WindowsでX Serverを構築したのでメモ.
今回は,Cygwinを用いた.
Cygwinのダウンロード
以下のURLからCygwinのインストーラをダウンロード
https://cygwin.com/install.html
今回のOSは64bitなのでsetup-x86_64.exeをダウンロードした.
Cygwinのインストール
- Choose A Download Source --- とりあえず "Install from Internet".
- Select Root Install Directory --- 特にこだわりがなければデフォルトのままで.
- Select Local Package Directory --- 色々なパッケージがここに入るので,管理のし易いとことに.
- Select Your Internet Connection --- Proxyがあればここで設定.
- Choose A Download Site --- サーバを選択するので,「jp」のドメインの方が早い??
Cygwin パッケージの選択
構築する環境にインストールするパッケージを選択する.
今回必要な,OpenSSHとX Serverは,デフォルトではインストールされないので,自分で設定する.
OpenSSH
Viewを「Category」に変更して,OpenSSH で検索
"Net"の中の「openssh:The OpenSSH server and client programs」のBinをチェック
X11
Categoryの「X11」の "Default" を "Install"に変更する.
あとは,特別なセッティングが必要でなければ,次へに進んでインストールを完了する.
Cygwin XWinの起動
Windowsの「スタート」--> 「すべてのプログラム」 --> 「Cygwin-X」 --> 「XWin Server」でX Serverが起動する.
CygwinからコマンドラインでX Serverを起動したい場合は,Cygwinで
startx
これで,X Serverが起動する.
接続確認
起動したXWinのターミナルで,Ubuntuに接続してみる.
ssh -X -Y -C ユーザ名@クライアントのIPアドレス
オプション
- X --- X Serverでの接続
- Y --- X11 Security拡張機能が無効になるため,動作は軽くなるが,セキュリティが・・・
- C --- 通信データを全て圧縮するため,回線が遅い場合は,設定する方が速くなる.
これで,WindowsからUbuntuにX Serverで接続できた.