ConoHaにShiny Serverを載せる
あらすじ:
意外と安くて決済方法がクレジット不要だったので、ConoHaにubuntu vpsを作ることにしました。ここにShinyを載せます。
ユーザー登録して入金する
他の記事が結構あるみたいなので、必要に応じて参考にしてください。特に迷いませんでした。
しいて言えば、セブンイレブンの人に「支払伝票番号を打ち込んでください」と依頼したのが一番の迷いどころでしょうか。
サーバーインスタンスを作る
ここも特に迷いませんでしたが、iPad+safariで登録しようとしたら何回かエラーになったのであきらめてPCから登録しました。エラーの理由はわかりません。
秘密鍵を作る
いちおうssh通信用の秘密鍵を作ってみます。
様々なインストールをする
色々なサイトから仕入れた情報を使ってインストールします。
https://www.digitalocean.com/community/tutorials/how-to-set-up-r-on-ubuntu-14-04
https://www.digitalocean.com/community/tutorials/how-to-set-up-shiny-server-on-ubuntu-14-04
ターミナル系クライアントアプリでアクセス
ConoHaにはコンソールが用意されていますが、慣れ親しんだターミナルでアクセスします。
ConoHaコントロールパネルでIPを調べて、作った秘密鍵でアクセスします。
(ドメインを取得していればそんなことしなくてもよさそうですが)
Rのインストール
# sh -c 'echo "deb http://cran.rstudio.com/bin/linux/ubuntu trusty/" >> /etc/apt/sources.list'
# gpg --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-key E084DAB9
# gpg -a --export E084DAB9 | sudo apt-key add -
# apt-get update
# apt-get -y install r-base
# R
R version 3.2.2 (2015-08-14) -- "Fire Safety"
Copyright (C) 2015 The R Foundation for Statistical Computing
Platform: x86_64-pc-linux-gnu (64-bit)
結構すんなりと入ってしまうのでちょっとびっくりしますね。
Shiny Serverのインストール
rootでsudoすると怒られますが、あまり気にしません。
# sudo su - -c "R -e \"install.packages('shiny', repos = 'http://cran.rstudio.com/')\""
# apt-get install gdebi-core
# wget -O shiny-server.deb http://download3.rstudio.org/ubuntu-12.04/x86_64/shiny-server-1.3.0.403-amd64.deb
# gdebi shiny-server.deb
この状態で、
http://なんとかかんとか:3838
にアクセスすると、こういう画面が表示されてしまいます。

目ざといあなたは、なにやらエラーが起こっていることに気付いたかもしれませんが、rmarkdownをインストールしていないので仕方がありません。放送事故みたいなものなので無視します。
本当にとりあえずShiny Serverで遊ぶだけであれば、このまま
/opt/shiny-server/sample-apps/
に適当にフォルダを作ってui.rとserver.rを配置すれば、動いてしまいます。
十回足らずのコマンド打ち込みでwebアプリのサーバを立ててしまえるというのは、なかなか便利な世の中になったものだと思います。ちなみにawsを使えばもっと簡単に一年間無料のwebアプリのサーバが作れてしまえますが、信頼の無いあなたにはaws以外のVPS(今回はConoHa)がおすすめです。
ユーザ・サーバ登録の所要時間とコマンドを打ち込む時間を比較すると、前者の方が圧倒的です。
webアプリのサーバを作るための最大の障壁は、クレジットカード番号や支払伝票番号である、ということがよく分かったのでした。ちゃんちゃん。