じだと似た名前にすることがあるためジョブの役割で使用率を知ることが可能になる
◎ 基準化された CPU の使用率
29.ジョブまたはタスクごとのCPU使用率の二行目「基準化されたCPUの使用率」を参照
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
32 | CPU | ジョブ・ユーザー・プロファイル別CPU使用率 | CPU使用率をジョブユーザープロファイル別にグループ化し、使用率で降順に並べたチャート。このチャートを使用して、さらに詳細な調査のために貢献グループを選択します。 |
◎ CPU使用率
ジョブのユーザー別にCPU使用率の負荷のかかり方を知ることができる。
◎ 基準化された CPU の使用率
29.ジョブまたはタスクごとのCPU使用率の二行目「基準化されたCPUの使用率」を参照
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
33 | CPU | 現在のユーザープロファイルによるジョブ別CPU使用率 | CPU使用率を現在のユーザープロファイルでグループ化し、使用率で降順に並べたチャート。このチャートを使用して、さらに詳細な調査のために貢献グループを選択します。 |
◎ CPU使用率
現在時点のCPU使用率をジョブユーザー別に知ることができる
◎ 基準化された CPU の使用率
29.ジョブまたはタスクごとのCPU使用率の二行目「基準化されたCPUの使用率」を参照
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
34 | CPU | サブシステム別 CPU 使用率 | サブシステム別にグループ化された CPU 使用率を示し、最大の貢献要因によりランク付けされた図表。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献グループを選択します。 |
◎ CPU使用率
サブシステムがどのくらいCPUを利用しているかを確認する事ができる。(何も記載がないが平均と考えられる)「何が原因でCPU使用率が高いのかわからない」といった場合にサブシステム単位で使用率を確認する事で、ある程度のアタリをつける事が可能
◎ 基準化された CPU の使用率
29.ジョブまたはタスクごとのCPU使用率の二行目「基準化されたCPUの使用率」を参照
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
35 | CPU | サーバータイプ別CPU使用率 | CPU使用率をサーバータイプ別にグループ化し、貢献度の高い順にランキングしたチャート。このチャートを使用して、さらに詳細な調査のために寄与しているグループを選択します。 |
◎ CPU使用率
CPU使用率をサーバ別に知ることができる。IBM提供のものはQIBMから始まる
◎ 基準化された CPU の使用率
29.ジョブまたはタスクごとのCPU使用率の二行目「基準化されたCPUの使用率」を参照
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
36 | CPU | プール別CPU使用率 | CPU使用率をプールごとにグループ化し、貢献度の大きい順にランク付けしたチャート。このチャートを使用して、さらに詳細な調査のために貢献グループを選択します。 |
◎ CPU使用率
ジョブプール別にCPU使用率を知ることができる※プールとは論理区画のこと
◎ 基準化された CPU の使用率
29.ジョブまたはタスクごとのCPU使用率の二行目「基準化されたCPUの使用率」を参照
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
37 | CPU > Active Jobs | 活動ジョブ | インターバルごとの活動ジョブ数を示すチャート。バーは、開始前ジョブとその他のすべてのジョブサブタイプに分かれています。CPU 使用率もこのチャートに含まれます。 |
事前開始ジョブやその他サブタイプのジョブがどのくらいCPUを使用しているのか知ることができる。
・事前開始ジョブ:起動時に自動で立ち上がるジョブ。パソコンで言うところのスタートアップで起動するアプリみたいなもの
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
38 | CPU > Active Jobs | 事前開始ジョブによるCPU使用率 | 事前開始ジョブについてのみ、ジョブごとの CPU 使用率を示すチャート。ジョブは最大の貢献者によってランク付けされます。このチャートを使用して、さらに詳細な調査のために貢献者を選択してください。 |
◎ CPU使用率
事前開始ジョブのCPU使用率とその内訳を知ることができる。このグラフだと自動開始ジョブ名も調べられる
◎ 基準化された CPU の使用率
29.ジョブまたはタスクごとのCPU使用率の二行目「基準化されたCPUの使用率」を参照
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
39 | CPU > Active Jobs | ステータス別事前開始ジョブのCPU使用率 | インターバルごとの事前ジョブの数を示すチャート。バーはジョブのアクティビティステータスで分割されます。CPU 使用率もこのチャートに含まれます。事前開始 ジョブのジョブ別 CPU 使用率のみを表示するチャート。ジョブは、最大の貢献者によってランク付けされます。このチャートを使用して、さらに詳細な調査のために貢献者を選択します。 |
事前開始ジョブのCPU使用率のうち、動き続けているものや終了したもの、再開したものの内訳で知ることができる。終了したものがCPUを占有していたら終了ジョブを確認したほうがいいかもしれない…?
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
40 | CPU > Active Jobs | ジョブタイプ別CPU使用率 | ジョブの種類ごとに分類された、インターバルごとのアクティブなジョブの数を示すチャート。CPU使用率もこのチャートに含まれています。 |
事前開始ジョブ、バッチジョブなどタイプ別でCPU使用率を知ることができる。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
41 | CPU > Active Jobs | サブタイプ別CPU使用率 | ジョブのサブタイプ別に分類されたインターバルごとのアクティブなジョブ数を示すチャート。CPU使用率もこのチャートに含まれています。ジョブ・タイプ別に分類されたインターバルごとのアクティブ・ジョブ数を示すチャート。CPU使用率もこのチャートに含まれています。 |
バッチジョブ、プリンタドライバージョブ、事前開始ジョブなどのタイプ別にCPU使用率を見ることができる。IBMIの処理が遅いときに見るといいかもしれない。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
42 | CPU > Active Jobs | ステータス別ジョブCPU使用率 | ジョブ・ステータスごとに分類された、インターバルごとのアクティブ・ジョブ数を示すチャート。CPU使用率もこのチャートに含まれています。 |
40.ステータス別事前開始ジョブのCPU使用率から範囲を広げてジョブすべてのCPU使用率をステータス別に見ることができる。こちらの方が使いやすい気はする。
ディスク(クリックで展開)
何がディスク(HDDやSSD)の入出力を多く使用しているかを確認できる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
43 | ディスク > ディスク応答時間 > 詳細 | ディスク入出力の概要 | このグラフは、応答時間が特定の範囲にあったときに発生したI/Oの量によって区分されたディスクI/Oと、平均応答時間および平均サービス時間を示している。 |
応答時間が長い時間、入出力が多い時間を知ることができる。→いつ負荷が多くかかっているのかが分かる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
44 | ディスク > ディスク応答時間 > 詳細 | キャッシュ統計を含むディスク入出力速度の概要 - 詳細 | この図表は、特定範囲の応答時間の場合に発生した入力出力量で区別して、ディスク入出力を示し、同時にキャッシュ統計も示します。 |
・時刻別の入力/出力の処理数
→入力/出力別でディスク負荷時刻がわかる
・キャッシュヒット率
→システムの応答時間への影響がわかる(高いと応答時間短縮)
・キャッシュ:データを一時的な記憶場所に保存すること
・キャッシュオーバーラン:キャッシュされていない書き込み操作
・キャッシュ・ヒット:キャッシュ内のデータを検出する非順次読み取り操作
・応答時間:キュー時間およびサービス時間で構成されている
・キュー時間:待ち行列にいる時間
・サービス時間:ディスクからデータを読み書きする際にシステムが費やす時間
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
45 | ディスク > ディスク応答時間 > 詳細 | ディスク入出力平均応答時間の概要 - 詳細 | この図表は、特定範囲の応答時間の場合に発生した入力出力量で区別して、ディスク平均応答時間を示し、同時に平均応答と平均サービス時間も示します。 |
・各応答時間範囲の入力/出力の平均応答時間
→システム全体のパフォーマンス状態を確認できる
・入力/出力の平均応答時間の推移
→異常値や傾向を把握でき、システムの安定性とパフォーマンスを維持につながる
・ディスク応答時間:ハードディスクドライブ(HDD)やSSDなどのストレージデバイスがデータを読み書きする際に実際に必要な時間であり、ディスク・パス応答時間とディスク装置応答時間で構成され、活動状態と待機状態に分けることができる
良好な応答時間は、2ミリ秒以下(1秒=1000ミリ秒、1ミリ秒=1000マイクロ秒)
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
46 | ディスク > ディスク応答時間 > 詳細 | ディスク入出力合計応答時間の概要 - 詳細 | この図表は、特定範囲の応答時間の場合に発生した入出力量で区分して、ディスク合計応答時間を示し、同時に平均応答時間と平均サービス時間も示します。 |
・各応答時間範囲の入力/出力の合計応答時間
→応答時間が長い場合、原因が入出力にあるのかを判断できる
・入力/出力の平均応答時間の推移
→異常値や傾向を把握でき、システムの安定性とパフォーマンスを維持につながる
・「47ディスク入出力合計サービス時間の概要」と比較することで、応答時間が長い原因がキュー時間にあるのか・サービス時間にあるのかを判断できる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
47 | ディスク > ディスク応答時間 > 詳細 | ディスク入出力合計サービス時間の概要 - 詳細 | この図表は、特定範囲の応答時間の場合に発生した入出力量で区分して、ディスク合計サービス時間を示し、同時に平均応答時間と平均サービス時間も示します。 |
・各応答時間範囲の入力/出力の合計サービス時間
→ディスクの性能が限界に達していないかの確認ができる(容量や速度)
・入力/出力の平均サービス時間の推移
→ディスクの性能を確認できる
・「46ディスク入出力合計応答時間の概要」と比較することで、応答時間が長い原因がキュー時間にあるのか・サービス時間にあるのかを判断できる
・サービス時間:入出力の待ち時間と入出力の実行時間で構成されている
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
48 | ディスク > ディスク応答時間 | ディスク入出力速度の概要 | この図表は、特定範囲の応答時間の場合に発生した入出力量で区分して、ディスク入出力を示し、同時に平均応答時間と平均サービス時間も示します。 |
・時刻別の入出力の処理数
→ディスク負荷時刻がわかる
・入出力の平均応答時間の推移
→異常値や傾向を把握でき、システムの安定性とパフォーマンスを維持につながる
