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Ansible Night in Tokyo 2019.04 レポ

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ブログ枠で参加してきたので簡単ながらレポートを書きます。
聞きながら書いたので雑なところはご勘弁をw :bow_tone1:

メインで以下の3人のトーク!

  • 〜Ansible Roadmap & Ask me anything〜 by Red Hat Inc, Ansible Support Manager, Michelle Perz~

サポートチームのTopの方のミシェルさんのお話です。
東京に来たのは初めてで興奮してますとのことでトークが始まりました笑。

5月末にリリースされるAnsible Tower 3.5の新機能の紹介
・Metrics and Insights
 Ansible Towerの情報をPrometeusなどと連携して監視が出来る
 ユーザのログインやログアウトなど
・外部の認証連携
 Hashcorp VaultやAzure ADなど外部のIdPと連携することが出来る
・inventory pluginの対応
・Anisble Engine 2.8が5月半ばにリリース
 Become Pluginが使える
 WinrmではなくWindowsのSSHが使えるように、SSHで管理できるようになるとか
 Playbook実行後のメッセージが変わる
・Ansible Towerの方向性としてはPlaybookを書かなくても制御できるようにする
・スケールアウトの対応

Q:Ansible Towerの購入するためにどう上司を説得するか?w(AWXはタダでしょ
A:AWXは開発者向け、AWXは動作を保証しています。
 UpgradePathとサポートが付いている。

Q:日本のエンジニアの印象は?
A:コミュニティの活動が活発、日本の客は丁寧に質問をくれる、フィードバックをくれるのはありあたい。NWの自動化の興味が上がっていると感じました。

  • 「 VMwareで作ったIaaSにAnsible Towerを導入した話」by @sky_jokerxx さん

・採用までの流れ
新しい部署誕生→新しいIaaSを作ろう→OpenStack使おう→大人の事情でVMWareへ...→サービスメニューを設計→運用回らなくね?→自動化しないと!

・自動化の目的として以下を達成したい
 ・効率化
 ・品質向上
 ・運用管理
 ・標準化

・ツールに求めたもの
 ・既存のノウハウの活用と拡張性
 ・外部連携(コード管理、WebAPIを持つ、ログの外部出力
 ・エンタープライズのサポート

・自動化ツールの比較
vRO vs Ansible Towerを比較してAnsible Towerを選択

・ユースケース
 ・Anisble Tower + Vmware(NSX) + 物理(ストレージ)

・課題・解決
 ・人材
  教育やAnsibleモジュール作る人、Playbook書く人
 ・モジュールの数が少なかった(2.3当時)
 ・Extra Vars問題
  試験1週間前に発覚(ひえぇぇぇ!)
 ・ディレクトリやファイルのレイアウト問題
 ・CIどうすればいい問題
 ・手作業構築移行問題

・検証中
 ・Anisble Tower と Zabbixの連携
 ・ポータルとAnsible Towerの連携
 ・BCPを実現

・導入してよかったこと
 ・効率化と品質向上ができた
 ・標準化できた
 ・運用に必要な記録が自動で取得できた。
 ・拡張性が高い
 ・サポートに助けてもらえる
 ・コントリビュートできた

@sky_jokerxx さんのBlogはこちら(たまに見ていましたw

  • 「自社クラウドサービスをAnsibleで作った話」by comefigo

・自社クラウドサービスの説明
 Salesforceと連携するサービスをAWS上で展開している

・Anisbleを選んだ理由
 ・業務とシームレスに連携
 ・人件費
 ・オペミス防止
 ・IaC
 ・エージェントレス
 ・学習コストが低い
 ・可用性が高い

・よかった
 ・エージェントレス
 ・学習コストが低い
 ・開発が活発
 ・ベンダーやコミュニティのサポートが熱い
 ・適用範囲が広い

・プラグイン開発が容易
・Vaultによる暗号化
・AWXを利用して連携が容易に
・苦労したところ
 ・変数
 ・エラーハンドリング
・工夫点
 ・DockerイメージビルドはDocker in Docker
 ・環境に応じて変数を切替える
 ・命名規則

LTで以下の5人の方!

  • 「ansible開発の道のり」by Shuang Wangさん!

・Ansibleは利用者でもあり開発者でもある
・VPC作成→EC2作成→セットアップ→サービスインまで
・初めてのCommitはドキュメント修正
・Bug Fixも取り組むように
・新機能の追加
・Let's New Issueを気軽に!

  • 「俺流!Ansible学習ベストプラクティス」by @hiromaaa03 さん!

・自由に作ってこわせる実行環境
・ベストプラクティスに沿った
STEP1
 ansible-playbook
STEP2
手動で構築
STEP3
 手順書の作成
STEP4
 Playbookの作成
・インベントリには変数を書かず、group_varsで
・taskに必ずname
・templateとjinja2を使おう、便利だから

  • 「ネットワークエンジニアが自動化を意識した時にAnsibleがとっつきやすい理由とは!」by chiyomikanさん!

・NWモジュールの充実を受けて使うように
・AnsibleならNWエンジニアでも使えるかもという声
・PythonのアプリだとMVCとかフロントとか覚えることたくさん...orz
・Ansibleならシンプル・パワフル・エージェントレス
・構築、変更、テスト、情報収集をできる

  • 「レガシーなAnsibleを改善していくための手順(仮)」by oCsZ_AmvX2-4さん!

https://speakerdeck.com/t11a22/how-to-improve-the-legacy-ansible

・金沢から来ました
・オンプレの8台を管理しているが100件を超えるChangedなど問題発生
・Playbookとサーバの差分がない、冪等性が担保された状態にしたい
・検証環境、CI環境を整えてリファクタしていく
・実行履歴の保存、SSH接続でAnibleを実行したくないので、AWXを利用する
・ディレクトリ構成をベストプラクティスに

  • 「AWSでEC2上にMTAを構築した話」by Y_Ogataさん!

・メール転送エージェントを構築した話
・EC2でMTAを構築するさいのタスク
 EC2作成はTerraform
 メール送信制限解除はブラウザで
 DKIMの公開鍵登録をTerraformでするかAnibleでするか?
 AnsibleでR53のレコード登録
 モジュールがあった!
・AWSのモジュールはたくさん増えた
・Terraformとの(tfstateファイル)使い分けは残課題

以上、簡単なレポートでした。
引き続きAnible使っていこうと思いました :relaxed:

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