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【欲しいもの or 儲かるもの】 個人開発したアプリをリリースするまでに考えたこと

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最近、初めて個人開発したアプリをリリースしました。
今回の個人開発を通して考えたことがあったので戒めのためにメモしていきます。
どんな内容のアプリかはこちらに書いたので気になる方は見てみてください。
https://note.mu/iosapp/n/n53f36e1e6a22
注:この記事はポエムです。暇な人だけ読んでください。

個人開発リリースできない問題

個人開発はリリースするまで行くのがとても難しいです。
なぜなら開発するモチベーションを維持するのが難しく、完成に至らないからです。

開発を始めるときはワクワクしていたはずなのに、なぜモチベーションを維持することができないのでしょうか。
それを突き止めるにはまず最初のモチベーションはどこからきたのか、
つまり、なぜ個人開発をしたくなるのか ということをはっきりさせるべきでしょう。

個人開発をしたくなる理由

エンジニアが個人開発をしたい理由は大きく分けて2つあると思います。

  • なんか作ってリリースしたい!
  • お金を儲けたい!

エンジニアの皆さんは分かっていただけると思います。
なんか作りたい!! という漠然とした気持ち。

普段開発してお給料をもらっているので、
**せっかく作るんだからお金を儲けたい!!**とも思いますよね。

つまりこの2つを満たすものを作りたいわけです!!



そうです。
察しのいい皆さんならもうわかると思いますが、
この2つの理由を満たすことがとても難しいのです。

なんか作ってリリースしたい!

これを満たすのはさほど難しくありません。
自分の欲しいもの を作ればいいのです。
お金を儲けるためのビジネスモデルなんて考える必要がないので、とにかく自分の欲しいものを作ってリリースすればいいです。
自分がそれを欲しいと思っている間はモチベーションが落ちないのでドンドン開発できます。
非常にシンプルで、挫折しずらいです。

お金を儲けたい!

これは難しいです。
お金を儲けられるものというのは 他人の欲しいものです。
つまり、お金を儲けるためには他人の欲しいものを予想して作る必要があるということです。
個人開発なら資金はほぼないので大きくマーケティング施策を打ったりすることが難しいので、
圧倒的にセンスのあるものを作る必要があるということです。

これだけでもめちゃくちゃ難しいですが、
まだ問題があります。

得てして他人の欲しいもの自分の欲しいものと一致しないという問題です。
『俺はいらないけど、こんな感じのあったら喜ぶ人多いんじゃね??』みたいなアイデアばっかり生まれるということです。

自分が欲しいわけではないものを長い時間かけて開発するのは苦行です。
しかも、他人の欲しいものをただ予想して作っているだけなので
本当に他人が欲しいと思ってくれるのかも保証がありません。

個人開発のジレンマ

  • 自分の欲しいものを作りたいけど、それじゃ売れない。
  • 売れるものを作りたいけど、それじゃつまらないし、不安が大きくてしんどい。

とんでもないジレンマですよね。

じゃあお前はどうやってリリースしたの??

この問題にぶち当たった僕は、自分の欲しいものを作るということに注力しました。
売れなくてもいい!!とにかくリリースしたいんじゃ!!!という気持ちで儲けることを諦めました。
僕の場合は良くも悪くもビジネスの経験も才能も知識もなかったので、自分の欲しいものを作るということに集中できました。

【欲しいもの or 儲かるもの】 どっちを作るべきなんだろう??

この問いに対する僕の答えは、自分が本当に求めていることがどっちか見つけるべきだということです。
僕のように
「とにかく個人開発がしたい!」という方は「自分の欲しいもの」を作るべきで、
「がっつり稼ぎたい!」という方は「売れるもの」を作ることにフォーカスするべきだと思いました。
こう見るとすごく当たり前のことですね。
しかし、目を背けがちなことです。

まとめ

  • 欲しいものを開発してリリースするのは比較的簡単だけど、(ほとんど)売れるものにならない
  • 儲かるものを開発してリリースするのはべらぼうに難しいけど、売れる可能性がある。

自分はがっつり稼ぐんだ!という強い意志を持っている方は売れそうなものを考えることもありだと思いますが、
多くの人が挫折している修羅の道です。
それでもどうせ開発するなら売れそうなものが作りたい!
これもよくわかります。お金にならない自分が欲しいだけのものをせっせと開発するのは時間の無駄に感じる方もいるでしょう。
そういった方は、周りを巻き込んで個人ではなくチームで開発するのもありだと思います。
自分が折れそうな時に仲間に支えてもらえる環境は修羅の道を歩むのに有効な手段だと思います。

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