・入出力の平均サービス時間の推移
→ディスクの性能を確認できる
・1秒あたりのディスク入出力数=IOPS(Input/OutputOperationsPerSecond)が多いほど性能が良い
・ストレージ:データをしまっておく箱
・ディスク:円盤状の記憶媒体
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
49 | ディスク > ディスク応答時間 | キャッシュ統計を含むディスク入出力速度の概要 | この図表は、特定範囲の応答時間の場合に発生した入出力量で区分して、ディスク入出力を示し、同時にキャッシュ統計も示します。 |
・時刻別の入出力の処理数
→ディスク負荷時刻がわかる
・キャッシュヒット率
→システムの応答時間への影響がわかる(高いと応答時間短縮)
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
50 | ディスク > ディスク応答時間 | ディスク入出力平均応答時間の概要 | この図表は、特定範囲の応答時間の場合に発生した入出力量で区分して、ディスク平均応答時間を示し、同時に平均応答時間と平均サービス時間も示します。 |
・各応答時間範囲の入出力の平均応答時間
→システム全体のパフォーマンス状態を確認できる応答時間が長い場合、原因が入出力にあるのかを判断できる
・入出力の平均応答時間の推移
→異常値や傾向を把握でき、システムの安定性とパフォーマンスを維持につながる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
51 | ディスク > ディスク応答時間 | ディスク入出力合計応答時間の概要 | この図表は、特定範囲の応答時間の場合に発生した入出力量で区分して、ディスク合計応答時間を示し、同時に平均応答時間と平均サービス時間も示します。 |
・各応答時間範囲の入出力の合計応答時間
→応答時間が長い場合、原因が入出力にあるのかを判断できる
・入出力の平均応答時間の推移
→異常値や傾向を把握でき、システムの安定性とパフォーマンスの維持につながる
・「52ディスク入出力合計サービス時間の概要」と比較することで、応答時間が長い原因がキュー時間にあるのか・サービス時間にあるのかを判断できる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
52 | ディスク > ディスク応答時間 | ディスク入出力合計サービス時間の概要 | この図表は、特定範囲の応答時間の場合に発生した入出力量で区分して、ディスク合計サービス時間を示し、同時に平均応答時間と平均サービス時間も示します。 |
・各応答時間範囲の入出力の合計サービス時間
→ディスクの性能が限界に達していないかを確認できる(容量や速度)
・入出力の平均サービス時間の推移
→ディスクの性能を確認できる
・「51ディスク入出力合計応答時間の概要」と比較することで、応答時間が長い原因がキュー時間にあるのか・サービス時間にあるのかを判断できる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
53 | ディスク | ディスク読み取りおよび書き込みの詳細 | このパースペクティブにはディスク記憶システムの間隔測定値が含まれています |
◎ Performance Data Investigator IBM i モデル DSS(表)
ディスクの性能をまとめて情報を確認する事ができる
・フィルターを作成し、必要情報のみの閲覧ができる
◎ (グラフ)読み取り/書き込み速度と応答時間"
時刻別の1秒当たりの入出力操作数
→ストレージデバイスのパフォーマンスを確認でき、高いほど良い
・時刻別の1秒当たりのコマンド操作数
→システムの負荷が集中しているか確認できる
・入力/出力応答時間の推移
→異常値や傾向を把握でき、システムの安定性とパフォーマンスを維持につながる
・ディスクへ入出力数と応答時間の関係は基本的に入出力が多いほど応答時間は長くなる
◎ (グラフ)読み取り/書き込み転送のサイズと速度"
1秒当たりの転送メガバイト数
→どの時刻に合計転送バイト数が多いかを把握でき、ネットワークやディスクの性能が低下していないかを確認できる
・入力/出力の転送サイズの推移
→異常な変化を検知することで、ネットワークの障害や不正アクセスなどの問題点発見につながる
・転送サイズ:ファイルやデータを送信する際の容量のこと
・転送速度:1秒間に何メガバイトの情報を転送できるかを表す
・総転送時間:コネクション作成時間+データ転送時間で構成されている
転送サイズが大きいと転送速度が下がり、転送サイズが小さいと転送速度が上がる傾向にある
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
54 | ディスク | システム・ディスク・プールのディスクの概要 | システム・ディスク・プールの平均応答時間、平均サービス時間、平均待機時間、およびディスク・ビジーのパーセントを時系列で示す図表。 |
◎ 平均応答時間とディスク・ビジーのパーセント
・ディスクプールの平均応答時間
→ディスクプールの構成が適切で性能低下していないかの確認ができる
・ディスクビジー率
→I/O待ち時間やディスクのオーバーヘッドの有無を確認できる
・ディスクプール:システム上のディスク装置のグループのソフトウェア定義(ASP)のことで、多数のディスク装置が接続されていることがあるがシステムにとっては、それらは単一のディスク記憶装置に見える
・ディスク・ビジー:全体時間に対してディスクがデータを読み書きするのに忙しい時間の割合
ビジー率が30%を超えると、システムがI/O制限になっている可能性が高く、80%を超えると、システムが過負荷になっている可能性が高い
◎ 平均サービス時間と平均待機時間
・ディスクプールの平均サービス時間
→システム全体のI/O処理のボトルネックを把握するのに役立つ
・ディスクプールの平均待機時間
→ディスクプールの使用率が高くなっていないかの確認ができる
・ディスクプール待機時間:複数のI/O要求が同時に発生し、そのI/O要求が処理されるまで待つ時間
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
55 | ディスク | ディスク・プールのディスク・スループットの概要 | この図表は、一定期間におけるディスク・プールの 1 秒当たりの読み取り MB、1 秒当たりの書き込み MB、1 秒当たり 1000 単位の入出力コマンド、平均サービス時間、および平均待機時間を示します。 |
・ディスクスループットの平均サービス時間
→ディスクサービス時間と合わせて比較することでパフォーマンス低下の原因を調査できる(ディスクスループットのサービス時間が高く、ディスクサービス時間が低い場合は、ディスクのアクセス速度が遅い可能性がある)
・ディスクスループットの待機時間
→アプリケーションの応答速度が遅くなっていないかを確認できる
・1秒当たりの入出力MB数の平均
→ディスクの処理速度がわかる
・1秒当たりの入出力コマンド数
→ディスクスループットへの入出力処理の要求を1秒間にどれだけ行うかを示し、入出力負荷が高くなっていないかを確認できる
・ディスクスループット:ディスクドライブが一定時間内に転送できるデータ量を示し、スループットが高いほど処理速度が速い
・入出力コマンド:主にファイルの入出力操作や標準入出力のリダイレクトを行うためのコマンド
・スループットの待機時間は処理遅延、待機時間はディスク自体の能力や負荷を示す
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
56 | ディスク | IOP 名別のディスクの概要 | IOP 名別に平均応答時間およびディスク・ビジーのパーセントを示し、最大の貢献要因によりランク付けされた図表。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献要因を選択します。 |
◎ 平均応答時間
・どのIOPがボトルネックになっているのかを特定することでアプリケーションの応答時間の改善につながる
・IOP:CPUに依存せず、コンピュータシステムの入出力制御機能を独立して担当する入出力プロセッサーのこと
・IOPの平均応答時間:入出力処理の待ち時間と入出力処理の実行時間で構成されている
◎ ディスク・ビジーのパーセント
・ディスクを圧迫している原因のIOPを突き止めることができる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
57 | ディスク | アダプター名別のディスクの概要 | アダプターの名前別に平均応答時間およびディスク・ビジーのパーセントを示し、最大の貢献要因によりランク付けされた図表。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献要因を選択します。 |
◎ 平均応答時間
・各アダプターの応答時間を把握することで、リソース不足や構成の最適化を検討できる
・アダプター:管理対象リソースとIBM®SecurityIdentityサーバー間のインターフェースのこと
・アダプターの応答時間:アプリケーションがアダプターに要求を送信してから、アプリケーションが応答を受信するまでの時間
◎ ディスク・ビジーのパーセント
・アダプターが適切に使用されているかがわかり、動作不安定な場合はアダプターが過負荷状態になっていないか、逆にアダプター使用率が低く本来の性能を十分に発揮できていないかの確認ができる
・アダプターのビジー率:アダプターがデータ転送のために使用されている時間の割合
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
58 | ディスク | ディスク・プール別のディスクの概要 | ディスク・プール別に平均応答時間およびディスク・ビジーのパーセントを示し、最大の貢献要因によりランク付けされた図表。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献要因を選択します。 |
◎ 平均応答時間
・ディスクプールへの入出力処理の遅延状況を把握できる
・ディスクプールの応答時間:復数ディスクに分散されたデータに対する読み書きの合計時間
◎ ディスク・ビジーのパーセント
・ディスクプール全体としての入出力性能がボトルネックになっていないかの確認ができる
・ビジー率とCPU使用率を組み合わせることで、システムがI/O制限でパフォーマンスが低下しているのか、CPU制限でパフォーマンスが低下しているのか、あるいはシステム全体が過負荷になっているのかを判断できる
・ディスクプールのビジー率:ディスクへのアクセス要求がある時間の割合
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
59 | ディスク | ディスク装置別のディスクの概要 | ディスク装置別に平均応答時間およびディスク・ビジーのパーセントを示し、最大の貢献要因によりランク付けされた図表。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献要因を選択します。 |
◎ 平均応答時間
・特定のディスク装置がボトルネックになっているか、あるいは特定のディスク装置へのアクセスが集中しているかを把握できる
・ディスク装置の応答時間:ディスク装置がデータの読み書き要求を受け付け、実際にデータが読み書きされるまでの時間であり、ディスク装置の物理的な性能を示す
・ディスク装置:ディスクを制御し、データの読み書きを司るハードウェアのことでコントローラーやインターフェースなどを含む
◎ ディスク・ビジーのパーセント
・特定のディスク装置が入出力処理のボトルネックになっているかどうかを判断できる
・ディスク装置のビジー率:ディスク装置自体のI/O処理能力や混雑状況が影響する
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
60 | ディスク | ディスク・パス別のディスクの概要 | ディスク・パス別に平均応答時間およびパス・ビジーのパーセントを示し、最大の貢献要因によりランク付けされた図表。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献要因を選択します。 |
