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【Gemini×Claude Code】画面録画からマニュアルを作ってもらう方法

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Last updated at Posted at 2026-01-22

クライアント向けのマニュアル作成、時間がかかりすぎていませんか?

「操作手順を説明するマニュアルを作らないといけないけど、スクリーンショットを撮って、トリミングして、説明文を書いて...」という作業めんどくさいですよね。

この記事では、操作動画を録画して → Google AI Studio(Gemini)、Claude Code を組み合わせた「動画ベースのマニュアル自動生成」のワークフローを解説します。

このワークフローは以下のようなケースで特に有効です。

  • クライアント向けの操作マニュアル
  • 社内向けのシステム操作手順書
  • SaaSツールの使い方ガイド
  • Webアプリケーションのヘルプドキュメント

ワークフローの全体像

今回構築したワークフローは以下の4ステップです。

|ステップ|ツール|作業内容|
|1|QuickTime / OBS|操作を画面録画|
|2|Gemini(Google AI Studio)|タイムスタンプ抽出|
|3|Claude Code|マニュアル生成|

約15〜20分で、10ページ程度のマニュアルが完成します。

ステップ1:画面録画

使用ツール

  • MacなQuickTime Player(標準搭載)
  • WindowsなOBS Studio(無料)

5分以内に収める

Geminiの無料枠では、長すぎる動画は処理できない場合があります。複雑な操作は複数の動画に分割しましょう。

ステップ2:Geminiでタイムスタンプ抽出

Google AI Studioではなく通常のGeminiを使う

最初はGoogle AI Studio(aistudio.google.com)を試しましたが、動画アップロード時に「Token count failed」エラーが発生しました。

通常のGemini(gemini.google.com)の方が動画アップロードの制限が緩いため、こちらを使用します。

プロンプトの例

Geminiに動画をアップロードした後、以下のようなプロンプトを入力します。

この動画はShopifyの商品バリエーション設定の操作手順です。

以下の形式で、操作手順とスクリーンショット用のタイムスタンプを抽出してください。

## 出力形式

### ステップN: [操作の概要]

- タイムスタンプ: MM:SS
- 操作内容: [具体的な操作の説明]
- 画面要素: [クリックするボタンや入力するフィールドの名前]
- トリミング指示: [画面全体 / 中央のダイアログ / 左サイドバー など]

Geminiの出力例

Geminiは以下のような形式で出力してくれます。

# タイムスタンプ情報

このファイルには、Geminiから抽出した操作手順とタイムスタンプを記録します。

## 動画情報

- ファイル名: 画面収録 2026-01-21 13.52.16.mp4
- 長さ: 約4分
- 内容: Shopify商品バリエーションの設定手順(カートリッジタイプ:標準タイプ/高除去タイプ)

---

## 操作手順とタイムスタンプ

### ステップ1: 商品編集画面を開く

- タイムスタンプ: 00:05
- 操作内容: Shopify管理画面にログインし、左メニューから「商品管理」をクリック。バリエーションを追加したい商品を選択して編集画面を開く。
- 画面要素: 左メニュー「商品管理」、商品一覧
- トリミング指示: 左サイドバーと商品一覧

### ステップ2: バリエーションセクションを見つける

- タイムスタンプ: 00:15
- 操作内容: 商品編集画面を下にスクロールし、「バリエーション」セクションを表示。「⊕ サイズや色などのオプションを追加」をクリック。
- 画面要素: 「バリエーション」セクション、「⊕ サイズや色などのオプションを追加」リンク
- トリミング指示: 中央のバリエーションセクション

### ステップ3: オプションの種類を選択

- タイムスタンプ: 00:25
- 操作内容: オプション選択メニューが表示される。プリセット(色、サイズなど)ではなく「カスタムオプションを作成」を選択。
- 画面要素: オプション選択メニュー、「カスタムオプションを作成」
- トリミング指示: 中央のダイアログ

### ステップ4: オプション名と値を入力

- タイムスタンプ: 00:45
- 操作内容: オプション名に「カートリッジタイプ」と入力。オプション値として「標準タイプ」「高除去タイプ」を入力。
- 画面要素: オプション名入力フィールド、オプション値入力フィールド
- トリミング指示: 中央のフォーム

### ステップ5: バリエーションごとの価格を設定

- タイムスタンプ: 01:30
- 操作内容: 生成されたバリエーション一覧で、各バリエーションの価格と在庫数を設定。標準タイプ: ¥2,680、高除去タイプ: ¥2,980。
- 画面要素: バリエーション一覧テーブル、価格入力フィールド、在庫入力フィールド
- トリミング指示: 中央のバリエーション一覧

### ステップ6: メディアセクションに画像をアップロード

- タイムスタンプ: 02:15
- 操作内容: 商品編集画面上部の「メディア」セクションに、各バリエーション用の画像をアップロード。
- 画面要素: 「メディア」セクション、画像アップロードエリア
- トリミング指示: 上部のメディアセクション

### ステップ7: バリエーションに画像を紐付け

- タイムスタンプ: 02:45
- 操作内容: バリエーション一覧で、各行の画像アイコンをクリックし、該当する画像を選択して紐付ける。
- 画面要素: バリエーション行の画像アイコン、画像選択ダイアログ
- トリミング指示: 中央のバリエーション一覧と画像選択ダイアログ

