はじめましてのご挨拶
はじめまして!
わたしは普段、商業施設の運営・管理に関わるお仕事をしているsanoyと申します。
取引先の方との商談や会話をしていると、いろいろな商業施設のお話が出るのですが、基本情報をすぐ確認することができずに困ることがあります。
そこで!LINEに施設名やその略称を打ち込むと、Airtableから基本情報が返ってくるBotを作ってみましたので紹介したいと思います!
課題
取引先の方とお話をしていると、
「他の商業施設の売上、テナント構成、新規取組、大型イベント、セール情報」といったホットな話題や情報でよく盛り上がります。
わたしの業界に限らず、皆さんも最新ニュースなどは自然と日常的にインプットしていて、話題に挙がりやすい情報はすぐに会話が弾んでいくと思います。
しかし、わたしはよくこんな場面に出くわします。
「あの施設って、何店舗くらいあるんでしたっけ?」
「あそこってどんなコンセプトで作られたんでしたっけ?」
「いつも凄い道混んでますけど、駐車場広いんでしたっけ?」
このような “基礎情報” って、意外と忘れてしまうことが多いんです。
日本国内だけでなく、時には海外のお話も出てくるので、それを全部覚えていられて、すぐに答えられる人は記憶の鬼か、商業施設大好きな人ですね。
課題の本質
こういった基本情報って実は、
- 公式サイトを開く
- フロアガイドを見る
- PDF資料を探す
といったように複数のステップを踏まないと辿り着かないことが結構あるんですよねえ。積極的にアピールする情報ばかりでは無いので当然かも。
つまり、、、
👉 「知っているはずの情報にすぐアクセスできない」
地味~にこんな問題がありました。
解決へのアプローチ
LINEで施設名を送るだけで、必要な情報が返ってくる仕組みを作る
作ったもの
商業施設情報検索LINE Bot
- 施設名入力 → 即返信
- 略称でも検索可能
- スタンプなども適切に処理
利用した技術とシステム構成
- LINE Messaging API
- Make(シナリオ制御)
- Airtable(データ検索)
作り方
LINE Divelopersに登録してLINE公式アカウントを作成、botにするための設定をした後、Make のシナリオを作ります。
▼ 構成シナリオ

①LINEで送られてきた内容がテキストかそれ以外かで仕訳ける
【テキストの場合】Airtableの「施設名」または「略称」で検索する
【テキスト以外の場合】「文字で施設名を送って」メッセージを返す
②検索された施設名がAirtableにあるか判別する
【該当ありの場合】施設情報を返す
【該当なしの場合】「該当施設がない」メッセージを返す
設計プロセス
(1) 課題だったのは検索の手間でした
今回意識したのは、「アレ~、何でしたっけね?」の時間を無くすこと
(2) どんな要件があるのかな
- 施設で調べる(施設名)
- 曖昧でも分かる(略称対応)
- 即レスポンス
- モバイル前提
(3) なんでこの技術を選んだんだろう
| 技術 | 選定理由 |
|---|---|
| LINE Messaging API | 会話中に片手間で使いたい、が実現できる |
| Make | ノーコードで制御したい |
| Airtable | Googleスプレッドシートは会社支給のPCを使うとセキュリティに引っかかる、、、からの、そこを突破できたこの子をチョイス!(同じような環境の人いるかもしれません、この子いけるかも!) |
データ設計
▼ Airtableの中身
▼ Makeの中身
テキストだったら③でAirtableに紐づけて
テキストじゃなかったら④で「テキストで送れ!」ってツンツンする

⑤と⑥で、商業施設名(略称も含む)か、それ以外かに仕分け作業

商業施設名でヒットしたら、⑦でAirtableの情報を返してあげる
ヒットしない文字だったら、⑧で「商業施設名にしてね」って優しく教えてデレる

出来上がったLINE Botを見てー!
工夫したポイント
(1) 略称検索
- 正式名称「三井ショッピングパークららぽーとTOKYO-BAY」
「船橋ららぽ」や「東京ベイ」でもOK - 正式名称「イオンモール幕張新都心」
「幕張イオン」や「まくはり」でもOK
→ チャチャッと検索を実現
(2) スタンプ対応
- テキスト以外も考慮
- エラー回避
(3) シンプル構成
- Router最小限
- ロジック単純化
学び・気づき
- 情報は「あるか」ではなく「すぐ引けるか」を意識
- ノーコードで痒い所に手が届くツールが作れる
- 先人の皆様も通っていることですが、動かすの単純にたのしかった
まとめ
何もわからないけどやってみよう!からスタートして、なんとか形にすることができたかな~と思います!!
同僚に見せてみたところ、「これ作ったのはすごいね!」と言ってくれました!
じゃあ今度は、この商業施設にはどんなお店が入ってる?とか、
このお店はどこに行けばいいの?とかが分かるといいね、
という話ももらえまして。。。
そうか、たしかに!すぐアクセスできない情報って他にも結構あるかも!
いろいろな人といろいろな話をしている同僚に試してもらって、「アレ何だっけ」の高速アプローチを拡充したいと思いました。
改良案
”基本情報” の定義を拡大する
痒いところに手を届かせるのは、地味な情報をいかに見つけて抑えるか、だと思いました。なので、日々のコミュニケーションで皆の痒い所を見つけるぞ!
情報を自動取得するのってできるかなぁ
今回はAirtableに予め情報を入力したものを用意しました。しょっちゅう変わる訳ではない ”基本情報” だと結構これで大丈夫ですよね!でも、日々改変する情報もキャッチできる機能追加ができたらもっといいかも!
ということで、今後考えていきます!