◎ 平均応答時間
・ディスク応答時間が遅い場合、ディスクパスに原因があるのかを把握でき、ストレージデバイスやディスクコントローラーの処理速度に問題あると検討を付けられる
・ディスクパス:ストレージプール(物理的なディスクデバイスではなく、論理的なストレージユニット)へのアクセス経路のこと
・ディスク・パス応答時間:ディスクへの入出力要求が送られてから、ディスクがその要求の処理を開始するまでの時間
◎ パス・ビジーのパーセント
・各ディスク・パスIDのビジー率がわかり、特定のディスクパスが入出力処理のボトルネックになっているかを判断できる
・1つのディスクパスが複数の装置を制御することがあるため、ディスク装置ビジー率よりも広い範囲でディスクの利用状況を示す指標となる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
61 | ディスク | IOP 名別のディスクの詳細 | この表は、IOP 名別に詳細なディスク統計とプロパティーを示し、平均応答時間の最大貢献要因によりランク付けされています。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献要因を選択します。 |
・各IOPについて、まとめて情報を確認する事ができる
・フィルターを作成し、必要情報のみの閲覧ができる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
62 | ディスク | アダプター名別のディスクの詳細 | この表は、アダプター名別に詳細なディスク統計とプロパティーを示し、平均応答時間の最大貢献要因によりランク付けされています。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献要因を選択します。 |
・各アダプターの名のディスクについて、まとめて情報を確認する事ができる
・フィルターを作成し、必要情報のみの閲覧ができる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
63 | ディスク | ディスク・プール別のディスクの詳細 | この表は、ディスク・プール別に詳細なディスク統計とプロパティーを示し、平均応答時間の最大貢献要因によりランク付けされています。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献要因を選択します。 |
・各ディスク・プールについて、まとめて情報を確認する事ができる
・フィルターを作成し、必要情報のみの閲覧ができる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
64 | ディスク | ディスク装置別のディスクの詳細 | 一定期間におけるディスク装置の平均応答時間およびディスク・ビジーのパーセントを示す図表。 |
ディスク単位の性能把握、負荷の偏りや異常の検出に使用ディスク・ビジー:ディスク装置が「忙しく動いている時間の割合(%)
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
65 | ディスク | ディスク・パスのディスクの概要 | 一定期間におけるディスク・パスの平均応答時間およびディスク・ビジーのパーセントを示す図表。 |
平均応答時間(I/O要求にかかる時間)
パス・ビジー:I/O処理の通り道がどれだけ使われていたかの割合(%)
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
66 | ディスク | IOPのディスクの詳細 | この表は、一定期間における IOP の詳細なディスク統計とプロパティーを示します。 |
IOP単位の性能監視や障害分析に使用IOP:Input/OutputProcessor(入力出力プロセッサ)ディスクやテープ、通信装置などのI/Oデバイスの制御を専門に行う装置
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
67 | ディスク | アダプターのディスクの詳細 | この表は、一定期間における基本の詳細なディスク統計とプロパティーを示します。 |
各ディスクアダプターに接続されたディスクの状態や容量、使用率を確認でき、障害対応や性能監視に役立つ
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
68 | ディスク | ディスク・プールのディスクの詳細 | この表は、一定期間におけるディスク・プールの詳細なディスク統計とプロパティーを示します。 |
ディスク・プール:複数のディスクをまとめて、1つのグループとして使う仕組み例:ディスク3台あった場合、用途別にグループ化出来るプール1:業務処理用(QSYS)プール2:ユーザーデータ用プール3:バックアップ専用
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
69 | ディスク | ディスク装置のディスクの詳細 | この表は、一定期間におけるディスク装置の詳細なディスク統計とプロパティーを示します。 |
個々のディスク装置の性能・負荷・構成を把握したいときに使用使用率、I/O回数、応答時間などの統計+装置の属性情報等
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
70 | ディスク | ディスク・パスのディスクの詳細 | この表は、一定期間におけるディスク・パスの詳細なディスク統計とプロパティーを示します。 |
ディスクの性能・使用状況・構成を詳細に把握したいときに使用使用率、応答時間、読み書き回数などの統計+ディスクの設定情報
物理ディスク(クリックで展開)
物理的なディスクについての情報を確認できる
実際に搭載されているディスク(HDDやSSD)のパフォーマンスを確認したいときに使用する
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
71 | 物理ディスク入出力 > 基本ビュー | 物理ディスク入出力の概要-基本 | この図表は、ジョブの物理ディスク入出力要求の明細を、1 秒当たりの読み取りおよび書き込み速度別に示します。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるためのフレームを選択します。 |
時間帯ごとのディスクI/O負荷変動を把握したいときに使用ピーク時間や負荷パターンの特定、原因分析の入口になる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
72 | 物理ディスク入出力 > 基本ビュー | ジョブまたはタスク別の物理ディスク入出力-基本 | この図表は、ジョブの物理ディスク入出力 (読み取りおよび書き込み) 要求の明細を 1 当たりの入力出力速度として示します。これは、ジョブまたはタスク別にグループ化され、最大の貢献貢献でランク付けされています。 |
ジョブやタスクごとのディスク負荷を特定し詳細分析したいとき負荷が高い処理単位を特定し掘り下げ分析に活用
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
73 | 物理ディスク入出力 > 基本ビュー | スレッドまたはタスク別の物理ディスク入出力-基本 | この図表は、ジョブの物理ディスク入出力 (読み取りおよび書き込み) 要求の明細を 1 当たりの入出力速度として示します。これは、スレッドまたはタスク別にグループ化され、最大の貢献貢献でランク付け秒数が行われています。 |
ジョブ内の細かい処理単位でディスク負荷を特定したいとき
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
74 | 物理ディスク入出力 > 基本ビュー | 汎用ジョブまたはタスク別の物理ディスク入出力-基本 | この図表は、ジョブの物理ディスク入出力 (読み取りおよび書き込み) 要求の明細を 1 当たりの入出力速度として示します。これは、ジョブ名またはタスク名最初の 6 文字でグループ化され、最大の貢献貢献でランク付けされています。 |
処理系統ごとのディスクI/O負荷をざっくり把握したいとき
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
75 | 物理ディスク入出力 > 基本ビュー | ジョブ・ユーザー・プロファイル別の物理ディスク入出力 - 基本 | この図表は、ジョブの物理ディスク入出力 (読み取りおよび書き込み) 要求の明細を 1 当たりの入出力速度として示します。これは、ジョブ・ユーザー・特別にグループ化され、最大の貢献貢献でランク付けされています。 |
特定のジョブやユーザーごとのディスク負荷を把握し、原因分析に活用
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
76 | 物理ディスク入出力 > 基本ビュー | ジョブの現行ユーザー・正規別の物理ディスク入出力-基本 | この図表は、ジョブの物理ディスク入出力 (読み取りおよび書き込み) 要求の明細を 1 当たりの入出力速度として示します。 |
どのユーザーがディスクI/O負荷を多く出しているか特定したいときに使用
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
77 | 物理ディスク入出力 > 基本ビュー | サブシステム別の物理ディスク入出力-基本 | この図表は、ジョブの物理ディスク入出力 (読み取りおよび書き込み秒) 要求の明細を 1 当たりの入出力速度として示します。これは、サブシステム別にグループ化され、最大の貢献貢献でランク付けされています。 |
IBMiのサブシステム単位でディスク負荷の偏りや問題箇所を特定したいときに使用
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
78 | 物理ディスク入出力 > 基本ビュー | サーバー・タイプ別の物理ディスク入出力-基本 | この図表は、ジョブの物理ディスク入出力 (読み取りおよび書き込み) 要求の明細を 1 当たりの入力出力速度として示します。 これは、サーバー・タイプ別にグループ化され、最大の貢献貢献でランク付けされています。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献グループを選択します。 |
どのサーバータイプがディスクI/Oに大きく影響しているか把握したいときに使用
サーバータイプの例:
・QIBM_SQL
→SQL関連の処理を実行するサーバー機能(データベース操作)
・QIBM_SMTP_SERVER
→IBMi上で動作するメール送信(SMTP)を受け付けるサーバー処理
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
79 | 物理ディスク入出力 > 詳細ビュー | 物理ディスク入出力の概要-詳細 | この図表は、ジョブの物理ディスク入出力要求の明細を、一定期間における 1 秒当たりの同期および非同期の読み取りおよび書き込み速度について時系列で示します。 |
ジョブ単位のディスクI/O負荷を時間の流れで見たいときに使用
同期読み取り/書き込み:ジョブがディスクの読み書きが終わるまで待っている状態の入出力
非同期読み取り/書き込み:ジョブがディスク処理の完了を待たずに次の処理を進めている入出力
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
80 | 物理ディスク入出力 > 詳細ビュー | ジョブまたはタスク別の物理ディスク入出力-詳細 | この図表は、ジョブの同期および非同期の物理ディスク入出力 (読み取りおよび書き込み) 要求の詳細を、1 秒当たりの入出力速度として示します。 これは、ジョブまたはタスク別にグループ化され、最大の貢献貢献によりランク付けされています。 |
ジョブやタスクごとのディスクI/O負荷の高い処理を特定したいときに使用ジョブ内とその中の処理をバランスよく見たいとき