### ステップ8: 保存

- タイムスタンプ: 03:15
- 操作内容: 設定が完了したら、右上の「保存」ボタンをクリックして保存。
- 画面要素: 右上の「保存」ボタン
- トリミング指示: 右上のボタンエリア

### ステップ9: フロントエンドで動作確認

- タイムスタンプ: 03:30
- 操作内容: 実際の商品ページでバリエーションが正しく表示されているか確認。オプション選択ボタン、価格変更、画像切り替えを確認。
- 画面要素: フロントエンドの商品ページ、オプション選択ボタン
- トリミング指示: 画面全体(フロントエンド)

---

## 注意事項

- タイムスタンプは推測値です。実際の動画と照らし合わせて調整してください。
- ffmpegで抽出後、画像が操作と一致しない場合は前後数秒で再抽出してください。

## 調整用コマンド例

```bash
# タイムスタンプを微調整したい場合
ffmpeg -i video/画面収録\ 2026-01-21\ 13.52.16.mp4 -ss 00:45 -vframes 1 screenshot/raw/step-04.png

# 前後0.5秒で複数枚抽出
ffmpeg -i video/動画.mp4 -ss 00:44 -vframes 1 screenshot/raw/step-04a.png
ffmpeg -i video/動画.mp4 -ss 00:45 -vframes 1 screenshot/raw/step-04b.png
ffmpeg -i video/動画.mp4 -ss 00:46 -vframes 1 screenshot/raw/step-04c.png
```

注意:Geminiの出力は必ず確認する

Geminiは優秀ですが、たまに勘違いします。

私の場合、「カートリッジタイプ(標準タイプ / 高除去タイプ)」で設定したバリエーションを、Geminiは「サイズ(S / M / L)」と誤認識しました。

Geminiの出力は必ず目視でチェックし、必要に応じて修正してください。

ステップ3:Claude Codeでマニュアル生成

最後に、Claude Codeを使ってマニュアルを自動生成します。

プロジェクト構成

以下のようなフォルダ構成を用意します。

manual-video/
├─ CLAUDE.md           # Claude Codeへの指示
├─ video/              # 録画した動画
├─ screenshot/         # スクリーンショット/Premiereから書き出した静止画
├─ docs/
│   ├─ timestamps.md   # Geminiの出力を貼り付け
│   └─ session-context.md  # プロジェクトの背景情報
└─ output/             # 生成されたマニュアル
│   └─ cropped/        # トリミング後の画像

CLAUDE.mdの内容

CLAUDE.mdには、Claude Codeへの指示を記述します。

# マニュアル生成プロジェクト

## タスク
docs/timestamps.md の情報を元に、screenshot/ の画像を使って
Markdown形式のマニュアルを生成する。

## 処理フロー
1. timestamps.md を読み込む
2. 各ステップの画像をトリミング指示に従って処理
3. 初心者向けのマニュアルを生成
4. output/ に保存

## トリミング指示の解釈
- 「画面全体」→ トリミングなし
- 「中央のダイアログ」→ ダイアログ部分のみ切り出し
- 「左サイドバー」→ 左40%を切り出し

実行コマンド

Claude Codeで以下のように指示します。

動画からマニュアルを生成して

Claude Codeは timestamps.md を読み込み、画像のトリミング、マニュアル本文の生成を自動で行います。

トリミングの自動化

Claude Codeは画像を視覚的に分析し、トリミング指示を解釈してくれます。

「中央のダイアログ」という指示に対して、実際にダイアログがどの位置にあるかを画像から判断し、適切な範囲で切り出します。

ただし、判断が難しい場合もあるため、以下の注記を timestamps.md に追加しておくと安心です。

## 注意事項
- タイムスタンプは推測値です。実際の動画と照らし合わせて調整してください。
- ffmpegで抽出後、画像が操作と一致しない場合は前後数秒で再抽出してください。

この注記があることで、Claude Codeは「完璧である必要はない」と理解し、柔軟に対応してくれます。


作成したマニュアルの例

Shopify商品バリエーション設定マニュアル

https://gist.github.com/sarap422/a9c63d7ae8fdb4b2ed4731826d67a2c2

  • ページ数:9ページ
  • 画像枚数:7枚
  • 作成時間:約15分

内容には以下が含まれています。

  • ステップバイステップの手順
  • 各ステップに対応したスクリーンショット
  • 「ポイント」セクションでの補足説明
  • よくある質問(FAQ)
  • 完成イメージの提示

Shopify商品ページ画像追加マニュアル

https://gist.github.com/sarap422/bd6fe8c970d02de38a0632cc1a0d59c6

  • ページ数:10ページ
  • 画像枚数:8枚
  • 作成時間:約15分

「テンプレートとは何か」という前提知識の説明から、セクションのコピー&ペーストなどの便利技まで網羅しています。

まとめ

動画からマニュアルを自動生成するワークフローを紹介しました。
このワークフローを使えば、15〜20分で10ページ程度のマニュアルが完成します。
クライアントワークでマニュアル作成に時間を取られている方は、ぜひ試してみてください。

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