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
81 | 物理ディスク入出力 > 詳細ビュー | スレッドまたはタスク別の物理ディスク入出力-詳細 | この図表は、ジョブの同期および非同期の物理ディスク入出力 (読み取りおよび書き込み) 要求の詳細を、1 秒当たりの入出力速度として示します。 これは、スレッドまたはタスク別にグループ化され、最大の貢献貢献によりランク付けされています。 |
スレッドやタスク単位の細かいI/O負荷を特定したいときに使用スレッド/タスク:ジョブの中で並行して実行される小さな処理単位詳細調査向き(並列処理内の動作を詳しく)
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
82 | 物理ディスク入出力 > 詳細ビュー | 汎用ジョブまたはタスク別の物理ディスク入出力-詳細 | この図表は、ジョブの同期および非同期の物理ディスク入出力 (読み取りおよび書き込み) 要求の明細を 1 秒当たりの入出力速度として示します。これは、ジョブ名またはタスク名最初の 6 文字でグループ化され、最大の貢献貢献によりランク付けされています。 |
ジョブ名やタスク名の「先頭6文字」でまとめて集計
→6文字グループ化によって、同系統の処理がひとまとめに分析しやすくなっている
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
83 | 物理ディスク入出力 > 詳細ビュー | ジョブ・ユーザー・専用の物理ディスク入出力-詳細 | この図表は、ジョブの同期および非同期の物理ディスク入出力 (読み取りおよび書き込み) 要求の明細を 1 秒当たりの入出力速度として示します。これは、ジョブ・ユーザー・適切にグループ化され、最大の貢献貢献でランク付けされています。 |
ディスクI/O負荷の原因ジョブやユーザー特定に使用
全体像把握向き(誰が/どの処理が)
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
84 | 物理ディスク入出力 > 詳細ビュー | ジョブの現行ユーザー・プロファイル別の物理ディスク入出力 - 詳細 | この図表は、ジョブの同期および非同期の物理ディスク入出力 (読み取りおよび書き込み) 要求の明細を 1 秒当たりの入出力速度として示します。これは、ジョブの現行ユーザー・プロファイル別にグループ化され、最大の貢献要因でランク付けされています。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献グループを選択します。 |
現行ユーザープロファイル別にどれだけのディスク入出力を行っているかを把握することが出来る。
過剰に物理ディスクに読み取り、書き込みをしているユーザープロファイルがいないか確認できる。
デフォルトの集計期間は1日。コンテキストで集計期間の変更が可能
・物理ディスクへの入出力(I/O):IBMiシステム上でジョブやプロセスが実際のハードディスク装置に対して行う読み書き操作のことを指す。メモリ上の処理とは異なり、ディスク装置にアクセスしてデータを取得したり保存したりする動作。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
85 | 物理ディスク入出力 > 詳細ビュー | サブシステム別の物理ディスク入出力 - 詳細 | この図表は、ジョブの同期および非同期の物理ディスク入出力 (読み取りおよび書き込み) 要求の明細を 1 秒当たりの入出力速度として示します。これは、サブシステム別にグループ化され、最大の貢献要因でランク付けされています。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献グループを選択します。 |
サブシステム別に1秒当たりに何回データの読み取り、書き込み等を行っているか確認できる
過剰に物理ディスクに読み取り、書き込みをしているサブシステムがいないか確認できる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
86 | 物理ディスク入出力 > 詳細ビュー | サーバー・タイプ別の物理ディスク入出力 - 詳細 | この図表は、ジョブの同期および非同期の物理ディスク入出力 (読み取りおよび書き込み) 要求の明細を 1 秒当たりの入出力速度として示します。これは、サーバー・タイプ別にグループ化され、最大の貢献要因でランク付けされています。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献グループを選択します。 |
サーバータイプ別に1秒当たりに何回データの読み取り、書き込み等を行っているか確認できる
過剰に物理ディスクに読み取り、書き込みをしているサブシステムがいないか確認できる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
87 | 物理ディスク入出力 > 拡張ビュー | 物理ディスク入出力の概要 - 拡張 | この図表は、データベースおよび非データベースの、同期および非同期の、ジョブの物理ディスク入出力 (読み取りおよび書き込み) 要求の明細を、1 秒当たりの速度として時系列で示します。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための時間フレームを選択します。 |
どの時間帯に頻繁に物理ディスクへの出力を行っているか確認できる
79.の情報をさらにDBか非DBかに分けた情報が取得できる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
88 | 物理ディスク入出力 > 拡張ビュー | ジョブまたはタスク別の物理ディスク入出力 - 拡張 | この図表は、データベースおよび非データベースの、同期および非同期の、ジョブの物理ディスク入出力 (読み取りおよび書き込み) 要求の明細を、1 秒当たりの入出力速度として示します。これは、ジョブまたはタスク別にグループ化され、最大の貢献要因でランク付けされています。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献要因を選択します。 |
ジョブまたはタスク別に1秒当たりに何回データの読み取り、書き込み等を行っているか確認できる
80.の情報をさらにDBか非DBかに分けた情報が取得できる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
89 | 物理ディスク入出力 > 拡張ビュー | スレッドまたはタスク別の物理ディスク入出力 - 拡張 | この図表は、データベース、非データベース、同期、および非同期の、ジョブの物理ディスク入出力 (読み取りおよび書き込み) 要求の明細を、1 秒当たりの入出力速度として示します。これは、スレッドまたはタスク別にグループ化され、最大の貢献要因でランク付けされています。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献要因を選択します。 |
スレッドまたはタスク別に1秒当たりに何回データの読み取り、書き込み等を行っているか確認できる
81.の情報をさらにDBか非DBかに分けた情報が取得できる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
90 | 物理ディスク入出力 > 拡張ビュー | 汎用ジョブまたはタスク別の物理ディスク入出力 - 拡張 | この図表は、データベース、非データベース、同期、および非同期の、ジョブの物理ディスク入出力 (読み取りおよび書き込み) 要求の明細を、1 秒当たりの入出力速度として示します。これは、ジョブ名またはタスク名の最初の 6 文字別でグループ化され、最大の貢献要因でランク付けされています。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献グループを選択します。 |
汎用ジョブまたはタスク別に1秒当たりに何回データの読み取り、書き込み等を行っているか確認できる
82.の情報をさらにDBか非DBかに分けた情報が取得できる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
91 | 物理ディスク入出力 > 拡張ビュー | ジョブ・ユーザー・プロファイル別の物理ディスク入出力 - 拡張 | この図表は、データベース、非データベース、同期、および非同期の、ジョブの物理ディスク入出力 (読み取りおよび書き込み) 要求の明細を、1 秒当たりの入出力速度として示します。これは、ジョブ・ユーザー・プロファイル別にグループ化され、最大の貢献要因でランク付けされています。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献グループを選択します。 |
ジョブユーザープロファイル別に1秒当たりに何回データの読み取り、書き込み等を行っているか確認できる
83.の情報をさらにDBか非DBかに分けた情報が取得できる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
92 | 物理ディスク入出力 > 拡張ビュー | ジョブの現行ユーザー・プロファイル別の物理ディスク入出力 - 拡張 | この図表は、データベース、非データベース、同期、および非同期の、ジョブの物理ディスク入出力 (読み取りおよび書き込み) 要求の明細を、1 秒当たりの入出力速度として示します。これは、ジョブの現行ユーザー・プロファイル別にグループ化され、最大の貢献要因でランク付けされています。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献グループを選択します。 |
現行ユーザープロファイル別に1秒当たりに何回データの読み取り、書き込み等を行っているか確認できる
84.の情報をさらにDBか非DBかに分けた情報が取得できる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
93 | 物理ディスク入出力 > 拡張ビュー | サブシステム別の物理ディスク入出力 - 拡張 | この図表は、データベース、非データベース、同期、および非同期の、ジョブの物理ディスク入出力 (読み取りおよび書き込み) 要求の明細を、1 秒当たりの入出力速度として示します。これは、サブシステム別にグループ化され、最大の貢献要因でランク付けされています。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献グループを選択します。 |
サーバータイプ別に1秒当たりに何回データの読み取り、書き込み等を行っているか確認できる
85.の情報をさらにDBか非DBかに分けた情報が取得できる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
94 | 物理ディスク入出力 > 拡張ビュー | サーバー・タイプ別の物理ディスク入出力 - 拡張 | この図表は、データベース、非データベース、同期、および非同期の、ジョブの物理ディスク入出力 (読み取りおよび書き込み) 要求の明細を、1 秒当たりの入出力速度として示します。これは、サーバー・タイプ別にグループ化され、最大の貢献要因でランク付けされています。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献グループを選択します。 |
サーバータイプ別に1秒当たりに何回データの読み取り、書き込み等を行っているか確認できる
86.の情報をさらにDBか非DBかに分けた情報が取得できる
同期ディスク(クリックで展開)
データの書き込みが完了したことをシステムが確認するまで、次の処理に進まないタイプのI/O処理
について、データベース、ジャーナル処理についてよりソフトウェア的動作とディスクの関連性を
見たい場合に使用する
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
95 | 同期ディスク入出力 | 同期ディスク入出力の概要 | この図表は、一定期間において貢献するすべての同期ディスク読み取りおよび書き込みの平均応答時間を示します。 この図表は、測定されたディスク待機時間と回数に基づいて生成されます。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための時間フレームを選択します。 |
トレンドの把握:日付ごとのデータを追跡することで、長期的なトレンドやパターンを見つけることができる。
例えば、特定の曜日や月にディスク入出力が増加する傾向があるかどうかを確認できる。
・異常値の検出:通常の範囲を超える異常なディスク入出力の値を特定することができる。これにより、システムの問題や異常な活動を早期に発見する手助けとなる。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
96 | 同期ディスク入出力 | ジョブまたはタスク別の同期ディスク入出力 | この図表は、統計に貢献するジョブまたはタスクのグループ別に同期ディスク読み取りおよび書き込みの平均応答時間の要約を示します。 これは最大の合計平均応答時間から順番に表示されます。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるためのジョブまたはタスクのグループを選択します。 |
どのジョブが応答に時間が掛かっている(=負荷が大きい)かを一目で判断することが可能
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
97 | 同期ディスク入出力 | スレッドまたはタスク別の同期ディスク入出力 | この図表は、統計に貢献するスレッドまたはタスク別に同期ディスク読み取りおよび書き込みの平均応答時間を要約しています。 これは最大の合計平均応答時間から順番に表示されます。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるためのスレッドまたはタスクを選択します。 |
どのスレッドが応答に時間が掛かっている(=負荷が大きい)かを一目で判断することが可能
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
98 | 同期ディスク入出力 | 汎用ジョブまたはタスク別の同期ディスク入出力 | この図表は、統計に貢献する汎用ジョブまたはタスクのグループ別に同期ディスク読み取りおよび書き込みの平均応答時間の要約を示します。 これは最大の合計平均応答時間から順番に表示されます。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための汎用ジョブまたはタスクのグループを選択します。 |
どの汎用ジョブが応答に時間が掛かっている(=負荷が大きい)かを一目で判断することが可能
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
99 | 同期ディスク入出力 | ジョブ・ユーザー・プロファイル別の同期ディスク入出力 | この図表は、統計に貢献するジョブ・ユーザー・プロファイル・グループ別に同期ディスク読み取りおよび書き込みの平均応答時間の要約を示します。 これは最大の合計平均応答時間から順番に表示されます。 この図表を使用して、ささらに詳しく調べるためのジョブ・ユーザー・プロファイル・グループを選択します。 |
どのジョブ・ユーザー・プロファイルが応答に時間が掛かっている(=負荷が大きい)かを一目で判断することが可能
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
100 | 同期ディスク入出力 | ジョブ現行ユーザー・プロファイル別の同期ディスク入出力 | この図表は、統計に貢献するジョブ現行ユーザー・プロファイル・グループ別に同期ディスク読み取りおよび書き込みの平均応答時間の要約を示します。 これは最大の合計平均応答時間から順番に表示されます。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるためのジョブ現行ユーザー・プロファイル・グループを選択します。 |
どのジョブ現行ユーザー・プロファイルが応答に時間が掛かっている(=負荷が大きい)かを一目で判断することが可能
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
101 | 同期ディスク入出力 | プール別の同期ディスク入出力 | この図表は、統計に貢献するプール・グループ別に同期ディスク読み取りおよび書き込みの平均応答時間の要約を示します。 これは最大の合計平均応答時間から順番に表示されます。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるためのプール・グループを選択します。 |
どのジョブプールが応答に時間が掛かっている(=負荷が大きい)かを一目で判断することが可能
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
102 | 同期ディスク入出力 | サブシステム別の同期ディスク入出力 | この図表は、統計に貢献するサブシステム・グループ別に同期ディスク読み取りおよび書き込みの平均応答時間の要約を示します。 これは最大の合計平均応答時間から順番に表示されます。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるためのサブシステム・グループを選択します。 |
どのサブシステムが応答に時間が掛かっている(=負荷が大きい)かを一目で判断することが可能
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
103 | 同期ディスク入出力 | サーバー・タイプ別の同期ディスク入出力 | この図表は、統計に貢献するサーバー・タイプ・グループ別に同期ディスク読み取りおよび書き込みの平均応答時間の要約を示します。 これは最大の合計平均応答時間から順番に表示されます。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるためのサーバー・タイプ・グループを選択します。 |
どのサブシステムが応答に時間が掛かっている(=負荷が大きい)かを一目で判断することが可能
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
104 | 同期ディスク入出力 | ジョブ優先順位別の同期ディスク入出力 | この図表は、統計に貢献するジョブ優先順位グループ別に同期ディスク読み取りおよび書き込みの平均応答時間の要約を示します。 これは最大の合計平均応答時間から順番に表示されます。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるためのジョブ優先順位グループを選択します。 |
ジョブには優先順位という設定が存在し、001が最優先で処理される(225が一番優先順位が低い)
そのジョブの優先順位別に、同期ディスクの読み込み、書き込みにてどのくらい
時間がかかったかを確認する事ができる
記憶域割り振り(クリックで展開)
メモリやディスクに関係なく、すべての記憶域に関する情報
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
105 | 記憶域割り振り | 記憶域割り振りの概要 | この図表は、選択した収集での、一定期間におけるすべての貢献要因の一時記憶域と永続記憶域の割り振りおよび割り振り解除を示します。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための時間フレームを選択します。 |
一定期間中にどれだけの記憶域(メモリやディスク)が使用され、解放されたか。
どの時間帯に記憶域使用が急増または減少しているか。
問題が発生している時間帯を特定し、その原因を詳しく調べるための手がかりを得ることができる。
記憶域の種類
①一時記憶域
一時的に使用するメモリやディスク領域のこと。プログラムやジョブが実行中に使うデータや一時的な作業結果を保存します。
特徴:
ジョブやスレッドが終了すると、使用されていた一時記憶域は自動的に解放される。
例:プログラムの途中で計算した結果、一時的に必要なデータなど。
②永続記憶域
永続的に保存されるデータやプログラムを格納するディスク領域を指す。
特徴:
データベース、ユーザーが保存したファイル、システム構成情報などが含まれる。
システム再起動後も保持される。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
106 | 記憶域割り振り | 割り振りでソートされたスレッドまたはタスク別の記憶域割り振り/割り振り解除 | この図表は、一時記憶域と永続記憶域の割り振りおよび割り振り解除、およびスレッドまたはタスクが要求した正味フレーム数を示します。 この図表を使用して、スレッドまたはタスクを選択し、その一定期間における一時記憶域統計を表示することができます。 |
◎ 割り振りでソートされたスレッドまたはタスク別の記憶域割り振り/割り振り解除
スレッドやタスクごとに、使用された記憶域の量を集計し、一覧化。
使用量が多い順に並べることで、システム内でリソースを多く消費しているスレッドやタスクを特定できる。
割り振りと割り振り解除の動作を比較することで、「リソースが適切に解放されているか」「どの処理がリソースを大量に使用しているか」を分析する。
・割り振り:スレッドやタスクが、実行中に必要な記憶域(メモリやストレージ)をシステムから確保すること。
・割り振り解除:確保していた記憶域を使用後に解放(システムに返却)すること。
◎ 要求された正味の記憶域でソートされたスレッドまたはタスク別の記憶域割り振り/割り振り解除
スレッドまたはタスクごとの正味の記憶域使用量を確認できる。
どのスレッドやタスクが、最終的にどれだけの記憶域を消費しているかが分かる。
メモリを大量に保持しているタスクを特定し、記憶域の割り振りと解放のバランスを把握する。
正味の記憶域が多いスレッドやタスクは、割り振りは多いが解放が少ない可能性があり、パフォーマンス調査や問題解決の手助けになる。
記憶域を多く消費しているスレッドやタスクを特定し、それらの処理を最適化することで、パフォーマンス向上につなげることができる。
・要求された正味の記憶域:スレッドやタスクがシステムに対して実際にリクエストした記憶域の「正味の量」。
つまり、割り振られた記憶域の総量から、割り振り解除された記憶域を差し引いたもの。
正味の記憶域=これまでに割り振られた量-割り振り解除された量。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
107 | 記憶域割り振り | 一時記憶域割り振りのアカウンティングおよび SQL ステートメント | この図表は、アクティブなジョブと終了したジョブに課金された一時記憶域の量、ユーザー一時記憶域の量、および選択した収集の一定時間においてシステム全体で IBM i オペレーティング・システムがデータベース操作と非データベース操作に使用した一時記憶域の量を示します。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための時間フレームを選択します。 |
◎ 一時記憶域割り振りのアカウンティングおよび SQL ステートメント
①SQLステートメントごとの一時記憶域使用状況
どのSQLステートメントが、一時記憶域を多く消費しているかを特定できます。
例:複雑なJOINやGROUPBYを含むクエリが、大量の一時記憶域を割り振っている。
②パフォーマンスへの影響
一時記憶域の消費が多いSQLステートメントは、システム全体のパフォーマンスに影響を与える可能性があります。
長時間実行されるクエリや、大量のデータを処理するクエリが原因で、他のジョブやスレッドがリソース不足に陥ることがあります。
③問題の特定と最適化
一時記憶域を過剰に割り振っているSQLステートメントを特定し、それを最適化することで、システムの効率を向上させることができます。
例:インデックスの追加、クエリの書き換え、集計処理の見直しなど。
◎ 一時記憶域割り振りのアカウンティングおよびディスク平均応答
①一時記憶域の使用状況
一時記憶域をどのジョブやタスクがどれだけ使用しているかを追跡する。
②ディスクI/Oのパフォーマンス
一時記憶域を使用するジョブやタスクがディスクI/Oを発生させている場合、そのディスクI/Oにかかる平均応答時間を分析します。
応答時間が長い場合、ディスクの速度がボトルネックになっている可能性がある。
・アカウンティング:特定のジョブやタスクがどれだけ一時記憶域を使用したかを記録・追跡することを指す。
・ディスク平均応答:ディスクI/O(データの読み書き)にかかる平均的な時間のこと。
応答時間が短いほどディスクのパフォーマンスが高いことを意味する。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
108 | 記憶域割り振り | 一時記憶域割り振り/割り振り解除の概要 | この図表は、選択した収集での、一定期間におけるすべての貢献要因の一時記憶域の割り振りおよび割り振り解除を示します。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための時間フレームを選択します。 |
一時記憶域がどのように使用されているかの全体像を把握できる。
どれだけの一時記憶域が割り振られたか。どれだけの一時記憶域が割り振り解除されたか。
一時記憶域の使用状況に関するパターンを確認できる。
一時記憶域の使用が増加し続けて解放されない場合、システム負荷やメモリ不足の原因になっている可能性がある。
パフォーマンス問題の特定に役立つ。
特定のジョブやプロセスが大量の一時記憶域を消費している場合、それがボトルネックになっている可能性がある。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
109 | 記憶域割り振り | ジョブまたはタスク別の一時記憶域割り振り割り振り解除 | この図表は、ジョブまたはタスク別の一時記憶域の割り振りおよび割り振り解除を示します。 この図表を使用して、ジョブまたはタスクを選択し、その一定期間における一時記憶域統計を表示することができます。 |
◎ ジョブまたはタスク別の一時記憶域割り振り割り振り解除
IBMiがジョブやプログラムの実行中に必要なメモリを動的に割り当て、ジョブ終了時に自動的に解放する仕組みで、メモリをどれだけ使用したか確認することができる
・一時記憶域:プログラムやジョブが一時的にデータを保持するために使用するメモリ空間。この記憶域は、ジョブが終了すると自動的に解放される。
・割り振り:ジョブやタスクが実行時に必要なメモリを確保すること。
・割り振り解除:ジョブやタスクが終了した際に、使用していたメモリを解放すること。
◎ ジョブまたはタスク別の課金されたピーク時の一時記憶域
ジョブまたはタスクが実行中に使用した一時記憶域の「最大値(ピーク)」を記録し、そのリソース消費を確認することができる。
・「課金された」:ジョブがどの程度のリソースを消費したかを数値化すること
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
110 | 記憶域割り振り | スレッドまたはタスク別の一時記憶域割り振り割り振り解除 | この図表は、スレッドまたはタスク別の一時記憶域の割り振りおよび割り振り解除を示します。 この図表を使用して、スレッドまたはタスクを選択し、その一定期間における一時記憶域統計を表示することができます。 |
◎ スレッドまたはタスク別の一時記憶域割り振り
スレッドやタスクが処理中に、どのタイミングで一時記憶域を確保(割り振り)し、処理終了後に解放(割り振り解除)したかを追跡するもの。
「動的なプロセス」に重点を置いており、メモリの使用頻度や効率性を評価することができる。
・スレッド:スレッドは、ジョブの中でさらに細分化された処理単位
・タスク:タスクはスレッドに近い概念で、ジョブが内部で処理を分けて実行する単位
◎ スレッドまたはタスク別の課金されたピーク時の一時記憶域
スレッドやタスクが実行中に使用した一時記憶域の「最大値(ピーク)」を記録し、そのリソース消費を確認することができる。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
111 | 記憶域割り振り | 汎用ジョブまたはタスク別の一時記憶域割り振り割り振り解除 | この図表は、汎用ジョブまたはタスク別の一時記憶域の割り振りおよび割り振り解除を示します。 この図表を使用して、汎用ジョブまたはタスクを選択し、その一定期間における一時記憶域統計を表示することができます。 |
◎ 汎用ジョブまたはタスク別の一時記憶域割り振り
ジョブやタスクごとに、一時記憶域の使用状況を把握する。
リソース消費が多いジョブやタスクが、システム全体のパフォーマンスに与える影響を評価することができる。
◎ 汎用ジョブまたはタスク別の課金されたピーク時の一時記憶域
ジョブやタスクが、どれだけの一時記憶域を消費したか、ピーク時の使用量を把握できる。
ピーク時の使用量が非常に多いジョブやタスクがあれば、それがシステムリソース不足やパフォーマンス低下の原因となっている可能性がある。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
112 | 記憶域割り振り | ジョブのユーザー・プロファイル別の一時記憶域割り振り割り振り解除 | この図表は、ジョブのユーザー・プロファイル別の一時記憶域の割り振りおよび割り振り解除を示します。 この図表を使用して、ジョブのユーザー・プロファイルを選択し、その一定期間における一時記憶域統計を表示することができます。 |
ユーザープロファイルごとに処理が分かれており、ジョブがテンポラリーストレージを多く使いすぎると、システム全体のパフォーマンスに影響する。そのため、どのユーザーがどのくらい一時的な記憶域を使っているかを監視・分析することで、異常な使い方やリソースの無駄遣いを特定することができる。
・ユーザープロファイル:IBMiのユーザーアカウント。誰がシステムにアクセスしたかを示す単位。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
113 | 記憶域割り振り | ジョブの現行ユーザー・プロファイル別の一時記憶域割り振り割り振り解除 | この図表は、ジョブの現行ユーザー・プロファイル別の一時記憶域の割り振りおよび割り振り解除を示します。 この図表を使用して、ジョブの現行ユーザー・プロファイルを選択し、その一定期間における一時記憶域統計を表示することができます。 |
今動いている各ジョブを、ログインしているユーザーごとに分類して、それぞれがどれだけの一時記憶域を使っているか、一時記憶域を開放したか
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
114 | 記憶域割り振り | サブシステム別の一時記憶域割り振り割り振り解除 | この図表は、サブシステム別の一時記憶域の割り振りおよび割り振り解除を示します。 この図表を使用して、サブシステムを選択し、その一定期間における一時記憶域統計を表示することができます。 |
サブシステム単位で、一時記憶領域をどれだけ使って。解除したか把握する例えば、QBATCHサブシステムが大量に一時記憶域を使っていたら、大量のバッチ処理が原因でディスク使用量が急増している可能性がある。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
115 | 記憶域割り振り | サーバー・タイプ別の一時記憶域割り振り割り振り解除 | この図表は、サーバー・タイプ別の一時記憶域の割り振りおよび割り振り解除を示します。 この図表を使用して、サーバー・タイプを選択し、その一定期間における一時記憶域統計を表示できます。 |
サーバータイプごとに分析することで、例えば「SQLサーバーが異常にメモリを使っている」といった問題を特定する。解放(割り振り解除)が行われていない場合、リークや設定ミスの可能性がある。
メモリー(クリックで展開)
メモリー(IBMではプールとも呼ばれる)のパフォーマンスを確認できる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
116 | メモリー | メモリー・プール・サイズおよび不在率 | 選択された収集の、システム上のすべてのメモリー・プールのメモリー・プール・サイズおよびページ不在率を時系列で示す図表。 この図表で特定のメモリー・プールを選択することによって、さらに詳しく調べることができます。 |
◎ メモリー・プール・サイズおよび不在率 (001 から 004)
メモリー(IBMではプールと呼ばれる)について、システムがどのような使い方をしているか
4つの分類にて確認する事ができる。
*BASEプールが大きく増加している日時がある場合、その時間にメモリーを大幅に利用する処理が動いていると考えられる。
*MACHINE:システムが使用するプール
*BASE:一般的に使用されるプール、バッチ処理などで使用される
*INTERACT:対話型(5250画面を通して人間が操作)にて使用される。バックアップや手動での保管
*SPOOL:スプール(印刷や印刷待ち)処理にて使用される
◎ メモリー・プール・サイズ (すべてのプール)
プール:IBMiはメモリー(プール)の使い方が特殊で、常に100%のメモリを使用可能
な状態にする。そこから「システム用に2GB、バッチ処理や通常処理用に16GB、対話型の為に10GB、スプール(印刷)処理の為に1GBと割り振って特定の処理はいつでも割り振られたプール内なら即利用する事ができる
非常に大きなデータ処理を行う場合、ほかの余っているプールを動的に借りるといった事も可能(頻繁に発生する場合はプールの割り振りが不適切な可能性があるため、設定を変更した方がよいかもしれない)
◎ 不在率 (すべてのプール)
メモリーの不在:処理によっては割り振られたにはないデータを取りに行くケースがある、その場合「ページ不在(プールに今ほしいデータがないためディスクから取りに行く)」というメモリとディスク間での遅延が発生する
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
117 | メモリー | メモリー・プール・アクティビティー・レベル | 選択された収集の、一定期間にわたるシステム上のすべてのメモリー・プールの平均メモリー・アクティビティー・レベル、およびアクティブまたは待機状態から不適格状態への 1 秒当たりの遷移の数を示す図表。 この図表で特定のメモリー・プールを選択することによって、さらに詳しく調べることができます。 |
各メモリープールにおける処理能力(ジョブ数)と、メモリ不足によるディスクアクセスの発生頻度を把握することができる。プール・アクティビティー・レベルの設定:各メモリー・プール(メモリの区画)で、同時にアクティブ(実行可能)なジョブの最大数を設定する不適格遷移数:必要なデータがメモリに存在せず、ディスクから読み込むためにページ・フォールトが発生した回数。
・メモリープール:システム内で管理されるメモリー領域の集合。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
118 | メモリー | DB および非 DB のページ不在数 | 選択された収集の、一定期間にわたるシステム上のすべてのメモリー・プールのデータベースおよび非データベースのページ不在率を示す図表。 この図表で特定のメモリー・プールを選択することによって、さらに詳しく調べることができます。 |
◎ DB および非 DB のページ不在数の概要 (すべてのプール)
DBページ不在数が多い→データベースI/Oが多く、テーブル設計やインデックスの見直しが必要非DBページ不在数が多い→プログラムの処理効率や一時記憶域の使い方に問題がある可能性がある
◎ DB ページ不在 (すべてのプール)
すべてのプールにおける1秒あたりのDB不在の数
◎ 非 DB ページ不在 (すべてのプール)
すべてのプールにおける1秒あたりの非DB不在の数
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
119 | メモリー | プール別のメモリー使用量 | この図表は、一定期間にわたるビューと、選択された収集の最小および最大プール・サイズの集約を含め、メモリー・プール使用量統計を示します。 |
◎ プール別のメモリー使用量
メモリを用途ごとに分割した領域(プール)ごとに、どれだけメモリが割り当てられて、どれだけ使われているかを示す指標。
◎ プール別のピーク・メモリー使用量
プール別の最大のメモリー使用量。ピーク値を見ることで、そのプールが過去にどれだけのメモリーを必要としたかが分かる。
◎ プール別の最小メモリー使用量
各プールには「最小メモリーサイズ」が設定されており、これが「最小メモリー使用量」に相当する。システムが自動でメモリーを調整する場合でも、この最小値未満にはならない。これにより、特定のプールが極端にメモリー不足にならないように調整される。
◎ プール別の使用可能メモリー
プールごとに空きメモリーを把握することで、メモリー不足によるパフォーマンス低下やジョブの待ちを防ぐことができる。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
120 | ページ不在 | ページ不在の概要 | この図表は、一定期間における、すべての貢献要因について、1 秒当たりの入出力処理中障害およびページ不在の率を示します。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための時間フレームを選択します。 |
1秒あたりにどれくらいI/Oエラーや、メモリ不足によるページ不在が発生しているかを示すページ不在:実行中のジョブやプロセスが必要なデータをメモリ上に見つけられず、ディスクから読み込む必要があった状態数が多ければ多いほどメモリではなくディスク遅延が発生しているという事になる
ページ不在(クリックで展開)
メモリーにデータが無かったとき、わざわざディスクからデータを持ってくるような
大容量データを使用するプログラムの場合はここを確認する
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
121 | ページ不在 | ジョブまたはタスク別のページ不在 | この図表は、入出力処理中障害およびページ不在数を 1 秒当たりの入出力速度として示します。これは、ジョブまたはタスク別にグループ化され、最大の貢献要因でランク付けされます。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献要因を選択します。 |
ジョブまたはタスク別にI/Oエラーや、メモリ不足によるページ不在を示す
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
122 | ページ不在 | スレッドまたはタスク別のページ不在 | この図表は、入出力処理中障害およびページ不在を 1 秒あたりの入出力速度で示します。これは、スレッドまたはタスク別にグループ化され、最大の貢献要因でランク付けされます。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献要因を選択します。 |
ページ不在が多いスレッドは、メモリに収まりきらない処理をしていて、性能低下の原因になっている可能性がある。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
123 | ページ不在 | 汎用ジョブまたはタスク別のページ不在 | この図表は、入出力処理中障害およびページ不在数を 1 秒当たりの入出力速度として示します。これは、ジョブまたはタスク名の最初 6 文字別にグループ化され、最大の貢献要因でランク付けされます。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献グループを選択します。 |
汎用ジョブはシステムの共通機能を担うため、全体影響が大きいページ不在が多い場合:メモリ配分が不適切該当ジョブが過剰にリソースを消費している可能性あり
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
124 | ページ不在 | ジョブ・ユーザー・プロファイル別のページ不在 | この図表は、入出力処理中障害およびページ不在数を 1 秒当たりの入出力速度として示します。これは、ジョブ・ユーザー・プロファイル別にグループ化され、最大の貢献要因でランク付けされます。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献グループを選択します。 |
どのユーザーが投入したジョブがページ不在を発生させているかを調査する事ができる
ジョブを投入したユーザー別の情報のため、どのユーザーが投入しているのかを確認することができる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
125 | ページ不在 | ジョブの現行ユーザー・プロファイル別のページ不在 | この図表は、入出力処理中障害およびページ不在数を 1 秒当たりの入出力速度として示します。これは、ジョブの現行ユーザー・プロファイル別にグループ化され、最大の貢献要因でランク付けされます。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献グループを選択します。 |
各ジョブが現在有効なユーザー・プロファイルに基づいてどれだけページ不在を起こしているかを示す。
例えば、QUSERで起動されたが、途中でUSERTEMPに切り替わった場合、切り替え後のユーザー(USERTEMP)で集計されるので、今そのジョブが誰の権限で動いているかを確認する事ができる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
126 | ページ不在 | サブシステム別ページ不在 | この図表は、入出力処理中障害およびページ不在数を 1 秒当たりの入出力速度として示します。これは、サブシステム別にグループ化され、最大の貢献要因でランク付けされます。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献グループを選択します。 |
どのサブシステムがページ不在を発生させているかを調査する事ができる
サブシステム単位のため、ジョブよりおおまかな情報だが全体的にどの処理が発生させているかを確認することができる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
127 | ページ不在 | サーバー・タイプ別のページ不在 | この図表は、入出力処理中障害およびページ不在数を 1 秒当たりの入出力速度として示します。これは、サーバー・タイプ別にグループ化され、最大の貢献要因でランク付けされます。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献グループを選択します。 |
どのサーバー(クライアント・サーバー、ホストサーバー)がページ不在を発生させているかを調査する事ができる
SQLサーバーの処理か、メールサーバーの処理かといった単位で確認することができる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
128 | ページ不在 | プール別のページ不在 | この図表は、入出力処理中障害およびページ不在数を 1 秒当たりの入出力速度として示します。これは、ジョブのメモリー・プール別にグループ化され、最大の貢献要因でランク付けされます。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための貢献グループを選択します。 |
プール別(*MACHINE、*BASE、*INTERACT、*SPOOL)のページ不在情報を確認することができる
プール番号しか書いておらず、どの役割のプールがどの番号かはWRKSYSSTS(システム状況処理)等から確認する必要がある
論理データベース入出力(クリックで展開)
データベースの処理についてのスピードや処理量を確認できる
SQLやDB2を多く使用する場合はよく使うことになると考えられる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
129 | 論理データベース入出力 | 論理データベース入出力の概要 | この図表は、一定期間において統計に貢献する読み取り、書き込み、およびその他のすべての論理データベース入出力要求の明細を 1 秒当たりの入出力速度として示します。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための時間フレームを選択します。 |
論理データベース入出力とは、アプリケーションやSQLなどがデータベースに対して行う読み書き要求の数
多いほどその時間帯についてDBにアクセスして情報のやり取りを多く行っている事がわかる
データベースに対しての入出力のため、ディスクやプールといったハードウェアとは切り離して考える
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
130 | 論理データベース入出力 | ジョブ別の論理データベース入出力 | この図表は、読み取り、書き込み、およびその他のすべての論理データベース入出力要求の明細を 1 秒当たりの入出力率として示します。これは、ジョブ別にグループ化され、最大の貢献要因でランク付けされています。 |
各ジョブがどれだけ論理データベースへの読み書き要求を起こしているかを示す。
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
131 | 論理データベース入出力 | 汎用ジョブ別の論理データベース入出力 | このビューは、ジョブ名の最初の 6 文字別にグループ化された 2 つの図表で構成され、いずれのビューも最大の貢献グループでランク付けされています。 1 つのビューは、トランザクション/秒でトランザクション率を示し、もう 1 方はトランザクションの平均応答時間を示します。 |
「ジョブ名の最初の6文字別にグループ化」とあるようにユーザー独自のジョブではなくIBMi汎用のジョブについて、
各ジョブがどれだけ論理データベースへの読み書き要求を起こしているかを示す。
ユーザーのアプリケーションというより、OSがどのくらい処理しているかの指標になると考えられる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
132 | 論理データベース入出力 | ジョブ・ユーザー・プロファイル別の論理データベース入出力 | この図表は、読み取り、書き込み、およびその他のすべての論理データベース入出力要求の明細を 1 秒当たりの入出力速度として示します。これは、ジョブ・ユーザー・プロファイル別にグループ化され、最大の貢献グループでランク付けされています。 |
どのユーザーが投入したジョブが論理データベースへの読み書きを行っているかを調査する事ができる
ジョブを投入したユーザー別の情報のため、どのユーザーがジョブを投入しているのかを確認することができる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
133 | 論理データベース入出力 | ジョブ現行ユーザー・プロファイル別の論理データベース入出力 | この図表は、読み取り、書き込み、およびその他のすべての論理データベース入出力要求の明細を 1 秒当たりの入出力率として示します。これは、ジョブの現行ユーザー・プロファイル別にグループ化され、最大の貢献グループでランク付けされています。 |
各ジョブが現在有効なユーザー・プロファイルに基づいてどれだけ論理データベースへの読み書きを行っているかを示す。
例えば、QUSERで起動されたが、途中でUSERTEMPに切り替わった場合、切り替え後のユーザー(USERTEMP)で集計されるので、今そのジョブが誰の権限で動いているかを確認する事ができる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
134 | 論理データベース入出力 | サブシステム別の論理データベース入出力 | この図表は、読み取り、書き込み、およびその他のすべての論理データベース入出力要求の明細を 1 秒当たりの入出力率として示します。これは、サブシステム別にグループ化され、最大の貢献グループでランク付けされています。 |
どのサブシステムが論理データベースへの読み書きを行っているかを調査する事ができる
サブシステム単位のため、ジョブよりおおまかな情報だが全体的にどの処理が発生させているかを確認することができる
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
135 | 論理データベース入出力 | サーバー・タイプ別の論理データベース入出力 | この図表は、読み取り、書き込み、およびその他のすべての論理データベース入出力要求の明細を 1 秒当たりの入出力速度として示します。これは、サーバー・タイプ別にグループ化され、最大の貢献グループでランク付けされています。 |
どのサーバー(クライアント・サーバー、ホストサーバー)が論理データベースへの読み書きを行っているかを調査する事ができる
SQLサーバーの処理か、メールサーバーの処理かといった単位で確認することができる
通信(クリックで展開)
イーサネット通信などの通信量、通信速度を確認できる
インターネットが遅いのか、システムが遅いのかの切り分けで多く使う
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
136 | 通信 | イーサネット・プロトコルの概要 | この図表は、システム上のすべてのイーサネット回線について、1 秒当たりの送受信キロバイト数を示します。 |
イーサネット通信を使用してシステムがどのくらい通信を行っているかを示す
どの時間帯に多く通信が発生しているか等の確認が可能
また、イーサネット以外にも「通信」カテゴリーでは非同期回、PPP回線などの通信も情報として手に入れる事ができる
5250ディスプレイ(クリックで展開)
緑色の画面(5250画面)にてユーザーがキーボードを入力したり、実行ボタンを押した
あとの待ち時間等の調査ができる
次の画面に全然いかない!画面の切り替わりが遅いと感じたときに確認する
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
137 | 5250 ディスプレイ・トランザクション | 5250 ディスプレイ・トランザクションの概要 | この図表は、対話式 5250 ディスプレイ・トランザクションの一定期間におけるトランザクション率および平均応答時間を示します。 この図表を使用して、さらに詳しく調べるための時間フレームを選択します。 |
システムを利用していて、どのくらい処理待ちのために画面が固まっているか、そのときに対話形式でどのくらい処理を行っているかを確認する事ができる
・ディスプレイトランザクション:5250画面(緑画面)を利用するユーザーについての情報ユーザーが画面に入力し、EnterキーやFキーを押すことでサーバーにリクエストが送信され、
レスポンス(画面更新)を受ける一連の処理
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
138 | 5251 ディスプレイ・トランザクション | ジョブ別の 5250 ディスプレイ・トランザクション | このビューは、ジョブ別にグループ化された 2 つの図表で構成され、いずれのビューも最大の貢献要因でランク付けされています。 1 つのビューは、トランザクション/秒でトランザクション率を示し、もう 1 方はトランザクションの平均応答時間を示します。 |
◎ 1 秒当たりの 5250 ディスプレイ・トランザクションの数
各ジョブがどれだけ5250を使用して対話型によるデータ処理を行っているかを示す。
◎ 1 秒当たりの 5250 ディスプレイ・トランザクションの数
上記情報の、処理にかかった時間についてを測定期間の平均にて示す
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
139 | 5252 ディスプレイ・トランザクション | 汎用ジョブ別の 5250 ディスプレイ・トランザクション | このビューは、ジョブ名の最初の 6 文字別にグループ化された 2 つの図表で構成され、いずれのビューも最大の貢献グループでランク付けされています。 1 つのビューは、トランザクション/秒でトランザクション率を示し、もう 1 方はトランザクションの平均応答時間を示します。 |
◎ 1 秒当たりの 5250 ディスプレイ・トランザクションの数
「ジョブ名の最初の6文字別にグループ化」とあるようにユーザー独自のジョブではなくIBMi汎用のジョブについて、
各ジョブがどれだけ5250を使用して対話型によるデータ処理を行っているかを示す。
ユーザーのアプリケーションというより、OSがどのくらい処理をしているかの指標になると考えられる
◎ 5250 ディスプレイ・トランザクションの平均応答時間
上記情報の、処理にかかった時間についてを測定期間の平均にて示す
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
140 | 5253 ディスプレイ・トランザクション | ジョブ・ユーザー・プロファイル別の 5250 ディスプレイ・トランザクション | このビューは、ジョブ・ユーザー・プロファイル別にグループ化された 2 つの図表で構成され、いずれのビューも最大の貢献グループでランク付けされています。 1 つのビューは、トランザクション/秒でトランザクション率を示し、もう 1 方はトランザクションの平均応答時間を示します。 |
◎ 1 秒当たりの 5250 ディスプレイ・トランザクションの数
どのユーザーが投入したジョブが5250を使用して対話型によるデータ処理を行っているかを調査する事ができる
ジョブを投入したユーザー別の情報のため、どのユーザーがジョブを投入しているのかを確認することができる
◎ 5250 ディスプレイ・トランザクションの平均応答時間
上記情報の、処理にかかった時間についてを測定期間の平均にて示す
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
141 | 5254 ディスプレイ・トランザクション | ジョブ現行ユーザー・プロファイル別の 5250 ディスプレイ・トランザクション | このビューは、ジョブ現行ユーザー・プロファイル別にグループ化された 2 つの図表で構成され、いずれのビューも最大の貢献グループでランク付けされています。 1 つのビューは、トランザクション/秒でトランザクション率を示し、もう 1 方はトランザクションの平均応答時間を示します。 |
◎ 1 秒当たりの 5250 ディスプレイ・トランザクションの数
各ジョブが現在有効なユーザー・プロファイルに基づいてどれだけ5250を使用して対話型によるデータ処理を行っているかを示す。
例えば、QUSERで起動されたが、途中でUSERTEMPに切り替わった場合、切り替え後のユーザー(USERTEMP)で集計されるので、今そのジョブが誰の権限で動いているかを確認する事ができる
◎ 5250 ディスプレイ・トランザクションの平均応答時間
上記情報の、処理にかかった時間についてを測定期間の平均にて示す
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
142 | 5255 ディスプレイ・トランザクション | サブシステム別の 5250 ディスプレイ・トランザクション | このビューは、サブシステム別にグループ化された 2 つの図表で構成され、いずれのビューも最大の貢献グループでランク付けされています。 1 つのビューは、トランザクション/秒でトランザクション率を示し、もう 1 方はトランザクションの平均応答時間を示します。 |
◎ 1 秒当たりの 5250 ディスプレイ・トランザクションの数
どのサブシステムが5250を使用して対話型によるデータ処理を行っているかを調査する事ができる
サブシステム単位のため、ジョブよりおおまかな情報だが全体的にどの処理が発生させているかを確認することができる"
◎ 5250 ディスプレイ・トランザクションの平均応答時間
上記情報の、処理にかかった時間についてを測定期間の平均にて示す
物理システム(クリックで展開)
一部特殊な設定が必要なため、利用する機会は少ないが、このような機能もあるという事を知ってほしいため
今回調査しました(通常は設定していないため「データがありません」と表示される)
番号 | 分類 | 情報 | IBMの説明 |
---|---|---|---|
143 | 物理システム | 論理区画の概要 | この図表は、システム上のすべての論理区画について、構成データおよび CPU 使用率 (オペレーティング・システム、仮想プロセッサー数、区画メモリー、提供された CPU 時間、使用された上限非制限 CPU 時間など) を示します。 |
論理区画(LPAR)にて分けられている同じマシンの別の区画について、まとめて情報を確認する事ができる。
便利だがこのパフォーマンス・データの収集を使用可能にするためには、HMCまたはIntegratedVirtualizationManager(IVM)の
構成パラメーターを設定する必要がある。
・参考:「IBMiすべての区画のCPU使用率の収集と表示」にて検索
「物理システム」カテゴリーではマシンのパフォーマンスを区画別で分けて横断的な調査が可能
約150種類のパフォーマンス情報を記載いたしました。
また、この情報はV7R5の情報ですが、V7R1の時代からパフォーマンス情報はそこまで変化していないので
10年以上は「あれ、この項目ないぞ?」といった事はないと思います(ありがたや後方互換性を死守するpower system……)
パフォーマンスに関する情報をずらずらと並べましたが、結局有効活用できる情報はどれ?については
基本的に現在何の動作に不満を持っているか、で調べていくと良いです。
・動作が思い→CPUは問題ない?→メモリも問題ない?→ディスクは?→ディスクの使用率が80%以上になっている!
・バッチ処理は正常に動くのに私が使うと全然動かない!→過去の記録を確認→CPUは問題なし、対話型処理が非常に時間がかかっている→メモリの割り振りは……→対話型プールの割り振りがまったく足りていない!
・特定の処理が重い→ジョブ別の使用率を確認→ジョブXXだけすごくCPU使用率を使用している→プログラムを確認したらデータベースに過剰にアクセスしていた!
何が問題か、から少しずつ切り分けを行い、結果どのリソースの影響でパフォーマンスが遅くなっているかを確認する事ができます。
Q&A
・パフォーマンスが全然保管されていない!1か月くらい保管してほしい!
パフォーマンスデータの収集に関する設定を確認しましょう。
IBM Navigator for iの画面から「パフォーマンス」→「収集サービスの構成」にて
パフォーマンスデータに関する設定を変更できます。
色々と設定できる内容がありますが、保管する日数を増やす場合は以下の2項目だけ確認しましょう
「標準データベース保存」
上で紹介したパフォーマンスデータを何日まで遡り見ることができるかを設定できます。
画像には10日とあるため、10日分のグラフを見ることができます
「収集オブジェクトの保存」
パフォーマンスデータのマスターデータが保存されているオブジェクト(*MGTCOL)を何日分保存するかです。
上で色々と紹介したグラフはオブジェクト(*MGTCOL)を展開したデータなので実はこの見ているIBMiでしか見ることができません(ほかのシステムでは見ることができない)
オブジェクト(*MGTCOL)のデータで外部に移動、保存したい場合に使用します。
このパフォーマンスデータを何日保管するかを設定できます。
画像には6日とあるため、6日分のデータを外部に移動、保存できます。
「永続的にする」というチェックはまさに定期的に削除をせず、延々と保管し続けますが
IBMiは「容量がいっぱいだから自動的に停止しよう」といったよけいなおせっかいはせず、いわれたとおりに永遠に保管し続けるため、システム容量が100%を超えるとシステムがハングするため、特別な用事がない限り、「永続的にする」というチェックはしなくて良いです。
保存する日数を設定後、右下の「OK」を押して反映させた後、一度パフォーマンス収集プログラムを
再起動させる必要があります。
「収集プログラムの状況」から停止、開始を行って、再起動させましょう。
当記事の著作権はIBMに帰属します。
詳細はこらちを参照ください。